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「【禁呪】を取得するのにボーナスポイントが足りないって?」
「ええ、残り1ポイントですけど」
「こっちはあと2ポイントです。もう1つ種族レベルがアップしたら取得可能なのは同じですね」
ヒョードルくんもヘラクレイオスくんももうちょっとか。
駿河と野々村はどうなんだろう?
視線を転じると人魚達と並んでアデル達の対戦を観戦中だ。
彼等も取得を目指しているのは確かだろう。
だが緊張感は皆無だ。
観客席でデート気分を味わってるとかもうね、いい身分だな!
アデル達がモフモフを味わうのは許せるけど、これはどこか許せないオレがいる。
各務さんとお友達になりたい。
ついでに召魔の森には出入り自由でどうだろう?
「今の対戦でスキルのレベルアップすらありませんでした。先が長そうです」
「もっと難易度の高い相手と戦えって事じゃないかな?」
「でもアイテムの難易度を上げたらリスクは高まりますし。痛し痒しですね」
ヒョードルくんと紅蓮くんの会話を聞きつつ思う。
確かに正論だ。
そこでリスクを抱え込んで戦いに身を投じるには何が必要なのか?
オレの場合は自らの狂気に駆り立てられるかのように戦い続けたものだが。
そうでもしないと収まりそうになかった、という事情があった。
ダメだぞ?
オレ自身の価値観を押し付けてはいけない。
先刻の戦闘は温くなかったしな。
「リスクを抑えて難易度を上げる簡単な方法ならあるぞ」
「え?」
「キースだよ。対戦してみたらいい。存外、敗北してもレベルアップするかもしれないぞ?」
「そ、それはちょっと難易度が別の意味で高くないですか?」
「あの、こっちは完全に後衛なんですけど!」
与作の提案はオレとの対戦?
いや、対戦相手になるのはいいけど手は抜けませんよ?
「対戦か。アリだな」
「アリだよな?」
「あ、あの! 格闘戦の相手は出来ませんから!」
「問題無いさ。こっちが勝手に格闘戦にするだけだし」
「そういう問題じゃないような」
「何、試してみたらいい。ヒョードルくんとヘラクレイオスくんのユニオンでどうだ?」
「「えーーーっ?」」
「こっちは召喚モンスター無しでいい。但し」
オレは与作の肩を軽く叩く。
言い出した奴は他人事で済ませてはいけません。
「私と与作でパーティを組む。それでどうだ?」
「お、おい! 強制参加かよ!」
「数が少し合わないな。東雲も前衛で参加しないか?」
「ふむ。面白そうだな!」
「後衛も要る。紅蓮?」
「いいんですかねー」
ヒョードルくんとヘラクレイオスくんのパーティによるユニオンが相手なのだ。
パーティ1つ分までなら数で不利な分、相応に苦戦する事だろう。
紅蓮くんは疑問を口にしつつもやる気になってるね?
出来るだけ対戦に参加したいのだろう。
【禁呪】のレベルアップが進めば呪文の取得は早まる事になるからな!
「残り2名、参加希望はいるかな?」
「私、やりたい!」
「後衛でいいなら私でどう?」
レイナとマルグリッドさんか。
両者共に後衛、紅蓮くんも後衛だからバランスは取れるだろう。
パーティの編成は?
オレ、与作、東雲、紅蓮くん、レイナ、マルグリッドさんだ。
今更だけど、オレは前衛になる。
そこを間違えちゃいけません。
「あ、あの。こっちの戦力も増やして頂けると有り難いのですか」
「ん? 頭数ではそっちが上なんだが」
「キースさんがいる時点で勝てそうな気がしません!」
「心配しなくていい。カタストロフィとか、イベント・ホライズンは使わないから」
「ええっ?」
おい。
そこで何故、紅蓮くんが驚くのか?
いきなりそんな極悪非道な攻撃はしませんよ?
使って楽しめるかどうか、そこが重要なのです!
