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「いらっしゃいませー。」
宿屋に入ると、やさしそうなお上さんが出迎えてくれた
「ご飯かい?それとも宿泊?」
「宿泊でお願いします。」
「はいよ!今、空き部屋が少ないから、一部屋なら少しばかりおまけするよ。お仲間なんだろ?」
「ん、どうする、シロ?」
「良いんじゃないか?」
「それじゃあ、一部屋で。」
「あいよ!一人当たり一泊銀貨1.5枚だからね。先払いで頼むよ!」
「1.5………。銀貨と銅貨ですか?」
「銀貨一枚と小粒銀貨5枚だよ。」
俺はまとめて金貨を1枚取り出して、渡した
「とりあえず、これでお願いします。ちなみにご飯は?」
「朝食は含まれるよ。晩飯と昼は自分で頼むわね!はい、これが鍵さね。」
渡されたのは、3階の304号室の鍵
「ベットシーツは部屋の中の専用の籠に入れて、朝のうちに出しておいてくれたら新しいのと交換するからね。備品を壊したら請求するから、大切に扱ってね。」
「了解です。」
「ありがとうございます。」
感謝の胸をしっかり伝え、部屋に向かった




