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のどかな日差しの中、のんびりとした平和な一日


空には鳥が舞い、花は咲き乱れるこののどかな世界で………。


銃撃音が鳴り響いた


「反動強い。接近戦武器じゃねえのか?ハンドガンって?」


「AKは接近戦向けじゃないってのは知ってたが………。いりょおくは高くてもこれじゃあなぁ………。」


かれこれ30分ほど撃ちつづけ、いくつかの課題が見えてくるまで、俺達は撃った


立ったまま撃つ


片手で撃つ


地面に寝そべって撃つ


物に託して撃つ


どれもこれも、少なくとも3マガジンほど撃った


そして、難点と利点を見つけた


「ハンドガンの癖に片手で撃ちにくい。威力は申し分ない。狙い通りに飛ぶし、速射も出来る。但し反動は強いので、連射するより、指きりする。」


「威力強い。反動強い。弾はちゃんとまっすぐ飛ぶが、反動で銃口が上に跳ね上がるな。」


そして、打開策


「「レベルを上げて、新兵器。」」


選抜大会は5日後


そして新しい武器が使えるようになるのは6日後


どう考えても間に合わない


しかし、レベルをあげれば5日に短縮することができる


練習する時間はないが、しなしより何倍も良い


今、俺達は王都からでて、30分ほど歩いた所に来ている


利湯としては、銃の存在は出来る限り秘密にしておきたいから


大会が始まれば、すぐにでも相手にしられるのだが、知っていても対処できない


ので、今は出来るだけ人目に付かない場所で、淡々と撃ちつづけていた


「でも、実際撃ってみると楽しいってのは前々から思っていたが、ここまでとはなぁ………。」


「撃った瞬間からニヤニヤが泊まらなかったもんな。」


俺達が駆け足気味にここについて、簡単な土台の上に的として木の板をのせ、初めて撃った瞬間。顔がにやーっとなった



いや、その前のマガジンに弾奏を入れて、コッキングするところから笑顔だったけどさ



「「ひゃっはー!汚物は消毒だああああ!」」


醜い奇声と、銃撃音が、のどかな空へと響き渡る





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