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異世界転生したら女になっていました!  作者: しぇいく
最終章

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623/644

【祈り】

 「……」

 「……」


 二人は階段を上がり、やがて屋上へと辿り着いた。


 そこは驚くほど殺風景だった。

 ただの四角い建物の天井――何の装飾もなく、空に晒されたコンクリートの灰色の床。


 __だが、屋上の中央だけ違った。


 「あれは……」


 「はい、あれが【始まりの審判】の儀式場です」


 儀式場――その言葉から思い描くのは荘厳な神殿か、古代の遺跡だろう。

 だが、目の前に広がるのはそれらと正反対。


 虚無の中に、ただ一点だけ__


 「……水?」


 屋上の中央に、直径数メートルはあろうかという水の球体が浮かんでいたのだ。


 その中で静かに眠るように浮いてるアオイ姿が……


 「【生命の泉】から採取した水です。この世にはもう存在しないはずですが……どうやら“神の使徒”の方々が用意してくださったようですね」


 大人のユキは儀式場の前へ歩み寄る。


 「この世にない?」


 「その場所がどこか。私にもわかりません……あ」


 そこでユキの視線が、球体の手前に散らばる灰を捉えた。


 「これは……?」


 「……これは、アビさんです」


 「アビ? 確かお姉ちゃんが倒した魔王……?」


 「はい……」


 ユキはそれ以上何も言わず、水の球体の前に静かに座り込む。

 胸の前で手と手を合わせ、目を閉じた。


 「新しい神には信仰者が必要です……ジュンパクさん、私と一緒に祈ってください」 


 「え?祈る?どうするの?」


 「なんでもいいんです、アバレーであるお正月と言う行事で神社に祈る時みたいな感じで」


 「う、うん」


 二人は並んで祈りを捧げる。



 その時が来るまで____



 ____




 __


 

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