#42
#42,……ん!?!
「――さ、さて! それじゃあ改めて、自己紹介を始めましょうか!」
――あたしの部屋。
電話番号が書かれたメモをもらった後、全員分のお布団のこととか、学校のこととか、色々聞いてから二創さんと別れ、アパートに戻ってきたあたしは……若干疲れ気味になりつつも、これからいっしょに暮らすことになったみんなにそう言い放った。
「それじゃあまずはお姉ちゃんからね? あたしの名前は、森口 リタ! みんなこれからよろしくね!」
よろしく~! という声と共に、ペチペチ、と盛大(?)かつ、かわいい拍手が巻き起こった。それにつられるように、続けて順番に自己紹介が始まる。
「私はアミ! 〝平和〟の軍隊・地球救出部隊所属・〝隊長〟のアミ! みんな、改めてよろしくね!」
「俺はサーチ。〝平和〟の軍隊・地球救出部隊所属・調査兵団の団長だ。よろしくな」
「ポテンは〝平和〟の軍隊・地球救出部隊所属・超大型兵士なのであります! よろしくお願いしますであります!」
「私はケア、なのよ~。〝平和〟の軍隊・地球救出部隊所属・看護長のケア~。まぁ、とりあえずよろしく、なのよ~」
……な、なんか……みんなやけに小難しい役職を持ってるんだな~。
あはは~……とあたしと同じように、それに一応の拍手を送っていたロタが最後に続いた。
「え……えっと……ち、地球軍! と、特殊……部隊? の! ももも! 森口 ロタっていいます! 皆さんよろしくお願いします!」
……い、妹よ……何も無理に役職をつけなくても…………。
まぁ、いいか。とりあえずこれで全員――
「――ボクは〝平和〟の軍隊・地球救出部隊所属・整備長のニックといいます。よろしく!」
――って! ああ、そうか! ニックくんのことを忘れ…………
「……ん!?!」
ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