「大丈夫ですよね?」
「対戦はこれまでもやっているだろう? 大丈夫、頭数が欲しいようならゼータくんも参加でいい」
「いいんですか!」
「但し、1回対戦を済ませてからだな」
「「ええーーーっ?」」
ダメですよ?
最初から援軍ありきで期待するようじゃいけません。
対戦の内容が温くなるようでは台無しだ!
「しかし相手は2パーティ分、しかも片方はアンデッド軍団か。どう戦う?」
「特別な事は必要ないさ。サモナー系との戦い方の基本でいい。真っ直ぐ進んで召喚主を狙おう」
「真っ直ぐ進んで、の箇所に違和感があるんだが気のせいかな?」
「うむ。並みの相手ではないぞ?」
与作と東雲は対戦相手の編成を確認しているようだ。
ヒョードルくんの布陣は?
ホワイトファング、オーガロード、ストーンコロッサス、エルダーマンティコア、羅喉。
ヘラクレイオスくんの布陣は?
バンパイアダッチェス、スカルロード、スペクターロード、スカルアサシン、スカルウィザード。
正直、重厚な布陣と言えるだろう。
「サンシティフィ・アンデッドにホーリー・ライトは必須よね」
「弓で直接後衛を狙うのも難しそう!」
「そこまで手を掛けなくていい。そうだよな?」
与作と東雲が棒を呑み込んだような表情をしている。
オレの意図はもう理解しているようだ。
「速攻か」
「確かに有効だろうけどな。ショート・ジャンプは読めていると思うぞ?」
「そうだろうな。だが、その読みを上回ってみせたらいいさ」
「相変わらず攻め一辺倒だな。まあ、こっちはそれでいいんだけど」
「後衛の護りが手薄になりゃせんか?」
「まあ、そこはそれ。後衛が攻撃を受ける前に勝負を終わらせるよ」
これは与作と東雲がいるからこそ、速攻なのだ。
オレだけであっても速攻なんだけどな!
数の不利を放置して戦い続けるのも面白そうだけど、ここは速攻で行くべきだ。
「へ、平気ですかね?」
「うん、多分。でも念の為に壁呪文は用意しておいてくれよ?」
紅蓮くんもまた一気に緊張しているのが分かる。
まあ仕方ないか。
オーガロードやストーンコロッサス、スカルロードやスペクターロード辺りに接近されたら?
簡単に詰む可能性は高い。
この点はレイナとマルグリッドさんも同様だ。
脚が速い分、レイナが少し有利ってだけだろう。
それでもホワイトファングやバンパイアダッチェスに速度で上回る訳じゃない。
追い付かれたら酷い事になるぞ?
「じゃあ、始めようか」
「お、お手柔らかにお願いします!」
「こっちこそ」
アデル達の対戦はもうすぐ終わりそうだ。
社交辞令は社交辞令で済ませておくとして。
数で上回る状況をどう活かして来るかな?
楽しみです。
予想を上回る展開となって欲しい。
対戦の中にも楽しみは見出したいものだ。
《只今の戦闘勝利で【打撃】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【蹴り】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【風魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐睡眠】がレベルアップしました!》
「フィーナ姉、これって一体?」
「対戦、の筈よ。戦争みたいになってるけど」
「何をしたらこうなるのよ!」
いや、そう言われましても。
オレはそんなに派手な事をした覚えは無い。
派手だったのは与作と東雲だ。
ストーンコロッサスを転がすとか、半端じゃないな!
無論、アップリフトやピットフォールといった呪文を使わず体当たりでやったのだ。
両者が揃っていればこそ、とも言える。
対戦は5戦して5勝、結果だけで言えば一方的だった。
だが、一方的だったのは最初の対戦だけだったように思う。
次の対戦ではゼータくんが追加。
その次は駿河と野々村が追加。
それでいて5連勝だ!
いい連携だった、と我ながら思う。
後衛が危なくなる展開があったけどな!
