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#47


 #47,万能オプション・略して変換機!




 どういうことなんだ!? サーチが聞くと、ニックはすぐに答えた。

「簡単なことですよ。――考えてもみてください。ここ、地球には、ボクたちが普段読んでいるような本よりも〝低レベル〟な内容とはいえ、文化や言葉。地球人がどのような考えを持って動くのか? など、ありとあらゆる内容の本がそこら辺中に置いてあるのですよ? それならば、その内容を略して変換機に読み込ませ、〝物理的干渉のできる映像〟をボクの周りに投影すれば……ほら、このとおり!」

 ニックが言い放った瞬間だった。アミたちの前に現れたのは……あの二創とかいう、リタお姉ちゃんよりも大きな地球人の姿だった。それを見てアミたちは、おお!! と驚きの声を上げる。

「略して変換機でそんなことが……!! すごいすごい!」

「なるほど! その姿はそういうことだったのか! ――そして、あのリタお姉ちゃんをもダマし抜く巧みな話術は、地球の本から学んだことだったと!」

「ええ、そのとおりです! ――おっと! そんなことより、あまりこの姿で長居をすべきではないですね……」

 ヒュン! 突然、ニックは二創の映像を消し、元の姿に戻った。

 ……? いったい、どうしたというのだろう? アミが考えていると、ニックはその、ボサボサ、な頭をかきながら話した。

「――先ほど別れたはずの二創が、突然隣の部屋にいたら怪しまれますからね。森口さんに見られる前に映像は消しておかないと……」

 ……ああ、確かに。リタお姉ちゃんは今現在、二創がニックだとは気がついていない状態にあるのだ。それなのに、ニックの言うとおり見つかって気づかれてしまっては、せっかく成功した〝捕虜救出作戦(※詳しくは登場人物紹介【その11】を見てね!)〟が無意味になってしまう。……捕虜に戻るのはぜひとも遠慮願いたいものだ。

「ま、ボクの方はそんな感じですね。通話機で話した布団などは、後で我々が乗ってきた母艦からここに転送すればいいだけの話ですし……さ! そんなことより早いところこの部屋を片づけて、今日の寝床を確保しましょう! 今後の作戦については、その後でということで!」




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪





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