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#33

 #33,寿命!




 ――ガンくんは〝十七歳〟。

 そう教えてあげると、お姉ちゃん曰く、宇宙人ごっこをしているらしいアミちゃんたちが、突然固まってしまった。

「え? ……あの……ど、どうしたの?」

 私がそう聞くと、アミちゃんたちは順番に答えた。

「〝十七歳〟って……たった?」「以外に少ないな……」「もっと長く生きているものだと思ったであります!」「まぁ、地球の科学や医学を考えれば、当然と言えば当然なのよ~」

「……えーと…………」

 ……あ! もしかして! ――ポン、と私は手を叩いた。

 アミちゃんたちはたぶん、人間が百歳くらいまで生きられるものだから、それを基準に考えちゃったんだね! だって人間の十七歳なんて、まだ高校生だもん!

 うん、きっとそうだ! そう思った私は、急いで訂正した。

「あ! ……あのね? 実はワンちゃんって、人間より早く歳をとるんだよ? だから十七歳って、あんまり長生きしているようには思えないかもしれないけど……ワンちゃんにとってはね、すっごく長い時間なの!」

「へ~? そうなんだ? それなら納得かな? だって、虫なんかちゃんとゴハンあげててもすぐに死んじゃうし……」

 虫……ま、まぁ、例えは置いておいて、とりあえずはわかってくれたみたい?

 よかったよかった……ほっ。思わず私は胸をなで下ろした。――瞬間だった。ポテンちゃんが聞いてきた。

「それで、総督代理? 結局、ガンくんは地球人の歳に換算すると、いくつなのでありましょうか? 〝千〟とか、〝二千〟とかでありましょうか?」

「せ……千!? さすがにそんなには生きられないよ! せいぜい〝八~九十歳〟くらい……」

「えっ!? 〝たったそれだけ〟!!?」

「え……あ、うん……そうだけど……えっ!??」




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪





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