オレとしてはサモナー系を相手に対戦する際のセオリー通りに戦っていただけだ。
召喚主を狙い場外へ弾き飛ばし、戦線離脱させる。
それだけで良かった。
惜しい点ならある。
アデル達が加勢していたらより苦戦する事になっただろう。
だが、彼女達は参加せずに観戦に回ってしまった。
何で?
格闘戦の目標にされる事を忌避したのかもだが。
その場合はグレイプニルのお世話になっていただろう。
無分別に女の子を相手に殴ったり蹴ったりはしませんよ?
例外は普段から前衛で戦っているシェルヴィや各務のような相手だけだ。
「対戦の続きは朝食の後でも出来るでしょ!」
「お、おう」
「対戦に関してはもうお腹一杯だよー」
ミオの言葉に闘技場で転がっている駿河と野々村がそう応じている。
おい。
たった数戦でお腹一杯?
そんなバカな。
オレならもっとお替わりを要求する所だ!
「ヒョードル?」
「あ、ああ。種族レベルが上がってる。負けてるけど」
「こっちもだ。負けてるけど」
「【禁呪】か。もっとボーナスポイントを稼がないとダメだなー」
「地道に冒険者ギルドで依頼を請けるべきか?」
「そうでなければ今みたいな対戦を続けるか、だな」
ヒョードルくんとヘラクレイオスくんはどうやら【禁呪】を取得し有効化出来たようだ。
だが駿河と野々村はもう少し先になりそうです。
「対戦相手なら毎日でも付き合ってもいいぞ?」
「「こっちの身が保ちません!」」
何を言うか!
特に駿河だ。
オレのやっている事など、各務に比べたら可愛いものだと思うぞ?
まあオレとしては今日の予定は決めてある。
翠玉竜に言われたからじゃないが、地下洞窟に行こうと思う。
そうすべきだな。
それに翠玉竜の言葉から察するに、地下洞窟に棲む魔物はより強力になっているようだ。
果たして、地上で進む工事が終わったらどうなるんだろう?
先々の楽しみが増えた、とも言える。
だが、今は朝食だ。
今日のメニューは何でしょうね?
召魔の森は夜明けを迎え、一種荘厳な雰囲気になっていた。
森、そして城館や塔に城壁があるからというのもある。
塔の上にいるドラゴン達、それに召喚モンスター達の存在が際立っているからだ。
スクリーンショットに、とも思ったがこの光景には大きな問題点がある。
転生水晶竜も、長老様も、そして翠玉竜すらも、その頭上に輝く金色のアプロヘア。
ゴールドシープ達が全てを台無しにしている!
全く、困った事だ。
こうなったのも全部、ナインテイルに端を発していると言っていいだろう。
オレ配下の召喚モンスター達だが、誰かに便乗する傾向は強い。
そしてアデルや春菜が召魔の森に配備している面々にもその傾向は伝染しているかのようだ!
どうしてこうなったんでしょうね?
でも反省はしない。
もう手遅れなのだし、最初からサモナーでやり直すつもりも無いからな!
「またネクタルの試作?」
「ええ」
「作業もここで、か」
「はい!」
「同じ拠点でも成功率が違うんです」
その理由も何となく分かる。
教皇の石版による生産技能の上乗せ効果が違うからだろう。
得られる経験値も多分、違っているような気がする。
今、食べているパスタやピッツァだって他で作っているより美味いのかも?
「でもアデル達は別行動か」
「そ!」
「私達はゲルタお婆様の所で依頼があるので」
「アマルテイアを召喚出来るようになりたいっ!」
ああ、それでか。
ネクタルの試作を通して料理のスキルを鍛える事も当然だけど魅力的だろう。
だが、そのネクタルの重要素材である豊穣の乳を安定して入手する事も大切だ。
現時点ではオレ配下のアマルテイア達から搾乳するしかない。
何よりモフモフでゴールドシープともまた違った感触で気持ちいいのだ。
アデルも春菜も自前で揃えたい理由には十分だろう。
その熱意こそがモチベーションになって来ているようなものなのだ。
相変わらずだな。
そしてこれからも変わらないままだろう。
「資産も減る一方ですものね。キースにどれだけ貢いだ事になるのかしら?」
「えへへ、もう結構な財産になってるかも!」
「それだけ先行している意味は大きいわね。じゃあキース、これは今日の精算分ね」
「ども」
確かにそうだよな。
結果的に言えば、オレはこの拠点を通して様々な利益を得ている。
作業場の使用料こそ取っていないけどね。
豊穣の乳、それに黄金の林檎だけでも相当な売り上げではなかろうか?
