62.美魔女
「こんなおばさんが好きなの?」
「ふへ?」
なんとなくカレーの匂いが漂う火点し頃
帰宅途中の通学路で真清がそう呟いた。
『ぼ、僕は貴女が良いんです!』
『お、おばさんじゃなきゃダメなんです!』
思わず脳内で告白してしまった、俺の脳内ライブラリーに直撃するとは
真清コイツできるッ!
「フフン、オタク君こう言うの好きでしょ?」
「お、オタクじゃねーし、全然好きじゃねーし」
「うそ、顔赤いし、じゃあおばさんとデートしようか?」
おばさんとデート!
字面は全く盛り上がらないが、何故か目の前のプリン頭より若くてカワイイおばさんが想像できる!
作り過ぎたご飯をおすそ分けしてくれる貴女。
一人暮らして風邪をひいて不安な中看病してくれた貴女。
遊びに行くと露出度が高い服装で応対してくれて
「こんな格好でコメンね」とちょっと恥ずかしそうにする貴女。
『お、おばさん僕本気なんです!
確かに貴女から見れば僕は若くて頼りないかも知れませんけど……
だけどこんな気持ちになったのは貴女が初めてなんです!!』
何となく情にほだされて、チョロインを更に上回るチョロイン属性を持つおばさん。
いやでも、これって旦那から見たらNTRだよな……
旦那が居たら、俺も何となくNTRな気分になるし……
修正して未亡人って事にしよ。
め〇ん一刻の響〇のイメージで!
「か、管理人さん!」
「管理人? 何言ってんだ弦司?」
あっ……興奮し過ぎておばさん設定忘れてた……。




