100.IFは考えないようにしたい。
「どうやって問題を超えていきましょうね?」
「この話まだ続くの?」
「続きますよー、夢見る位良いじゃないですか」
「俺が泣いているんだからもう良くない?」
デ〇オを殴り続けるジ〇ジョより容赦がねーな。
『君が泣くまで殴るのをやめないッ!』
「海外の子になるのと、日本の法律変えるのどっちがいいですかね?」
「ねえ、俺の話を聞いて?」
まあ問題と言っても、本人同士が納得してれば別に問題でもなんでもないけどね。
「ほら弦司見てください。結婚を書いたフリー百科事典のページ!
ここ読んで下さい!」
そう言って真風くんは文章に指を差し、俺にスマホを差し出して来た。
「あー何々?
『夫妻での継続した性的結合を基本とする』
……ふーんえっちじゃん」
「弦司! 僕と結婚してください!!」
「つーかこの説明『継続』とか『結合』とかやたらと強調してくるね?」
「そんな事どうでも良いから、僕と結婚しましょう!」
「うん、俺の話も聞いて? プリーズ」
その話を見せた後に『結婚して下さい』って回りくどい性的結合のお誘いだよね?
真風くんはいつも攻めて来るなぁ……
しかしまあ今回の誘い方はちょっと面白いが。
そう言う所すこ。
真風くんは真っ直ぐ過ぎてちょっと眩しい。
まあ欲望に対してだけど。
こう言う素直なアプローチは見習いたい物だ。
もしかしたら俺の恋愛観が間違っているのではないかと考えさせられる。
「? 何ですか急に僕の顔をじっと見つめて?」
「いやなんでもないんやで」
「僕が可愛いので、やっとその気になってきましたか?」
「うーん、ううんうーん」
真風くんが可愛すぎて胸が苦しい。
床に体を投げ出してゴロゴロと転がった。
本日二回目だ。
俺は泣いた。
誰憚ることなく
今度真風くんと話をする時は、
畳がある和室にしようかと思った。




