10 冒険者
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こいつはコンテスト狙うための作品のつもりです。
反響が良ければそれ以降も書きます。
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第一章
冒険者
「お、領主殿じゃないですか。今日もてきてくれたんですかい?」
小太り気味の男がいい笑顔を携えてやってきた。
しかし、嫌味な感じはせずカラッとしたいい笑顔だ。
「やぁ、ノーマン!今日は息子が初めて家から出た日でね。ちょうど商隊も来てるしここにお出かけするつもりだったんだ。」
父も顔馴染みなのかにこやかに話している。
「初めまして、エルファン・シュヴァリエ・ゼノンにございます。よろしくお願いします!」
「おぉ!これはこれはご丁寧にどうも、しがない商人のノーマン・エルビスと申します。もしよろしければ、エルファン様に合う大きさの武器をお持ちになってみますか?」
「父様!持つだけ持ってみて良いですか?絶対に危ないことはしませんので!」
父親の方を向いて問いかけると、父は困った顔をしながらもしょうがないなという感じで下ろしてくれた。
その後はノーマンの勧めで子供用にもなりそうな短槍や小盾、短杖を持たせてもらった。それに斧は1本だけドワーフ用の小さい斧があったため、それを握らせてもらった。
これで全武器を解放することはできた。目的達成だな!
「そういえばノーマンさんはどれくらいの頻度でこの村に来てくださってるのですか?」
父との話が終わったであろうタイミングを見計らって話しかける。父は護衛の一人であろう冒険者っぽい人に話しかけられていて対応している。
「そうですねぇ、季節に1回はくる様にしておりますが、半年に一回の時もございますね。そういえばこの前の時は父君に頼まれまして魔導書を1冊仕入れましたが、エリン様がお使いになっておられますでしょう?」
そうか、父はここから手に入れてくれたのか!それで隠しておいて2日前にくれたのかな?
「いえ!僕が練習する様に買ってもらったのですよ!」
「なんと!その歳で魔法を使われるのですか!凄いことにございますな!」
母が言っていた様に子供の時から魔法を使うのは珍しいのだろうな。
「昨日は全種類の魔法を唱えられたのでこれからもっと練習する予定です!」
無詠唱の事は切り札になるかもしれないし無闇矢鱈に見せる事はしない様にしようという配慮で無詠唱の事は言わない。
「そうですか…!未来はきっと魔法爵を頂くことになるかも知れませんねぇ。」
「魔法爵?」
「おっとこれは失礼。お父様は騎士爵をお持ちになっておりますが、魔法を使うもので騎士爵と同等の爵位に魔法爵というものがございます。男爵以上になりますと統一されるので騎士爵の階級のみに魔法爵というものは存在します。」
「なるほど!よくわかりました!ありがとうございます!けど、僕は父様みたいに騎士として頑張りたいと思っています!」
ノーマンが微笑ましい物を見る様に笑みを浮かべてうんうんと頷いている。
「そうですか。頑張ってくださいませ。それに魔法と武器を同時に使う方もごく稀にですがいます。両方とも頑張ってください。」
「はい!」
ノーマンと話していると父が戻ってくる。
「お疲れ様です。父様!人気者なのですね!」
「ああ…冒険者時代の名残だろうな。もう引退したのによく覚えてくれているよ。」
少し嬉しそうに頬を掻いている。
「いやいや、エルファン様、お父君のアルス様はその腕一本で二つ名持ちとなり、爵位まで貰った男として冒険者界隈では憧れなのですよ?」
「おいおい、煽てても何も出ないぞ?もうあの時の様な力はないさ。」
「はっはっはっ、ご謙遜を。」
二人がやり取りをしている中で気になったことがあるので聞いてみる。
「二つ名ですか?何と呼ばれていたのです?」
「黒雷のアルスという名前でしたな。
攻撃に特化した龍神流 剣王
防御に特化した水神流 上級剣士
バランスの取れた剣神流 上級剣士
という才能の塊な上に、龍神流と剣神流に重きを置いた独特の戦い方はまるで雷の様に素早く強いことから黒雷と呼ばれる様になりました。」
「黒っていうのは?」
「それはその時の装備が黒が多かったからだと聞いています。」
「へぇ〜!そうなんだ!教えてくれてありがとう!」
「いえいえ、このくらいでしたら。」
父が恥ずかしそうに顔に手を当てているのを横目にニヤニヤして見つめておく。
「僕も騎士になる前に一度冒険者になって世界を旅してみたいなぁ。」
「おう、それは良いと思うぞ。その前にお前には学院に行ってもらうがな。その間に冒険者もやって、卒業して見聞を広めて、その後俺の後を継ぐなり新しく爵位をもらったりするなり好きな様に生きると良いさ。」
「はい!頑張ります!」
「二人とも〜お待たせー!」
母が帰ってきた事だし俺たちは特に用事もなくなって満足したので家に帰ることにした。
「今日は楽しかったか??」
「はい!色々な武器を見れましたし!お父様の昔の話も聞けましたし!」
「あははは、そうか。まぁ、お前は俺を超えるんだろう?楽しみにしておこう。」
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