77.歓迎会準備②
村に帰る途中、見覚えがある果物があった。
「え?レモンじゃん。まじ?みんな、この黄色い実を取るの手伝って」
「「はーい」」
「これって採種するのと、この木を運ぶのどっちの方が育てやすい?」
「採種をして、この木も運ぶのがいいと思います。アカ・アオ・キー・ドリーにこの位置は伝えましたので、明日には畑に運んで植えていると思います」
「ほんとゴーレ優秀すぎ。ありがとう。じゃあ数個取ったら帰ろうか」
「「はい!」」
▽ ▽ ▽
村に帰ってきた。
今回の成果は、レインボーバード1羽でゴールドバード3羽と卵十数個。
「カシムもニーナもお疲れ。二人ともほんと強くなったよね」
「まだまだ訓練しないと」
「私も」
自称弟子が優秀すぎて泣けてくる。
「マールさんに解体お願いして、終わったら一緒に学び舎行こ。新作料理を味見させてあげる」
「「やったーーー!!」」
僕らはマールさんの元へ向かった。
「母さん!ライル師匠が、解体して欲しいんだって」
カシムはマールさんに飛びついたところを見るとまだ子供なんだなと思わせられる。
「カシムおかえり。ライルくんのお願いなら聞かないとね」
「ありがとうございます」
「いいのよ。カシムもシャルもお世話になってるんだから。解体してくるから渡してくれる?」
バッグから出し、マールさんに渡した。
「じゃあ、やってくるわね」
数分後、解体された肉を渡された。
▽ ▽ ▽
「ブライズさん、チャールズ兄。どう?トマトソースはできた?」
「「味見お願いします」」
俺は2人が作ったトマトソースを一口食べた。
「うまいよこれ!タマネギも入ってる?」
「よかったー入ってるよ」
「いい感じ。あと、ニンニクとかも入れてもいいかも」
「「わかりました」」
ブライズさんとチャールズ兄はキッチンへ走っていった。
「よし。俺も作り始めるか!カシムとニーナはサラダ手伝って」
「「はーい」」
▽ ▽ ▽
カシムとニーナにマヨネーズ作りを頼み、
俺はマールさんに解体してもらったレインボーバードとゴールドバードをバッグから取り出した。
「とりあえず一口大でいいんだよな」
俺はゴールドバードを3羽を一口大に切った。
「あとは唐揚げ粉なんだけど、あれってなに?小麦粉でいけるか?まあやってみるか」
肉に小麦粉をまぶした。
鍋で油を熱し、肉を投入。
「唐揚げって2度揚げとかいうけどやっていいのか?やってみて、失敗したら謝ろう」
揚げた唐揚げを一度揚げた。
「うわーいい匂い!ひとつ食べてみるか」
唐揚げをひとつつまみ口に入れる。
「うっまーー!これ2度揚げしたら良さそう」
揚げた唐揚げの油を切って、再度油に投入した。
「あれ?いい感じじゃね?唐揚げ粉って小麦粉なの?」
どんどん唐揚げができてくる。
「ニーナとカシム、サラダ終わった?」
「「終わったよ!」」
「じゃあこっちきて味見して」
二人に唐揚げを渡した。
「「いただきまーす」」
2人は唐揚げを頬張る。
「ん?ん?うまいーーー!」
「美味しー!」
「これはマヨネーズとも、今日採ってきたレモンにも合うんだ。パーティ楽しみにしててね」
「「うん!」」
レモンを切り、唐揚げと一緒に皿に並べる。
「ブライズさん。この油、カツに使っていいですからね」
「ありがとう。ポテトサラダとハンバーグはできたから、あとはカツを揚げるだけ」
「了解です。揚げ終わったら会場に運んじゃいましょう」
カツが揚がり、俺らは料理と共に会場に向かった。




