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#10

 #10,リーチ!




 突然変貌を遂げたリタお姉ちゃん……何やら、「うふ❤ うふふ❤❤❤」という気持ち悪い笑顔で、手を、ワキワキ、させながらアミに迫ってくる。

「こ……こないで!」

 足をガクつかせながらも、アミは必死に後退しながらそう叫んだ。

 ……しかし!!

「だ~いじょ~ぶだよアミちゃん? いっしょにお寝んねしましょうね~❤❤❤」

「ひいぃっっ!!???」

 だ……ダメだ! まるで聞く耳を持っていない!! このままではサーチのようにアミも眠らされて、それで……!!

 くっ! そうされる前に何かないか!? そう思ってアミは辺りを見回すと――近くのテーブルの上。そこに無造作に置かれた〝銃〟をアミは発見した。

 あ、あれはアミが最初に持ってきた銃! ――〝平和〟を掲げるアミたちチャイル人の銃はそれこそ殺傷能力など皆無で、小さな虫一匹殺すことはできないが……しかしそれでも、撃ち込んだ相手の動きを一時的に〝静止〟させることができるのだ! ――あれをリタお姉ちゃんに撃ち込むことができれば……後は何とでもできる!

 だけど……あそこまで捕まらずに行けるか?

 じりり、とアミは木の床を踏みしめ、辺りを注意深く観察する……目の前にはリタお姉ちゃん。右には眠らされたサーチ。銃が置いてあるのはその中間の奥だ。……となれば、道は一つしかない!

「――覚悟~❤」

 その時だった。リタお姉ちゃんが飛びついて――今だ!!

 ばっ! アミはその初撃を見事かわし、そして左に大きく回り込んだ! ――後は二撃目もギリギリで見切ってかわせば…………って、あれ? 〝進めない〟??? 何で……

「――はい、捕まえた❤」

 かわしたと思ったら後ろから……地球人の腕は、アミが考えるよりも遥かに〝長かった〟。




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪





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