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与作の戦闘スタイルに変更はない。
そして決着も早かった。
ほんの数撃である。
相手はスタンダードなファイターであったのだが。
盾で防御。
でも盾ごと吹き飛ばされていた。
与作は振り回した勢いを殺さずに斧を回転させての次の一撃を放つ。
今度は金属兜が吹き飛んだ。
そこで対戦相手がサレンダー。
降参である。
試合時間は1分間となかった。
間合いを詰める時間の方が長かったと思う。
対戦相手のプレイヤーは涙目だ。
まあ、そうだよな。
完全に与作の斧は殴打武器だ。
斬る、ではない。
断つ、というのも違う。
叩き割る、というのが一番近いと思う。
両手斧はちゃんと刃があるんだろうけどね。
どう見ても質量兵器です。
オレに気がついたようで片手を挙げて挨拶をしてきました。
こっちも片手を挙げて応える。
見事な勝ちっぷりだな。
「キースさんは与作さんとは戦って勝っているんですよね?」
「大会では負けている。対戦でどうにか勝ってるけど、かなり前の話だよ?」
「でもほら、柔能く剛を制す、とも言いますが」
「剛能く柔を断つ、とも言うけどねえ」
「勝つのは難しいですか?」
「試合じゃなかったら逃げるよ」
そうです。
逃げる、という選択肢があれば?
勝てないと分かっているなら、逃げますとも。
まあ逃げるにしても様々な縛りが入ったら戦う事もあるだろうけどね。
撤退戦とか。
凄く難しいと思います、撤退戦。
その逆で逃げる相手に掃討戦とか、やってみたい。
弱っている相手を一方的に屠る可能性が高いのだ。
好き勝手に出来る。
試合はどれも同じ展開というものがない。
短時間で決着するパターンもあるが、それはそれで見事だ。
秒殺は秒殺で見所はちゃんとある。
相手の持ち味を出させずに、勝つ。
理想だ。
「あ、サモナーですよ?」
「ほう」
「対戦に付き合いましたけど、中々個性的なプレイヤーですから」
「知り合いか?」
「ちょっとだけですけど」
「僕は苦手だな」
ヒョードルくんの知り合いか。
どうもヘラクレイオスくんはいい思い出がないようですが。
聞けば対戦でいい所をまるで出せずに敗北したそうな。
それにしても。
サモナー、いたのか。
大会要綱だけを読めば分かる。
サモナーでは、不利だ。
それなのに出場とは。
??? Lv.1
フェンサー 待機中
あれ?
サモナーじゃないようだが。
対戦相手は試合場の対角線に、いる。
でもあれって。
ドワーフじゃね?
??? Lv.8
サモナー 待機中
いや、確かにサモナーだ。
ドワーフでサモナーか。
レア、だよな?
そして装備も異質だ。
全身が革製の鎧兜。
それだけだ。
得物はない。
「キースさんなら気に入ると思います」
「殴りドワーフにして殴りサモナーですからねえ」
「そりゃまた豪快だな」
ついでに対戦相手とのレベル格差も酷い。
相手はフェンサーでレベル1である。
種族レベルにして、7レベル差が果たして埋まるんだろうか?
埋まっちゃったよ!
これは対戦相手でなくともビックリだな!
戦闘ログを思わず見てしまった。
練気法、使ってる。
魔法技能は火魔法と土魔法をセットしてあったようだな。
レベル格差を呪文で埋め、接近戦か。
合理的だ。
対戦相手は防御に秀でている筈のフェンサー。
噛み合わせも良かったのかもしれない。
セットしてある技能の選択が厳しかったのかも?
盾で受けて、メイスで殴る。
スタンダードなスタイルだ。
それだけに接近戦の間合いは互いに文句はなかっただろう。
だが、さすがにドワーフ。
パワーで押し切った。
ダメージも残り3割まで削られてたけどさ。
近接戦闘でHPバーの削り合い、か。
やっぱり豪快です。
ところで。
サモナーって後衛職だよね?
時刻は午前10時40分。
既に4面ある会場では第二回戦も混じり始めていた。
そろそろ、例の半ソロバードの出番かな?
とか思ってたら会場に出てきてます。
ラムダくんともウィスパーで確認しました。
『対戦相手は魔法メインのようですね』
「手の内が少しは判明するかな?」
『距離を置いて戦う事になるのは確実だな』
??? Lv.1
エレメンタル・ソーサラー『土』 待機中
対戦相手だ。
得物は杖。
全身をローブで覆っていて、魔法使いっぽいスタイルだ。
第一回戦とはまるでタイプの異なる相手になる。
さあ、どう戦うのかな?