「では、デザートですよー」
「待ってました! 新作よね?」
「そう! 今回は自信作!」
サキさんやマルグリッドさんが盛り上がっている?
何か、と思えばケーキだ。
これまでにも何度か作っていたし、驚きは無い筈だが。
どうもこれまでと様子が違うぞ?
生クリームを使っているのであれば白い筈。
でも大皿の上で鎮座するケーキは白くない。
色合いから見て、チョコレートケーキか。
女性は好きだよね、スイーツ。
そしてこれだけはオレに対する優遇措置は無い。
残念だ。
本当に、残念だ!
地下洞窟に向かう前に召魔の森に配備しているポータルガードは見直ししてあった。
エジリオ、パイリン、エルミタージュ、ナーダムを外してあります。
アマルテイア達は既に搾乳済み、一斉に外しても問題はあるまい。
交代で配備したのは?
モジュラス、清姫、イソシアネート、パティオだ。
今回は地下洞窟に向かうから、留守番も要る。
人形組からはオーロとプラータ。
それに酒船、コールサック、シュカブラだ。
酒船の生体アーマーにはデミタス、白磁、マラカイトとしました。
そしてパーティの方も戦力底上げメインで組んであります。
赤星、モスリン、湊川、石津、関戸でアンデッドで埋めてある。
今回は最下層の中継ポータルから既知のルートを進んでみよう。
様々な色の岩が浮かぶ広間を巡ってみてもいい。
切り札なら揃って使える状態だし大丈夫。
その筈であったのだが。
召魔の森の城門を出た所で予想外の同行者が加わってしまった!
転生煙晶竜。
まあ毎度の事でもあるし、否は無い。
何も喋らずにいる所を見ると、まだオレ配下の召喚モンスターとして行動するつもりらしい。
だが、これに加えてエルダードラゴンの長老様だ!
ずっと転生煙晶竜と共に行動するつもりであるらしいのはもう分かっている。
地下洞窟が狭くなるのは不可避だが、戦えるだろう。
本気を出したら転生煙晶竜と同様、とんでもない戦力になるのだから問題になるとは思えない。
だが、黄晶竜はどうなのよ?
長老様は保護者のような立場だからなのか、一緒に連れて行くつもりらしいが。
まさか、まともに戦闘参加させるつもりじゃないでしょうね?
黄晶竜の特性はその身軽さにある。
それがあの地下洞窟で活かせるとは到底思えないのだが。
海中戦ではどうにか追従出来るようになっているけど、力不足であるのは確実だ。
「本当にいいんですか?」
『うむ。これも良い経験になろう』
『はいっ!』
黄晶竜ちゃんは分かっていて返事しているのかな?
分かってない。
絶対に分かっていないだろ?
でも素直で元気、前向きな所は好ましくはある。
地下洞窟で連戦して、それがどこまで続くかどうかで評価を定めるべきだろう。
オレ自身の得物は?
基本に戻って涅槃の杖で進めるつもりだったんだが。
念の為、グレイプニルは用意しておこう。
連れて行くポータルガードにもモジュラスとイソシアネートがいる。
糸で梱包してしまえば黄晶竜でも楽々、戦えるだろう。
状態異常攻撃も充実している。
壁役もいる。
そんなに心配せずともいい筈だ。
但し、テイラーの発光を使うのは危険だ!
