84.ニーナとカシム急成長
倒れた2人に癒しの風をかけてる間、みんなにウォーターコッコの残骸を集めさせている。
2人の顔色が良くなった。
「よし。掃除!」
ウォーターコッコの魔石 248個
ウォーターコッコの身体 46羽
ボスウォーターコッコの魔石 1個
ボスウォーターコッコの身体 1羽
ウォーターコッコの身体だったもの 大量
がむしゃらに戦っていたからか、身体がほとんどぐちゃぐちゃになっていた。
ぐちゃぐちゃの死骸をノコに処分してもらい、その他を馬車に入れて、その場を離れた。
▽ ▽ ▽
村に帰る途中で、ニーナとカシムは起きた。
「あれ?師匠?ボスウォーターコッコは?」
「私達やられたの?」
倒れた前後の記憶が混濁しているようだ。
「ちゃんと2人とグーちゃんが倒したよ。すごかったよ2人とも」
「やったーー!」「倒してたー!」
2人は喜んでいた。
ボスウォーターコッコの魔石をその場で渡し、お肉は後日2人に渡すことになり、その肉で唐揚げを作ることに。
その他は俺がもらうことになった。
俺が魔石を欲してるのをなんとなく気づいているようだ。
▽ ▽ ▽
学び舎に到着した。
ちょうどお昼でみんなはダイニングでご飯を食べていた。
今日はオリバーとチェスターもいた。
「ヒューズさん達。ちょっといいですか?」
俺は疾風の斧を呼び出した。
「なんだ?てかニーナとカシムはボロボロじゃないか!」
「ヒューズ師匠!リリアン師匠!クララ師匠!俺とニーナとグーちゃんでボスウォーターコッコ倒したよ!!」
「倒しました!!」
疾風の斧はきょとんとしている。
「へ?ライル、手伝ったんだよな?」
「いや、全く手を出してないです」
「え?」
理解が追い付いてない疾風の斧にちゃんと説明をする。
「すごいわ2人とも!よく頑張ったわね」
「若い冒険者でもボスウォーターコッコは苦戦するんだよ!」
「2人とも良くやったな。でも倒すことができたのは、ライル達が周りのウォーターコッコを倒してくれたおかげということを忘れるなよ」
「いや、ウォーターコッコ248羽とボスウォーターコッコ1羽を2人とグーちゃんでやったんですよ?」
「「「は?」」」
「おい、ライル!無茶してんじゃねーぞ」
「本当よ!2人とも大丈夫?またライルくんが鬼になったの?」
「若手の冒険者でも、そんな鍛え方しないよー!」
ボスウォーターコッコだけを倒したと勘違いしていた3人は急に俺を責め始めた。
それを見ていたニーナとカシムが助け舟を出してくれる。
「ライル師匠は何度も止めるか聞いてくれた!俺達が倒したいって言ってやったんだ!」
「ライルくんは鬼だったけど、危なくなったら助けてくれるって言ってくれたから頑張れたんだよ」
「そうか、2人も染まっちまったな」
「そうね、この歳で染まっちゃうと大変そうね」
疾風の斧は少しあきれていた。
「「はい!」」
2人は疾風の斧にボスウォーターコッコの魔石を差し出した。
「ヒューズ師匠とリリアン師匠とクララ師匠にあげる!師匠達の特訓のおかげで前より強くなれたから!」
「弟子から師匠へのいつものお礼です!」
疾風の斧の3人はニーナとカシムの頭を撫でる。
「ありがとね。弟子からのプレゼントは大切にしなきゃ」
「おい、ライル!俺は泣きそうだぞ!」
「これからも頑張ろうねーー!」
「「はい!よろしくお願いします!」」
ニーナとカシムは疲れているから、家に返そうと思ったが自主練がしたいと言って学び舎に残った。
「ライル。俺は泣きそうだ!」
「ははは!見せたかったですよ、ボスウォーターコッコが現れたとき、俺に手を出さないでって言って2人とグーちゃんだけで倒した勇姿を」
「お前本当に俺らの弟子に無理させるなよ?」
「わかってますよ!任せてくださいよ」
「本当怖いわこの子」
「鬼だからねーー!」
▽ ▽ ▽
家に帰ろうと思ったら、ニーナとカシムに呼び止められた。
ステータスを確認したら、魔法とスキルが増えていたらしい。
ステータスを見せてもらった。
【名前】 ニーナ
【年齢】 5
【職業】 農家・冒険者
【レベル】 13
【生命力】 236
【魔力】 186
【筋力】 41
【防御力】 27
【俊敏力】 17
【魔法】
火魔法 LV2
→ファイアボールLV2
→ファイアウォールLV1
土魔法 LV2
→ストーンボールLV3
→ストーンアローLV1
【スキル】
○エクストラスキル
魔花姫 LV2
→メディックツリーLV2
→アイアンソーンLV1
○通常スキル
水魔法 LV1
→アクアボールLV2
テイム
【テイムモンスター】
ストーングリズリー LV21
【名前】 カシム
【年齢】 9
【職業】 猟師見習い・冒険者
【レベル】 14
【生命力】 266
【魔力】 175
【筋力】 129
【防御力】 31
【俊敏力】 21
【魔法】
風魔法 LV2
→エアロボールLV2
→エアロウォールLV1
【スキル】
○エクストラスキル
強弓の奇術師LV2
→クレッセントショットLV2
→インクリーシングアローLV1
○通常スキル
弓術
一点集中
「レベルがすごい上がってる。魔法も使えるもの増えてるし、詳しく見せて」
「「はい」」
○ アイアンソーンLV1
鉄のように硬い荊を召喚する。
召喚者が指定した相手に向かっていき、身体を貫く。
○ インクリーシングアローLV1
放った矢が2本に増える。
「エクストラスキルの新しい能力使えば、攻撃力不足を解消できそうだね。まだ自主練するのなら試してみてもいいかもね」
「「はい!」」
「明日も森に行くから、ちょっと確認したら無理せず休むこと」
「「はーい!」」




