88.夜のガチャ祭①
俺は父さんと母さんと夕飯を食べた。
今日、アリソンとゾーイとルーシーは畑を手伝っていたらしい。
なかなか働き者らしく、父さんも母さんも感心していた。
明日から2人も解体を手伝ってくれるそうだ。
部屋に戻り、『ガチャ』を開く。
所持ポイント3,238
「とりあえず、酪農ガチャだな」
【酪農ガチャ】をタップする。
ディスプレイが光り、5枚のカードが映し出された。
ディスプレイに触れるとカードが捲れた。
R 酪農ゴーレム2体(中級)
R マジック搾乳機×2(高級)
N 鉄のフォーク×5
SR マジック集卵機(高級)
SSR マジック容器製造機(最高級)
「1,000P使った甲斐があったー。ガチャ業者さんありがとう!鉄のフォーク以外カードで説明書ありとか、当たり感すごい」
○酪農ゴーレム(中級)
石で出来た子供サイズの酪農に特化した人型のゴーレム。
使用者を主人と認識し、命令に絶対服従。
起動時に名前と属性を選択し、属性に合った仕事が得意になる。
レベルが上がると仕事量や出来ることが増えます。
戦闘不可
他のゴーレムと同期できる場合があります。
マジックアイテムと同期できる場合があります。
特殊なアイテムを使うとカスタマイズをすることが可能。
○マジック搾乳機(高級)
持ち運び可能搾乳機。
使用すると、クリーンをした状態でタンクに送られる。
蛇口付きタンク(100L・時間停止機能付き)×5本付き。
○マジック集卵機(高級)
範囲を選択し、その範囲内で卵が産まれると、
その卵を自動的にクリーンし、専用マジックボックス(時間停止機能付き)に収集する。
○マジック容器製造機(最高級)
魔力をチャージして使用する。
ボタンひとつで選択した容器を作ることができる。
容器の種類はカスタマイズできる。
使用が済むと自然になくなる。
「チートだな。こんなの酪農王だよ。ガチャ業者さん!もっと頑張りますので!今後もお願いします!」
ゴーレムのカードに魔力を注ぐ。
ポンッ
出てきたゴーレムを設定する。
「よし!名前も決めたし、こんなもんかな?」
【名前】 ギュー
【種族】 デアリーゴーレム
【レベル】 1
【属性】 水
【魔力】300
【筋力】300
【俊敏力】 100
【アビリティ】
雑用・戦闘不可・清掃・搾乳・充填・包装・運搬・洗浄
【同期】
なし
【名前】 ケー
【種族】 デアリーゴーレム
【レベル】 1
【属性】 水
【魔力】300
【筋力】300
【俊敏力】 100
【アビリティ】
雑用・戦闘不可・清掃・搾乳・充填・包装・運搬・洗浄
【同期】
なし
「ゴーレ、新しい仲間だ。同期よろしく」
「承知致しました」
ギューとケーは部屋を出て行った。
「あとガチャ何にしよう。娯楽ガチャと通常ガチャを1回ずつくらいにしとくか」
【娯楽ガチャ】をタップする。
ディスプレイが光り、5枚のカードが映し出された。
ディスプレイに触れるとカードが捲れた。
SSR マジックドリンク製造タンク×3(高級)
N トランプ×2
N ジェンガ
R マジック燻製機(高級)
N ジョッキセット×10
「よし。これって醤油作れる感じ?いけんじゃね?やったー!!ほんと娯楽品ばっかだな!最高だよ」
○マジックドリンク製造タンク(高級)
魔力を変換して、飲料を作成する蛇口付きタンク。
温度設定が可能。
※飲料以外の液体を作ることはできません。
○マジック燻製機(高級)
食材を入れると最適な状態まで燻製をしてくれるマジックボックス。
食材と適した木材を入れることで使用することが可能。
「え?醤油だめなの?自分で作ろうと思ってたからいいけどさ、作り方がわからないんだよな。醤油飲むから!だめかな」
俺は醤油が作れない可能性が出て、絶望を感じた。
「よし、次は通常ガチャをやるか」




