表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

100/109

100.IFは考えないようにしたい。

「どうやって問題を超えていきましょうね?」

「この話まだ続くの?」


「続きますよー、夢見る位良いじゃないですか」

「俺が泣いているんだからもう良くない?」


 デ〇オを殴り続けるジ〇ジョより容赦がねーな。

 『君が泣くまで殴るのをやめないッ!』


「海外の子になるのと、日本の法律変えるのどっちがいいですかね?」

「ねえ、俺の話を聞いて?」


 まあ問題と言っても、本人同士が納得してれば別に問題でもなんでもないけどね。

 

「ほら弦司(おし)見てください。結婚を書いたフリー百科事典のページ!

 ここ読んで下さい!」


 そう言って真風(まかぜ)くんは文章に指を差し、俺にスマホを差し出して来た。


「あー何々?


 『夫妻での継続した性的結合を基本とする』


 ……ふーんえっちじゃん」



「弦司! 僕と結婚してください!!」


「つーかこの説明『継続』とか『結合』とかやたらと強調してくるね?」


「そんな事どうでも良いから、僕と結婚しましょう!」


「うん、俺の話も聞いて? プリーズ」


 その話を見せた後に『結婚して下さい』って回りくどい性的結合のお誘いだよね?

 真風くんはいつも攻めて来るなぁ……


 しかしまあ今回の誘い方はちょっと面白いが。

 そう言う所すこ。


 真風くんは真っ直ぐ過ぎてちょっと眩しい。

 まあ欲望に対してだけど。


 こう言う素直なアプローチは見習いたい物だ。

 もしかしたら俺の恋愛観が間違っているのではないかと考えさせられる。


「? 何ですか急に僕の顔をじっと見つめて?」

「いやなんでもないんやで」


「僕が可愛いので、やっとその気になってきましたか?」

「うーん、ううんうーん」


 真風くんが可愛すぎて胸が苦しい。


 床に体を投げ出してゴロゴロと転がった。

 本日二回目だ。


 俺は泣いた。


 誰(はばかる)ることなく

 

 今度真風くんと話をする時は、

 (たたみ)がある和室にしようかと思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