「これはこれで、アリなんですか?」
「アリだろうな」
ヒョードルくんは呆れ顔だ。
ま、そうなるかな。
終始徹底して、呪歌と呪曲の重ね掛け。
相手のプレイヤーの動きはズルズルと鈍くなっていき、眠ってしまいそうになっているようだ。
これはこれで、興味深いな!
無論、オレなら対抗手段はある。
サイコ・ポッド、それに【耐睡眠】に期待する事になるんだろうな。
でもこの大会ではセット出来る技能には上限があるのだ。
仮にオレが対戦してみたとして、果たして勝てるか?
自信なんてない。
もし、対抗手段があるとしたら、接近戦に早めに持ち込む事だが。
そこはそれ、距離を置いて呪文による火力を重視する魔法使いではその選択肢がなかったようだ。
決着はあっさりとしたものに見える。
『呪歌に呪曲はかなり厄介ですね』
「ああ。MPバーは見たか?」
『はい』
確かに対戦そのものはアッサリと片が付いてしまっている。
だが楽勝と言えるのか?
あの短い対戦時間でMPバーが3割以下になっている。
『効果を上げるためにMPを相当、注ぎ込んだようですね』
「それだけに対抗手段があればMPを無駄遣いさせる選択を強制出来るかもな」
『サイコ・ポッド、ですか』
「確実じゃないけどね」
『メンタルエンチャント・ライトで精神力を上げてレジスト判定確率を上げるのも手ですね』
「そうだな」
それにしても、だ。
この半ソロバード、ソロで行動する事も多いプレイヤーと聞く。
いや、半分はソロで行動しているから半ソロバードなんだけどさ。
まだまだ、色々と手札を持っていそうじゃないかね?
1人で行動するには様々な事を1人で出来ないと探索も攻略も難しい。
その上、PKもやってるとか。
多くの技能を抱えている、と思わないとな。
席を立つ。
無論、隣のラムダくんもだ。
「少し早いけど昼食を済ませて来るよ」
「僕等はもう少し観たらログアウトしちゃいます」
「明日早く、用事がなければ決勝戦まで見たかったんだけどなあ」
ヒョードルくんとヘラクレイオスくんとは観客席で別れた。
第三回戦までの間に昼食を済まよう。
ラムダくんは一時、ログアウトする事になるだろう。
まだまだ、闘技大会は始まったばかりだ。
ラムダくんと差し向かいで昼食を摂る。
隣のテーブルにも5名のプレイヤーが同様に食事を摂っているのだが。
全員、アヴェンジャーである。
その姿は全員、昨日とまるで違う。
1人は朝の段階で見ているけど、やはりオレの【看破】は通じていない。
徹底してます。
『確認しました。目標は町の中の宿屋に入ってログアウトするようですね』
「監視は大丈夫なのか?」
『チームが交代して見張ってますので』
いや、本当に徹底してるな!
オレも魔人相手に追跡、それに待ち伏せはやった事がある。
でもここまで徹底していない。
PKK職も大変だ。
そしてPK職も大変なのだろう。
真似出来そうにないないです。
「じゃあラムダくんも?」
『ええ。短い時間ですがログアウトして来ます』
「ではここで待っていたらいいかな?」
『助かります』
試合会場に行くのもいいが。
ここで待つか。
追加で軽食を頼んでおく。
足元で控えているヴォルフと逢魔、それに両肩のヘリックスと黒曜に闘牛肉を分けてやろう。
啓明は?
実におとなしい。
ナインテイルとは正反対だ。
ま、蜂蜜はあげるんだけどね。
《これまでの行動経験で【看破】がレベルアップしました!》
待っている間、行き交う人々を眺めていたら勝手にレベルアップしてました。
確かに、怪しいのが混じっているんですが。
名前まで確認できたのはNPCだったりするし、戦果になってない。
PKパーティも見掛けた。
シーフ、バンデッド、ブラックソーサラー、ハンターキラー、アサシン、アウトローの6人組だ。
レベルは平均でレベル7って所だろう。
そしてそのパーティを追跡する2つの小集団?
こっちはバウンティハンター2名しか分からなかった。
PKK職が追跡しているんだろう。
昼間であるのに、暗躍する両陣営。
どっちも大変そうだ。
40分後。
見慣れない6人組のプレイヤーがオレの隣の席にいたんですが。
『僕です。ラムダです』
うん?