使うとしたら黄晶竜の戦闘の様子を見極めてからだな。
それも最初は発光を全開で使うのは避けるべきだ。
その点は留意しておきたい。
ポータルガードのパティオが黄晶竜の背中に収まる。
ふむ。
支援は任せていいかな?
「では、後の事はお願いします」
『うむ、任せるがよい』
翠玉竜に挨拶を済ませたら、早速だが地下洞窟へ行くぞ!
同行者が増えているけど、戦い方を大きく変える必要は無い。
パーティの面々はアンデッドで埋めてある分、黄晶竜へ配慮出来るだろう。
オレ自身に関しては?
涅槃の杖で戦おう。
相手次第で格闘戦に移行したい。
朝の対戦で格闘戦成分はある程度、補充出来ている。
でもほんの数戦であったのだ。
本格的な格闘戦をするなら、狙い目は?
仏像シリーズであれば安定した対戦相手になってくれるだろう。
無論、武装をどうにかしないといけないけどね。
そこはそれ、工夫次第だろう。
《只今の戦闘勝利で【杖】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【光魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【土魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【火魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【登攀】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐久走】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【隠蔽】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐睡眠】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐麻痺】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『赤星』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
目指すは白い岩が浮かぶ広間なのだが、踏破は難航していた。
理由は?
単純に出現する魔物が強い。
しかも編成はよりカオスで、洞窟の規模も無視するような巨躯の魔物までいたぞ!
例えば今の戦闘ではヴリトラの写身がいた。
それに巴蛇もです!
確かに洞窟の規模を考慮したらドラゴンと同様に戦えるだろう。
だが、自在に行動出来るかどうかは別問題だ。
脅威は半減といった所だろうか?
ヴリトラの写身も巴蛇も、森で遭遇したならば洒落にならない脅威になるのだが。
それでも戦闘は凡戦か?
そんな事は無い。
どんな魔物がいたのか、思い出せない程に混在していたのだ!
確実な対策となると、序盤にカタストロフィの呪文を喰らわせる事だけだろう。
赤星のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。
赤星 スペクターロードLv90→Lv91(↑1)
器用値 66(↑1)
敏捷値 66(↑1)
知力値 65
筋力値 66
生命力 66
精神力 65
スキル
剣 両手剣 棍棒 重棍 槍 小盾 重盾
重鎧 受け 回避 夜目 連携 雲散霧消
気配遮断 魔力遮断 物理抵抗[極大]
魔法抵抗[極大] MP吸収[大] 自己修復[極大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
土属性 水属性 溶属性 氷属性 邪気
共鳴 耐光
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『モスリン』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
だが、そんなカオスな状況の中で格闘戦もどうにか出来ている。
それが救いだ。
希望の星だ!
今の戦闘では何が相手であったのか?
牛頭絶将と馬頭絶将だ。
そう、牛頭絶将と馬頭絶将だ!
涅槃の閂、剥ぎ取れるんじゃないですかね?
期待は大きい。
いや、こんな奴まで出現するだけでも有り難い。
難易度は当然だけど高かった。
体躯の差は当然あったけど、格闘戦で仕留めた事は大きいですよ?
関連するスキルのレベルアップは無かったけどな!
モスリンのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
モスリン ファントムLv91→Lv92(↑1)
器用値 23
敏捷値 106(↑1)
知力値 122
筋力値 23(↑1)
生命力 23
精神力 103
スキル
飛翔 形状変化 密着 影棲 壁抜け 怨声
憑依 呪詛 魔力感知 魔力遮断 物理攻撃透過
魔法抵抗[極大] MP吸収[極大] 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 水属性
土属性 溶属性 共鳴 耐光
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『湊川』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
『翠玉竜の言っていた通りじゃな。僅かであるが歪みを生じておるようじゃ』
「そうですか。アンデッドの気配はありますか?」
『ある。精霊力の流れがおかしい場所が幾つかあるしのう』
「そういうものですか」
『うむ。この洞窟の先にもある。用心した方がええじゃろう』
転生煙晶竜は地下洞窟に降りてからは饒舌になっている。
加えて巨躯の魔物を優先的に屠り続けてくれていた。
場所が場所だけに怪獣同士のプロレスみたいな有様だが、それがまたいいらしい。
戦闘終了後、機嫌がいいのが分かる。
それでいてすぐに次の戦いを求めているような所もあった。
ヴリトラの写身ですら不足ですか?
