86.キングクリーミーカウ
クリーミーカウがいるエリアに着くと、
大量のクリーミーカウがいた。
「ハーマンとトサカ達はここで待機。あとフリードも。あとは全員で倒しにいくよ」
「「はい!!」」
「ニーナとカシムとグーちゃんは頭を刎ねるか潰すかするように。肉がすごい美味いらしいから身体は無傷で頼むよ」
「「はい!!」
グォー!!
「じゃあ戦闘開始!」
ゴーレとキリーが先陣を切った。
通り過ぎていくクリーミーカウの首を刎ねていく。
ニーナとカシムとグーちゃんもウォーターコッコ戦で培った連携で少しずつ倒していく。
ウモォーー!
クリーミーカウよりも一回り大きいクリーミーカウが10頭ほどやってきた。
「鑑定!」
○ボスクリーミーカウ
牛型のモンスター。
ボスクリーミーカウの牛乳と肉は、クリーミーカウよりも上質。
攻撃力と防御力がだいぶ高く、敵対されるとめんどくさい。
「ボスきた。ゴーレとノコとキリー、対応して。半分は倒していいから」
「了解致しました」
ジジジジジジ!
シャシャシャシャ!
ボスクリーミーカウに意外にも苦戦していた。
防御力が高いせいか、なかなか首を刎ねるのに手間取っていた。
たぶん肉を気にしなければそれなりにやれるのだろうが、ゴーレ達は妥協しない。
数分後
ボスクリーミーカウは残り6頭
クリーミーカウは残り20頭
「ノコ、ハーマンを呼んできてくれ。トサカ達は待機で」
ジジジジジジ!
ノコは飛んでいった。
ブモォーーー!!
重低音の鳴き声が響く。
「きたぞ!多分キングだ。倒さない事を徹底してくれ。ハーマンが来るまで耐えろ!」
「「はい!」」
「鑑定!」
○キングクリーミーカウ
牛型のモンスター。
クリーミーカウの最上位種
肉も牛乳も絶品。
攻撃力と防御力がとても高い。
カシムが矢を放つが、キングクリーミーカウの身体が弾く。
「だめだ!くそ!」
グーちゃんが身体で止める。
体格はグーちゃんが勝っているが、押されている。
「ニーナ、回復メインで頼む!」
「はい!」
ゴーレが素手で殴るが弾かれる。
「ゴーレ。傷くらいはあとで回復させるから剣は使ってくれ、心配だ」
「申し訳ありません」
「みんな無理しないで」
キングクリーミーカウが突進し、キリーが吹き飛ばされる。
「ニーナ!キリーの回復!」
「メディックツリー!」
やばい相当強いぞ。
あんまりやりたくないが、ほんとにやばくなったらウィンドアローの複数で戦うしかないな。
どんどん吹き飛ばされていく。
キングクリーミーカウはほとんど戦車みたいだった。
ジジジジジジ!
そこにハーマンがやってきた。手には反撃の大楯。
「よかった。ハーマン、あいつをテイムしてくれ」
「わかりました」
近づいていくハーマン。
クリーミーカウやボスクリーミーカウはハーマンに懐いてる様子。
しかし、キングクリーミーカウはハーマンに気付くと突進をしてきた。
「まじか!やばい!」
「エアロウォール!」
カシムの魔法でハーマンとキングクリーミーカウの間に空気の壁ができた。
それに突っ込むキングクリーミーカウ。
エアロウォールは壊され、反撃の大楯に突っ込んだ。
反撃の大楯に当たったキングクリーミーカウは弾かれて、ひっくり返った。
ハーマンはすぐに近づき、
倒れたらキングクリーミーカウを撫でながら、
「テイム!!」
「はぁはぁ。ライル様!やりましたよ!」
ハーマンが拳を空に掲げ言った。
「「「おおおーーー!!」」」
無事キングクリーミーカウをテイムすることが出来た。
俺は気まずくないように、すぐに『掃除』をした。
クリーミーカウの魔石 134個
ボスクリーミーカウの魔石 4個
クリーミーカウの身体 101頭
ボスクリーミーカウの身体 4頭
すぐに馬車に突っ込み、ハーマンとキングクリーミーカウの元に向かった。
「ハーマン、ありがとう助かったよ」
「お力になれて嬉しいです」
「キングクリーミーカウはなんて名前にするんだ?」
「目が赤くて可愛いんでルビーにしました」
【名前】 ルビー
【種族】 キングクリーミーカウ
【レベル】 35
【生命力】 4533
【魔力】50
【筋力】 1980
【防御力】 3058
【俊敏力】 257
【スキル】
○通常スキル
突進LV3
魔法耐性LV3
濃牛王
【家臣】
ボスクリーミーカウ 6頭
クリーミーカウ 20頭
○濃牛王
同族のモンスターを従えることができる。
戦闘時、家臣の数だけステータスが少し上がる。
ステータスがバケモンすぎる。下手したら負けてたぞ。
「ハーマン、本当にありがとう」
▽ ▽ ▽
俺らはトサカ達の元へ戻った。
「ハーマン、トサカとルビーにうちで快適に過ごせる環境を作るから、ミルクと卵を提供してくれって言ってくれ」
「はい」
ハーマンはトサカとルビーに伝える。
コォーーー!!!コケ!
ブモォーーー!!
「多分大丈夫そうです。あと自分はライル様の部下だからライル様の指示にもしっかり従うように言っておきました」
「ははは、それはありがとう。それじゃあ帰って、トサカとルビー達の家を気合入れて作らなきゃね」
俺達はだいぶ大所帯になって村へ帰って行った。