これはテレパスか?
視線を向けると目礼。
今度はやや若い狩人って感じになっている。
他の5名も以前とは別の姿だ。
ユニオン申請を受けるとウィスパー機能に切り替える。
密談。
だが周囲からは別々の客にしか見えないだろう。
『第三回戦は新練兵場になるみたいです。受付を通過した所まで、追跡して確認しています』
「さすがに中は無理かな?」
『中でギルドを手伝っているPKK職にアプライザーがいます。確認しました』
手抜きなしかよ。
どれだけのPKK職が入り込んでいるんだろう?
怖い世界だ。
ややラムダくん達とは距離を置いて新練兵場に入る。
時刻は?
午後0時20分。
昼食の時間帯なのもあるだろうが、観客席に空きは十分にあるようだ。
既に試合場ではギルド職員が忙しそうに動き回っている。
第三回戦が始まろうとしていた。
試合場は8面ある。
オレとラムダくんともう1名が陣取ったのが新練兵場の中央付近。
真正面には雛壇があり、遠目であるがギルド長と師匠、ジュナさんの姿が見えた。
何やら来客の対応をしているようである。
ラムダくんの仲間達は2名1組になって別れ、試合場を監視するようである。
どこの試合場で半ソロバードの試合があっても最悪動画で保存も出来るからだ。
その半ソロバードの出番はそう待たずに済んだようです。
目の前の試合場、やや左側だ。
十分に近い。
その相手の背中が見えている。
??? Lv.2
エレメンタル・ソーサラー『光』 待機中
得物は?
弓だ。
これは期待したい。
午前中の2試合を見た限り、最も苦戦するであろう武器は?
間違いなく、弓矢だろう。
呪歌に呪曲の効果が顕在化する前に矢の先制があれば?
戦況に大きく影響する筈だ。
呪歌に呪曲も中断させる事だって有り得るのだ。
苦戦するような相手にどう対抗するだろうか?
そこが見物だ。
『弓矢、ですか』
「距離がまるで違うけど【投擲】も有効かもしれないね」
『それでも弓矢の間合いになるまで、呪文を1つ掛ける事は出来ますが』
「だが1つだけ、とも言える。難しい選択になると思うよ?」
注目なのは?
呪文を使うとして、何を選択するのかだ。
第一回戦、第二回戦の様子から考えると、相対的に対戦相手よりも有利な土俵で戦いそうだが。
呪歌に呪曲、かな?
問題は弓矢の射程に入るまでにその効果があるかどうか。
レジストされたら一気に窮地に陥るかもしれない。
だが。
オレの予想は外れたのでした。
得物はフルーレ。
武技を連続で使い、距離を一気に詰めて手数で攻撃してきた。
確かに距離を詰めてしまえば有利は揺るがないだろう。
それでも圧倒的に有利とは言えない。
対戦相手の呪文が間に合っていたからだ。
幻影を作り上げる呪文、イリュージョン。
その幻影に手間取っている間に次の呪文も間に合ったようだ。
幻影で自らの姿を消す呪文、インビジブル・ブラインド。
いい選択だ。
その後は近接戦闘を回避しつつ、矢を撃ち込み続けていく。
半ソロバードはそれでも尚、フルーレを振り回す。
違和感。
確かに、幻影が本物かどうか、見極めたいのならば手数を繰り出して確かめるのはセオリーと思うが。
何故、振り回す?
理性的な行動とは思えない。
対抗できるだけも魔法技能をセットしていないんだろうか?
第一回戦と第二回戦と比べると、まるで別人だ。
せめてフルーレは突いた方がいいと思うのです。
矢が飛んでくる方向へと体を向けて突いたり払ったり。
完全にペースを乱しているようであった。
それに第一回戦のような鋭い突き攻撃は見る影もない。
対戦相手が姿を見せる。
武技を連続で使って距離を詰めに行くのだが、体勢を崩してしまっていた。
違和感。
大きな違和感。
確かに無茶な武技の使い方なんだが。
決着は攻撃呪文でした。
パルスレーザー・バースト。
背後から直撃でした。
その時点で半ソロバードがサレンダー。
アッサリと降参してしまった。
完敗である。
意外だ。
意外なのはその戦い振りだ。
敗北ではない。
第一回戦、第二回戦と見ているからこそ分かる。
同じプレイヤーとは思えないのだ。
気が付いた点は幾つかあった。
『なんか簡単に負けちゃいましたが、どう思います』
「おかしいな」
『今回の個人戦のルールですと縛りが大きいからだと思えますけど』
「構えが違っていたな」
『えっ?』
「フルーレを突く時の腕の伸びも違う。肩が入っていないな」
『そうですか?』
「後で動画で見てみたらいい。それに重心も高いかな?」
『同じにしか見えませんでした』
「武技を使っていない時だが、足の運び方が違ってるな。膝が硬い感じがする」
オレの結論。
同じプレイヤーに見えない。
何か設定を大きく弄ったのかもしれないのだが。
それに驚愕の一瞬があった。
オレの【看破】が通じたようなのだ。
??? Lv.5
ブラックバード/プリンシパルバード 待機中
おお?
