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さすがにこのまま訓練するわけには行かないと判断した俺は、渋るシロを連れて街へ帰還した


そして現在、街の人々から変な目で見られてる


今の服装を例えるなら、お父さんの仕事服を来た、小学校高学年くらいの少女………だ


絶妙なアンバランス


ズボンはベルトの穴が一番細くなる所でとめているため、ベルトがあまり、体を半周するように巻かれている


極め付きに黒いフードだ


明らかに体にあってないサイズのフードは、脚の太もも部分まで届き、目元どころか顎がぎりぎり見えるか見えないかの当たりまで下がっている


これは、恥ずかしくて周りから顔を見られたくないと言う切実な思いから生まれた物だが、周りから浮くことこの上ない


銃などはアイテムボックスの中なので問題ないとして、そして何よりも周りから浮く理由


それは、簡単


明らかに不審者のシロに手を引かれているところだ!!


「おい、口に出てるぞ。」


「悪い………つい。」


「次やったら、………見捨てる。」


「マジでごめん!」


小声でそう言い合う俺達


周りから見れば、フードを被った少女と、普通の青年が手を引いて歩いてるだけの普通な光景


服のサイズが合ってればの話だが


街の人からの目線を見事にスルーして、辿りついたるは、先日訪れたばかりの洋服店


前回は店員とは話をせずにさっさと買い終えた福田が、今回はちょっと問題があるため、手伝ってもらう


「す、すみませ~ん。」


「はい!何かな?お嬢さん。」


カウンターで立っていた女性を見つけ、声をかける


元ろん、見た目は美少女。声も少女中身は男子高校生なのでドキドキだ!


「あの、体のサイズ、を測りたいのです!し、身長!」


「うん!じゃあこっちで測りましょう!」


そう言って連れられたるは、服屋の試しようの更衣室


中にはメジャーが掛けてあった


「それじゃあ、お兄さん。少し出ててくださいね。」


「おっ………、了解です。」


店員さんが言った相手は、シロ


やめて!見捨てないで!


しかし、ただ身長を測るだけなので声を高々に言うわけにもいかず、なされるがままに測ってもらった




「身長っと、髪の毛を除いて、マイナス1センチとして、149センチだね!」


身長145センチと言うと、大体中学上がったばかりの頃がそれ位だったな


もしくは、小学校5~6年生


ぎ、ギルッテエエエエエエエイ!


有罪です。本当にありがとうございました


「それじゃあ、胸囲も測るね。」


「ふぁ!」


「あぁ、お胸の辺りの大きさだよ。」


きょおおおういいいいいいいいいいい


いや、必要ないだろ!完全にまな板だよ!むしろ小学校高学年くらいの少女(中身男子)に何を求めてるの!


しかし、お姉さんは仕事熱心に服の上から測る



「胸囲は………、Aカップだね。」


知ってるよ!


と言うか、大きさじゃないの?カップなの?


「はい。それじゃあ専門用紙に書いてくるから、ここで待っててね。」


そう言ってカウンターへと戻ってしまった



































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