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89.新学期

「おはようございます弦司(おし)、結婚してください!」

「おはようございます……」


 朝は忙しい。


 元気よく挨拶をしてくれたのは、今年度から中〇生になった真風(まかぜ)くんだ。

 ちょっと背が伸びたかな? もう俺とほとんど変わらない背丈になっている。

 

 最近の中〇生の成長は早いな。

 かなり大人びて来てもう美少女と美人の間と言った所だろうか?


 大きく変わったのは髪の毛だ。

 腰まであった髪の毛をバッサリと切って今は肩位の長さになっている。


 『僕はこれから女優になります』

 だそう。

 

 セミヌード写真集も発売され、写真集とメイキング動画が発売された。

 年齢などの問題で色々物議(ぶつぎ)(かも)し出されたが、まあ男の子なので、


 そこら辺は『面倒だから見なかった事にしよう』と言う大人の判断を下した人が多かったようだ。


 真風くんも新学期をきちんとスタートできたようで俺は嬉しい。

 回復力は若さの特権なのだ。


 セーラー服もとても似合っていて可愛い。


 ちなみに真風くんの中〇は芸能活動に理解がある、芸能人ご用達(ようたつ)の学校だ。

 ちなみに私服だ、制服は無い。つまりこれはコスプレだ。


 すげぇカワイイ、殺意が高い。胸が締め付けられ『結婚したい』と言う声が喉から出かかる。

 が、そこはぐっと我慢するしかないのだ。


「結婚はー無理かな……」


「弦司は、塩対応ですねー、でもいいんです。

 僕の喜びも悲しみも怒りも嫉妬も全部弦司の物ですから」


「そ、そう? これは『ありがとう』でいいのかな?」

「ハイ!」 


 そうなのかなー?

 重くない? 俺の物でも全然嬉しく無いような?


 ヤンデレよりはましだろうか? いやこれはヤンデレの一種?

 まあいいか。


 今日から高校生活も佳境(かきょう)に入り三年生となる。

 三年と言えば大学入学の為の受験だ、まあ頑張るしかないか。


 遊ぶ暇など無いのだ。

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