全く、戦闘狂はこれだから困りますね!
湊川のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。
もう1ポイント分のステータスアップは生命力を指定しましょう。
湊川 スカルロードLv90→Lv91(↑1)
器用値 67
敏捷値 67
知力値 36
筋力値 108(↑1)
生命力 108(↑1)
精神力 36
スキル
剣 両手剣 槌 重槌 両手槍 ポールウェポン
小盾 重盾 重鎧 受け 回避 平衡 夜目
監視 魔力感知 魔力遮断 掴み 物理抵抗[極大]
魔法抵抗[大] 自己修復[極大] MP回復増加[小]
MP吸収[小] 闇属性 火属性 土属性 溶属性
耐光
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『石津』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
『どうじゃな? 狭い場所では戦うのは不安であろう』
『は、はい! ここまで強力な魔物と洞窟で戦うのは初めてです!』
『うむ、そうであろう。いずれは汝も連戦出来るようになる。焦らずとも良いぞ?』
『ほ、本当ですか?』
長老様は褒めて伸ばす指導者なのだろう。
オレであれば黄晶竜はバタバタし過ぎで落ち着きの無い戦い振りにしか見えなかった。
確実に梱包されている魔物を攻撃してくれていいのに、と思ってしまう。
だが黄晶竜もまたドラゴンであり、闘争本能には逆らえないものであるらしい。
攻撃に出た所で危うく巴蛇に丸呑みされかかってましたよ?
石津のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。
もう1ポイント分のステータスアップは生命力を指定しましょう。
石津 スカルアサシンLv90→Lv91(↑1)
器用値 106
敏捷値 106
知力値 52
筋力値 53(↑1)
生命力 53(↑1)
精神力 52
スキル
弓 剣 手斧 両手槍 小盾 投擲 受け 回避
登攀 平衡 跳躍 ダッシュ 隠蔽 夜目 監視
呪詛 魔力感知 魔力遮断 強襲 連携 精密操作
跳躍 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大] 自己修復[中]
MP回復増加[中] MP吸収[中] 光属性 闇属性
風属性 土属性 水属性 木属性 耐光
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『関戸』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
それにしても気になる。
まだ地下洞窟でアンデッドを相手に戦っていません。
一体、どれ程の強さになっているのか?
予想は出来ません!
それにしても恐ろしい。
翠玉竜は縦穴の底、そして洞窟の中もある程度は連戦したと思われるのだが。
単独で戦い抜いたのかな?
オレを相手に平然と話をしていたが、相当な激戦を展開していた筈。
相当な実力があるのは承知だが、一体どんな戦い振りだったんだろうか?
想像力が貧弱なのが恨めしい。
実際に見てみたかったものだ!
関戸のステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。
もう1ポイント分のステータスアップは精神力を指定しましょう。
関戸 スカルウィザードLv90→Lv91(↑1)
器用値 57
敏捷値 57
知力値 125(↑1)
筋力値 37
生命力 37
精神力 109(↑1)
スキル
杖 小刀 小盾 受け 回避 夜目 怨声 魔力感知
魔力遮断 物理抵抗[中] 魔法抵抗[極大] 自己修復[中]
MP回復増加[極大] MP吸収[中] 時空属性 光属性
闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性 氷属性
塵属性 灼属性 死霊結界 耐光
《これまでの行動経験で【解体】がレベルアップしました!》
期待通り、涅槃の閂が確保出来たか!
1つだけではあるけど、それでも嬉しい。
それにヴリトラの写身からもソーマ酒も確保出来た。
十分な戦果と言えるだろう。
時刻を確認する。
午前8時20分だ。
まだ、そんな時間なのか?
