89.夜のガチャ祭②
「回すか。醤油来い!醤油来い!」
【通常ガチャ】をタップする。
ディスプレイが光り、11枚のカードが映し出された。
ディスプレイに触れるとカードが捲れた。
N 光樹の苗木×10
N ミカンの苗木×5本
R ゴーレムカスタムカタログ×2(低級)
R モンスターフード×5(中級)
N 木のメイス×5本
N 木の細剣×2本
N 光樹の苗木×10
N ポーション(低級)
N ペット用ボール(低級)
UR ポーション(神級)
R ゴーレムカスタムカタログ×2(低級)
「あーまあ当たりか。ポーションの神級とかやばそうだな。ゴーレムカタログと光樹の苗木は最高すぎる」
○ペット用ボール(低級)
強度がまあまあなボール。
動物でもモンスターでも遊べる。
○ポーション(神級)
ポーションの最高峰。
体力スタミナ全回復。
部位欠損も治すことができる。
「うぉ!ポーションすげぇな。でもうち大所帯だから、1本だとちょっとな。まあ怪我しないことが1番だな」
バッグから、カタログを2つ出す。
「前にガチャで出たモンスター用家具カタログも使ってなかったし使うか」
○モンスター用家具カタログ
モンスターのための家具をカード化した状態で召喚できる。
カタログにつき1つまで。
「お!いいものあるじゃん。カタログは全部処理するか。ゴーレムカスタムカタログはゴーレに相談しないとだから、ゴーレのところへ行くか」
3階に上がり、ゴーレ達の部屋に入る。
「ゴーレ、カスタムカタログ出たからまた選んでくれない?」
「わざわざこちらへ足を運んでいただき申し訳ありません。見させてもらってもよろしいですか?」
俺はゴーレにカタログを渡すと、ゴーレは中をパラパラっと見る。
「マスター。アカ・アオ・キー・ドリーに言語能力アップを使っていただけますか?」
○言語能力アップ
中級ゴーレムは高級ゴーレムと同じように、
高級ゴーレムは超級ゴーレムと同じように喋ることができるようになります。
「前ゴーレに使ったやつだね。アカ・アオ・キー・ドリーと喋れるようになるのはいいね」
部屋にいるアカ・アオ・キー・ドリーも飛び跳ねて喜んでる。
「よし使うか」
目の前に小さなウィンドウが表示された。
[言語能力アップをどのゴーレムに使いますか?]
【アカ・アオ・キー・ドリー】を選択して、タップ。
すると、アカ・アオ・キー・ドリーの身体が一瞬光った。
「マスター!マスター!」
「アリガトウマスター!」
「ガンバルヨ!マスター!」
「マスター!マスター!」
「4人ともいつもありがとね。だいぶ助かってるよ!これからもよろしくね」
俺はアカ・アオ・キー・ドリーの頭を撫でた。
「じゃあ、俺は部屋に戻るから。みんなちゃんと休んでね」
「おやすみなさいませ。マスター」
「「「「マスターオヤスミ!」」」」
俺は自分の部屋に戻った。
「あとはこっちか」
モンスター用家具カタログをパラパラめくり、目を通した。
「これ家具じゃねーだろって物が多すぎる」
カタログには犬型モンスター用ソファから山(小)まで、様々なものがあった。
「悩むけど、これとこれかな。設置は明るくないと無理だから、明日早く起きてやるか。牛舎と鶏舎にも設置に行くつもりだったし」
俺は明日の稼働のためにベッドに入った。
▽ ▽ ▽
朝になり、玄関から靴を取って自分の部屋から庭に出た。
庭を歩き3Eエリアに着くと、カタログを開く。
カタログをタップした。
ポンッ
目の前に[モンスター用遊具セット]が現れた。
小さいトンネルになっているようなもの。障害馬術の障害物のようなもの。中型モンスターも滑れそうな滑り台。シーソーのようなもの。
「これでみんな遊べるな」
そして厩舎に行くとフリードとグーちゃんが寝ていた。
俺が近づくとフリードが気付いて寄ってきて顔を舐め回してきた。
「おはよ、フリード。いつもお世話になってるから、家具設置しにきたよ」
カタログをタップするとフリードが寝ていたところに、ほし草ベッドが現れた。
ヒヒーーン!
「これでしっかり休んでくれよ」
厩舎を出ようとするとフリードがついてきたので、そのまま乗って牛舎と鶏舎に向かう。
▽ ▽ ▽
到着すると、ハーマンが鶏舎に入ろうとしていた。
「おはよ、ハーマン。早いね」
「楽しみで早くきてしまいました」
「いろいろ便利なマジックアイテムゲットしたから、それの設置と説明するね」
フリードから降りて中に入ると、ギューとケーが掃除を始めていた。
「仕事を手伝ってくれるゴーレムのギューとケーね。言葉は話せないけど理解はできるから仲良くしてあげて」
「は、はい。すごいですね酪農するゴーレムなんて」
びっくりするハーマンを横目にアイテムを設置していく。
マジック搾乳機の蛇口付きタンクを5個設置し、ハーマンにマジック搾乳機を渡す。
「これで搾乳したやつがこのタンクに入るから。クリーンが自動でかかるからすぐ飲めるよ」
「え?すごいですね」
マジック集卵機で鶏舎内を範囲選択した。
「鶏舎内で生まれた卵はここに入るから。よろしくね」
「は、はい」
最後にマジック容器製造機をセットして、魔力を結構注いでおいた。
「容器の形を登録しておくのか、登録は5個でこのボタンを押すと登録したやつが出てくるのね。登録の仕方は、お!想像したら登録された」
登録1に卵8個入りパック
登録2に牛乳瓶コルク蓋(200ml)
登録3に牛乳タンク蓋付(10L)
を登録した。
「この1のボタンを押すと卵を入れるやつが出てくる。2を押すと牛乳1人分の容器が出て来る。3を押すとまとめ売り用のタンクが出て来るから」
「ライル様!凄すぎます!これで販売できるんですね?」
「そのつもり。ある程度できたら、ギューとケーに大倉庫に運んでもらって」
「はい!わかりました!」
「よろしくね」
設置が終わり、フリードに乗った。
「フリード、庭に遊べるところ作ったから行こうよ」
ヒヒーーン!
フリードに乗り庭に向かった。
▽ ▽ ▽
朝から疲れてしまった。
フリードが大はしゃぎだったので釣られて遊んでしまった。
遊んでるとノコ虫軍とグーちゃんも参戦してきててんやわんや。
みんなには遊んでてもらって、俺は花畑に向かった。
花畑は花の量が増え、すごく綺麗になっていた。
クヌギの木もだいぶ成長していた。
アカ・アオ・キー・ドリーのおかげだな。
「あれ設置できるかな?」
バッグからカードを取り出し魔力を注ぐ。
ポンッ
木に設置する道具が出てきた。
「確か、樹液酒場だっけ?」
小さなウィンドウが出てきた。
[この木に設置しますか?]
【YES】をタップすると、
樹液酒場がクヌギの木に設置された。
「多分樹液が出るまで時間かかるだろう」
樹液酒場を放置して、みんなの元へ戻った。