一瞬だが、確かに見えた。
ブラックバード、か。
たまたまだったのだろうか?
今はどう目を凝らしてもダメだ。
??? Lv.2
プリンシパルバード 待機中
再度、試してみたらもうこれだよ!
何故【看破】が通じたのかは分からない。
いや、本当に。
「一瞬だがブラックバードとなってたな」
『え?』
「一瞬だが【看破】が効いたようだ。レベルは5だったな」
ラムダくんの表情は?
変わらない。
内心はどうなのかは知らないが。
『どう評価します?』
「第一回戦と第二回戦の印象だと慎重に勝ちを拾いに行く、そんな印象だったんだがなあ」
『だった?』
「今の試合の様子では評価はまるで違う。強いとも上手いとも思えない」
『まさか、操作しているプレイヤーが別なんでしょうか?』
「確証はない。でも別人なら納得できるね」
『そんな、まさか』
長時間、ログインしている。
恐らくは多数の技能を取得している。
固定パーティを組まない。
うん。
怪しいな。
『しかし複数プレイヤーが1つのキャラクターを操作するのは無理がありませんか?』
「そう思うよ?でも先刻の試合の様子を見たら納得かな」
『不正防止措置を潜り抜けてそこまでやるでしょうか?』
「その辺の事情は分からないな」
そうなんだよな。
自分でコツコツと育てるのが楽しいんじゃないの?
まあ人の価値観は様々であるのだし、そういう価値観であってもいいんですが。
理解は出来るけど納得はしない。
強いキャラを最初から与えられても、ねえ?
自前で育てた方が達成感があると思います。
『会場の外に出ました。追跡します』
「じゃあここでお別れか」
『上手く復讐が済んだら別キャラで再会するかもしれませんね』
「そうなると、いいな」
うん。
そうなる事を願いたいものだ。
互いに目礼だけで挨拶を済ませて別れた。
あっさり?
いや、こういうのもいいと思うのだ。
観戦は?
当然、続けます。
次の試合も中々、面白そうだ。
ネタ的にですがね。
なんと格闘家スタイルです。
しかも女性であるらしいな。
顔は拝めないが、スタイルだけで生唾ものだ。
寝技組み手を申し込みたい。
でも残念。
対戦相手には見覚えがある。
左肩に投網。
右手には銛だ。
??? Lv.1
グラップラー 待機中
??? Lv.2
スキッパー 待機中
グラップラーか。
ファイター系の上位職?
最新の統計データで検索してみたが、そんな職業は引っ掛からない。
つい最近、クラスチェンジしたと考えるべきなのだろう。
そしてスキッパー。
検索してみたらフィッシャーマンの上位職であるようだ。
二郎なのか譲二なのか。
それとも宗雄であるのか?
知り合いではない可能性もある。
装備だけで比較しても、格闘家スタイルでは分が悪い気がする。
やっぱりだ。
相性が悪過ぎたようだ。
投網を警戒するのは当然だが、結局は投網の出番がなかった。
牽制のみである。
だが投網は近接戦闘に対する抑止力として十分にその威力を発揮していた、とも言える。
こういう事もあるんだよな。
警戒し過ぎて、結局は自らに敗因を作るパターンだ。
やはりセット出来る技能に縛りがあると難しいな、こりゃ。
「ここ、いいかしら?」
「え?」
いつの間にか周囲に見慣れたプレイヤーが。
マルグリッドさんとサキさん。
その後ろにフィーナさんとミオもいる。
そしてレイナやヘルガ、レン=レン。
いつもの生産職の面々だが、何で女性陣ばかりなのか?
