表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/97

#8

 #8,地球人の女性が持つ、〝特殊能力〟!




「――はぁっっ!!」


 サーチが大きく手を広げた瞬間だった。

 しゅるん! となんと! アミがどうやっても抜けられなかったリタお姉ちゃんの腕から、サーチは一瞬……本当に一瞬である! 見事、抜け出すことに成功したのだ!!

「「おお~すごーい!!」」

 しゅたっ! と着地にも成功したサーチを見て、アミと、なぜか捕まえることに失敗したリタお姉ちゃんまで、思わず拍手を送ってしまった。

「……ふっ! どうだ? このように、地球人の骨の構造と筋肉の構造はすでに俺の脳内にインプット済みだ。故に、地球人がどんなに抜け出せないように工夫して俺を捕まえようとしたところで、俺を捕まえることなど絶対にできはしないのだ!!」

 す……すごい!! さすがは調査兵団の団長だ! もうそこまで調べ終えているだなんて……アミは一応部隊長を任されている立場だけど、実力ではサーチの方が遥かに上回っているではないか! アミも立場に慢心することなく、見習わなくては!

 うんうん、と腕組みをしてアミが頷いたその時だった。リタお姉ちゃんが声を上げた。

「サーチくんって言ったけ? 今のすごいね! どうやったの? もう一回やって見せて!」

「む? ほほぅ。リベンジというわけだな? ――よかろう! ならば見せてやろう!」

 まぁ、何度やっても無駄だがな? そう呟きつつ、サーチは再び自分からわざと捕まった。

 ではいくぞ! 叫び、サーチはまた大きく手を広げた――瞬間だった。

「む? 待て。……おい地球人。お前の胸に付いている、この〝大きな膨らみ〟は何だ?」

 むにむに、とサーチはそれを触ると、「きゃはは♪」となぜかリタお姉ちゃんは笑った。

「もう、サーチくんのエッチ❤ そこはね、〝おっぱい〟って言うんだよ? ――こうやって、ぎゅ~❤ ってすると、温かくて気持ちいいでしょ? そのために付いてるんだよ?」

「ふむ? 確かに温かくて心地いいが……しかしなぜそれだけのために付い……ぐうzzz」

 ――な……なにぃぃいい!!? サーチが眠らされてしまっただとおぉぉっっっ!!!??




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