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#34


 #34,そうでした!




「あの……みんなどうしたの?」

 私が聞くと、アミちゃんたちは何やら一か所に集まり、〝大きな〟ひそひそ話しを始めた。

「……ねぇ? どうなってるの、サーチ? ロタの話だと、まるで地球人が〝八~九十歳〟くらいまで生きられればすごい……みたいに聞こえたんだけど?

「それは……すまん。調べてはいない。もう一度言うが、俺が調べたのはあくまでも地球人の生態や、地球そのものの環境についてだからな。骨格や筋肉などは確かに調べたが、さすがに寿命までは……」

「でも、もしも総督代理の話が本当のことなのだとしたら、地球がこんなにも汚染される原因はわかったも同然なのではないでありましょうか?」

「確かにね~? そんなに寿命が短いんだったら……極悪な地球人のことよ~。きっと、未来の〝平和〟なんて考えずに、今ある〝楽〟を追い求めるに違いないわ~」

「それこそ、確かに……でも、どうするの? 確か当初の予定だと、地球人全員を捕まえて、それで〝平和〟の概念を植え付けるっていう話だったけど……植え付けてる間に死んじゃうんじゃない?」

「地球人の人口はおよそ七十億人……他の惑星と比べればそれほどまでに多いというわけではないが……ある程度計画は見直さなくてはならないな。当初の予定では地球人一人一人に概念を植え付ける作戦だったが、それを〝遺伝〟するようにさせて、次に産まれてくる時点ですでに〝平和〟を――」

 ……どうしよう? 何か、ものすごく難しい話を始めちゃったんだけど……これ、どうやって止めればいいのかな? こ……困ったな…………。

「――こ~ら! みんな!」

 いよいよと私が頭を抱えそうになった、その時だった。お姉ちゃんが声を上げた。

「何か色々作戦立ててるみたいだけど、みんなは今、お姉ちゃんの〝捕虜〟なんでしょ? だったらちゃんと、お姉ちゃんの言うことを聞かなくていいのかな~?」

「「「「忘れてた!!」」であります!!」のよ~」




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪





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