53.焼肉!③
「真清アイス食うか?」
「食う」
目の前からみるみる無くなっていくお肉さん達
まだまだ1.5キロあるからな、成人の胃袋の限界は確か2ℓ……
うーんビールを飲んでいるとは言えこれ結構ムリゲーじゃね?
俺達は目の前の肉が全滅していく様子をカップから掬ったアイスを舐めながら見ていた。
「弦司、腹減った……」
「奇遇だな俺もだ」
しょうがないんで冷蔵庫にある焼いて食える物を適当に焼いて食べた。
焼きそばなんかは結構美味しかった。
――BBQの夜は長い。
物置からスノー〇ークの焚火台を引っ張り出す。
わざわざメーカーの名前を言うのはキャンプ道具と言うのはブランドが結構重要な要素、
まあ何と言うか口に出すのが憚られる世界なのだ。
焚火台はスノ〇ピーク(大事な事なので二回言いました)
「おーやるじゃねーか弦司! できる男は違うな早く婿に来いよ!!」
「いいじゃん、なんか手伝う?」
「もうお腹一杯で眠いです……」
三者三様の反応を示す、真真魔くんさん達
魔雪さん……肉の恨みは一生忘れない……
「真風もう寝るか? ベッドまでおんぶしてやるか?」
真清そう声を掛けた。
「――弦司がいいです……」
『ぐっ』と声を出して真清がこちらを睨んで来た。
「真風にえっちな事するなよ!」
逆なんだけどなぁ……
真風くんを背負って部屋に向かう。
「真風は軽いなぁ……ちゃんと食べないと大きくなれないぞ」
「――僕はアイドルですから……それに弦司にな……ムニャムニャ」
なんだろうね? 憧れを目指すのはいいかもしれないけど……
俺が目標だと言うのはむず痒いけど。
俺の様な凡百目指してどうするんだろうね?
「着いたぞーオラッ」
真風くんをベッドに放り投げる。
真風くんは『むにゃむにゃ』と言って四肢を放り出しうつ伏せになって脱力している。
「――なあ真風、セクハラしてもいいか?」
「……やっとその気になってくれたんですかぁ……
好きにし……僕はもう……グー」
スースーと一定の呼吸音を立て眠る真風くん。
真風くんをひっくり返し仰向けにする。
寝ている真風くんは本当に可愛い。
犬や猫も寝ている時が一番可愛いからな、寝ている真風くんはマジカワだ。
真風くんのシャツのボタンを外す、次にズボンのボタンを外した。
再度ひっくり返し次は真風くんをうつ伏せにする。
後ろからシャツの両腕を引っ張り真風くんのシャツを脱がせた、真風くんの上半身が露わになる。
うーん……パンツも脱がすべきだろうか?
まあ夏だし、布団かけときゃ大丈夫だろ。
ズボンに手を掛けてズボンと一緒にパンツも脱がす。真風くんのお尻が露出される。
風邪を引かないように布団を掛け電気を消し部屋を後にする。
「髪の毛とか焼肉臭いままだよなぁ……
バスタオル巻くかファ〇リーズ掛けた方がいいのか?
なあ真清……さん?」
振り返ると奴がいた。
「弦司……お前真風の服持って何してんだ?
まさかお前、真風にえっちな事したんじゃないだろうな?」
「ご、誤解だ! 焼肉臭いと思って脱がせただけだ!」
「脱がしたのか?」
「ハイ、全裸にしました」
「言い方ッ!!」
こうして真風くんとのBBQ遊びを終えた。
邪魔が入ったがまあ楽しかった。
焼肉編終わり。




