#46
#46,……えっ!? 〝私たち〟のせいなの!?!
ごっちゃあ……。
――リタお姉ちゃんの指示により、アミたちが隣の部屋に移動すると、そこには……な、何だろう? 何やら、たくさんの物が山積みにされていた。
「……思ったとおり、なのよ~」
と、その中を進み、落ちていた箱を拾い上げたケアが話した。
「他の惑星でもよくある話だけど……あのリタお姉ちゃん、自分の身の周り〝だけ〟はきれいにしておく性格のようね~?」
「身の回り……〝だけ〟? なぜ、〝だけ〟なんだ? きれいにするなら全てきれいにしてしまえばいいのに?」
サーチが聞いた。それにもケアはすぐに答える。
「簡単に言えば、片づけるのが面倒、ということなのよ~。……ほら、自分の回りさえ片づいていればきれいに見えるし~? 誰か友だちを呼んだとしても、使わない部屋にこうやって物を詰め込んでおけば、ジャマにもならないでしょ~? だから、べつにムリして片づけなくてもいいか~。って考えが生まれてしまうのよ~。……もっとも~? そういう〝部類〟の種族がいる星は、大抵は〝破滅〟への道を歩んでしまうことになるんだけどね~?」
「……なるほど。確かに現在のままであれば地球は間違いなく〝破滅〟してしまうことになるな。真に恐れなければならないのは、〝リタお姉ちゃんのような存在〟ということか……おっと! そんなことよりニック。遅くなったが、さっきは助かったぞ。今一度礼を言わせてくれ! ――それと、一応聞いておきたいんだが……あの二創とかいう地球人の姿にはいったいどうやってなったんだ? また何か〝発明品〟を作ったのか?」
「ん? ああ、それなら――」
聞かれたニックは何やら白衣の中を、ごそごそ、探し、〝ソレ〟を取り出してアミたちに見せた。
――ニックが取り出した〝ソレ〟とは……
「何!? それは……〝略して変換機〟ではないか!」
ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