オレの左隣にマルグリッドさんが座る。
そして自然な手つきでオレの足元にいるヴォルフへと手を伸ばした。
撫でる。
撫でまくる。
気持ちいいのか、ヴォルフが目を細めているのですが。
本当に寝てしまいそうだ。
右隣にはフィーナさんが場所を確保した。
そっちには逢魔がいたんだが。
あっさりと場所を譲りましたよ?
しまった。
この位置関係は?
逃げられないんじゃね?
「あちこちで番狂わせが起きてるみたいよ?」
「番狂わせ、ですか?」
「与作が第二回戦で消えてるのよねー」
それはまた。
つか生産職関連で生き残っているのはいるのかな?
先刻のスキッパーは確定なんですが。
「どう?面白い試合はあった?」
「さっきスキッパーが勝ってましたね。その前にプリンシパルバードは負けてましたが」
「あら、出遅れた?」
「フィーナさんの所の生産職ギルドで参加してる他のプレイヤーはどうです?」
「東雲とハンネスが第三回戦を突破してるわね。他は全滅?」
「全滅してない!初級でまだ2名残ってるし!」
フィーナさんも初級までは把握してなかったようだ。
レイナが訂正をする。
「貴方が出場していたらどうだったかしら?」
「仮定は無意味ですけど、かなり厳しいと思いますよ?」
正直に言えば、かなりどころじゃない。
相当、厳しいと思う。
武技を考慮したら外したくない技能は数多い。
特に格闘系。
そうなると魔法技能は大部分を諦めないとダメだろうな。
待て。
計算してみよう。
ステータス値の合計は?
現在、142になるのか。
初級だと技をセット出来るのは8まで。
どうにもならんな。
【投擲】でもセットしますか?
いや、そもそも【召喚魔法】が外せないからダメじゃん!
ならば中級ではどうだろう?
仮組みしてみた。
【召喚魔法】だけで29を消費。
残り79になる。
え?
もう残り79?
続けてみよう。
【高速詠唱】と魔法技能を何か1つ。
仮に【火魔法】にするとして。
【打撃】と【関節技】は欲しいな。
これで残りは?
残りは5か。
後は【投擲】でも付けるか?
いや、これでは殆どの技能が封じられている形だ。
一時的にでも【召喚魔法】が外せるのだとしても、苦しい。
どう考えても苦しい。
【魔法効果拡大】と【魔法範囲拡大】は付けたいな。
うむ。
まるで足りてない!
仮に参加していたら酷い事になりそうだよ!
「いや、厳しいなんてものじゃないですよ、これ」
「個人の戦力差を出来るだけ縮めたいんでしょうけど、極端だと思うわ」
「確かに」
異論はない。
参加してなくて良かった。
純粋に観戦を楽しむだけに留めておいて、本当に良かった。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv29
職業 グランドサモナー(召喚魔法師)Lv15
ボーナスポイント残 20
セットスキル
剣Lv12 両手槍Lv11 馬上槍Lv9 棍棒Lv11 刀Lv11
刺突剣Lv10 捕縄術Lv10 杖Lv21 打撃Lv19 蹴りLv19
関節技Lv19 投げ技Lv19 回避Lv19 受けLv19
召喚魔法Lv29 時空魔法Lv17 封印術Lv11
光魔法Lv17 風魔法Lv17 土魔法Lv17 水魔法Lv17
火魔法Lv17 闇魔法Lv17 氷魔法Lv16 雷魔法Lv16
木魔法Lv16 塵魔法Lv16 溶魔法Lv16 灼魔法Lv16
錬金術Lv13 薬師Lv9 ガラス工Lv8 木工Lv11
連携Lv20 鑑定Lv20 識別Lv20 看破Lv7(↑1)耐寒Lv9
掴みLv16 馬術Lv17 精密操作Lv19 ロープワークLv10
跳躍Lv10 軽業Lv10 耐暑Lv12 登攀Lv9 平衡Lv10
二刀流Lv18 解体Lv16 水泳Lv6 潜水Lv6 投擲Lv4
ダッシュLv9 耐久走Lv9 隠蔽Lv3 気配遮断Lv3
身体強化Lv18 精神強化Lv18 高速詠唱Lv18
魔法効果拡大Lv18 魔法範囲拡大Lv18
耐石化Lv6 耐睡眠Lv5 耐麻痺Lv6
耐混乱Lv4 耐暗闇Lv4 耐気絶Lv6
耐魅了Lv1 耐毒Lv1