時間の流れがおかしい。
戦闘時間はもっと長いものと思ってました!
さて、パーティの布陣はどうするか?
このまま変更せずに進んでみよう。
調子はいい。
手が掛からない分、黄晶竜の様子を確認する事も出来ている。
このままもう少し、継続してみよう。
残る問題は?
テイラーの発光をどうするかだな。
ここまでリスクを考え使わせていない。
それ故に地獄のような有様には至っていなかった。
いや、ヴリトラの写身とか巴蛇がいた事には驚いたけどな!
それでも混乱するような場面は無い。
黄晶竜に危なっかしい場面があっただけだ。
それにこの先には白い岩が浮かぶ広間がある。
そこでどんな戦いが繰り広げられるのか?
以前よりも難易度が高くなっていて当然だろう。
だが、こっちの同行者が同行者なのだ。
凡戦になりはしないか?
そこが懸念事項になってしまうのも仕方ない。
何しろ本気を出したら地下洞窟そのものが崩壊しかねません!
オレが放つマイクロ・ブラックホール以上に傍迷惑だろう。
土精霊の皆さんが配慮して洞窟に対策をしてくれてはいるけどね。
それも完全と言い切れるかどうか。
本気になった転生煙晶竜と長老様を知っているだけに不安だ。
結果、玄亀翁に怒られるのはオレだけってオチが見える。
真面目な話、そうなりかねませんよ?
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv267
職業 サモンメンターLv156(召喚魔法導師)
ボーナスポイント残 65
セットスキル
小剣Lv214 剣Lv215 両手剣Lv211 両手槍Lv218
馬上槍Lv217 棍棒LvLv212 重棍Lv213 小刀Lv212
刀Lv210 大刀Lv209 手斧Lv211 両手斧Lv212
刺突剣Lv209 捕縄術Lv220 投槍Lv218
ポールウェポンLv218
杖Lv242(↑2)打撃Lv252(↑1)蹴りLv252(↑1)
関節技Lv251 投げ技Lv251 回避Lv262 受けLv262
召喚魔法Lv267 時空魔法Lv264 封印術Lv262
光魔法Lv259(↑1)風魔法Lv259(↑1)土魔法Lv259(↑1)
水魔法Lv259 火魔法Lv259(↑1)闇魔法Lv259
氷魔法Lv259 雷魔法Lv259 木魔法Lv259(↑1)
塵魔法Lv258 溶魔法Lv258 灼魔法Lv259(↑1)
英霊召喚Lv7 禁呪Lv262
錬金術Lv220 薬師Lv59 ガラス工Lv55
木工Lv113 連携Lv222 鑑定Lv172 識別Lv238
看破Lv220 保護Lv90 耐寒Lv232
掴みLv230 馬術Lv231 精密操作Lv233
ロープワークLv220 跳躍Lv234 軽業Lv240
耐暑Lv223 登攀Lv221(↑2)平衡Lv229
二刀流Lv223 解体Lv168(↑1)水泳Lv221
潜水Lv221 投擲Lv230
ダッシュLv229 耐久走Lv229(↑1)追跡Lv228
隠蔽Lv226(↑1)気配察知Lv229 気配遮断Lv229
魔力察知Lv229 魔力遮断Lv229 暗殺術Lv230
身体強化Lv230 精神強化Lv230 高速詠唱Lv247
無音詠唱Lv247 詠唱破棄Lv250 武技強化Lv241
魔法効果拡大Lv231 魔法範囲拡大Lv231
呪文融合Lv231
耐石化Lv80e 耐睡眠Lv110(↑8)耐麻痺Lv175(↑2)
耐混乱Lv80e 耐暗闇Lv235 耐気絶Lv231
耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e 耐沈黙Lv226
耐即死Lv138 全耐性Lv170
限界突破Lv130 獣魔化Lv136
召喚モンスター
赤星 スペクターロードLv90→Lv91(↑1)
器用値 66(↑1)
敏捷値 66(↑1)
知力値 65
筋力値 66
生命力 66
精神力 65
スキル
剣 両手剣 棍棒 重棍 槍 小盾 重盾
重鎧 受け 回避 夜目 連携 雲散霧消
気配遮断 魔力遮断 物理抵抗[極大]
魔法抵抗[極大] MP吸収[大] 自己修復[極大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
土属性 水属性 溶属性 氷属性 邪気
共鳴 耐光
モスリン ファントムLv91→Lv92(↑1)
器用値 23
敏捷値 106(↑1)
知力値 122
筋力値 23(↑1)
生命力 23
精神力 103
スキル
飛翔 形状変化 密着 影棲 壁抜け 怨声
憑依 呪詛 魔力感知 魔力遮断 物理攻撃透過
魔法抵抗[極大] MP吸収[極大] 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 水属性
土属性 溶属性 共鳴 耐光
湊川 スカルロードLv90→Lv91(↑1)
器用値 67
敏捷値 67
知力値 36
筋力値 108(↑1)
生命力 108(↑1)
精神力 36
スキル
剣 両手剣 槌 重槌 両手槍 ポールウェポン
小盾 重盾 重鎧 受け 回避 平衡 夜目
監視 魔力感知 魔力遮断 掴み 物理抵抗[極大]
魔法抵抗[大] 自己修復[極大] MP回復増加[小]
MP吸収[小] 闇属性 火属性 土属性 溶属性
耐光
石津 スカルアサシンLv90→Lv91(↑1)
器用値 106
敏捷値 106
知力値 52
筋力値 53(↑1)
生命力 53(↑1)
精神力 52
スキル
弓 剣 手斧 両手槍 小盾 投擲 受け 回避
登攀 平衡 跳躍 ダッシュ 隠蔽 夜目 監視
呪詛 魔力感知 魔力遮断 強襲 連携 精密操作
跳躍 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大] 自己修復[中]
MP回復増加[中] MP吸収[中] 光属性 闇属性
風属性 土属性 水属性 木属性 耐光
関戸 スカルウィザードLv90→Lv91(↑1)
器用値 57
敏捷値 57
知力値 125(↑1)
筋力値 37
生命力 37
精神力 109(↑1)
スキル
杖 小刀 小盾 受け 回避 夜目 怨声 魔力感知
魔力遮断 物理抵抗[中] 魔法抵抗[極大] 自己修復[中]
MP回復増加[極大] MP吸収[中] 時空属性 光属性
闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性 氷属性
塵属性 灼属性 死霊結界 耐光
ビーコン エルダードラゴンLv8
器用値 64
敏捷値 64
知力値 81
筋力値 64
生命力 64
精神力 81
スキル
噛付き 引裂き 体当たり 飛翔 受け 回避
跳躍 疾駆 夜目 水棲 水中機動 連携
自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]
MP回復増加[中] 捕食吸収 ブレス 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性
水属性 氷属性 溶属性 毒耐性 耐即死
耐魅了 加護
召魔の森 ポータルガード
ジェリコ、リグ、テイラー、クーチュリエ、ペプチド
モジュラス、清姫、守屋、スーラジ、久重、テフラ
岩鉄、虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック、オーロ
プラータ、イソシアネート、ムレータ、酒船、コールサック
シュカブラ、シルフラ、葛切、スコヴィル、デミタス
白磁、マラカイト、パティオ、十六夜、貴船
海魔の島 ポータルガード
ナイアス、ストランド、アプネア、アウターリーフ
ロジット、プリプレグ、ロッソ、雪白、濡羽
アチザリット、魂振、セノーテ、呼子、オリアナ
ヴェルツァスカ、プリトヴィッチェ
召魔の森に駐留
翠玉竜、エルダードラゴン、他ドラゴン2編隊分
海魔の島に駐留
金紅竜、水晶竜、他ドラゴン4編隊分
同行者
ビーコン(転生煙晶竜)、長老様、黄晶竜




