59.自称弟子へのプレゼント
広場に着くと調理チーム以外は到着してた。
ブライズさんとチャールズ兄も広場についたら、流石に自分の足で歩き始めた。
カリムさんがこっちに来て、話しかけてきた。
「ライルくん、料理はどうだい?」
「期待してもらって大丈夫です」
「本当にありがとう。ライルくんには料理もそうだが、息子のスキルのことも魔法適正検査のこともありがとう」
「気にしないでください。今はパーティを楽しみましょう」
「そうだな。それじゃあ息子達のとこに行くよ」
▽ ▽ ▽
パーティは村長の挨拶で始まった。
「マヨネーズおいしいー!」
「野菜が進む!」
「うまぁー」
「ジャガイモのやつもおいしー!」
マヨネーズ効果でみんな野菜をバクバク食べてる。
この村の住人は完全にマヨネーズにハマってしまっていた。
「このジャガイモのやつは何?」
「これはポテトサラダというものです。ライルくんの指示で作りました」
「ブライズ!この茶色の硬いやつはなんだ?」
「それはホーンラビットのカツというものです。ライルくんの指示で作りました。塩かマヨネーズをつけて食べてください。キャベツも一緒にどうぞ」
「この肉の塊はなんの肉なんだ?」
「それはロングホーンラビットとストロングボアの肉ですね。細かくしてまとめて焼いたハンバーグというものです。これもライルくんの指示です。味がついてるのでそのまま食べられますが、お好みでマヨネーズを」
今回はブライズさんに説明をしっかりしといたが、毎回俺の指示っていうのやめてほしい。
俺としては、トンカツソースもデミグラスソースも作れてないから不満ではある。
トマトソースに挑戦すれば良かったと今更ながら思った。
まあ、美味しくできてはいるからいいか。
「あれ?」
広場は静まり返ってる。
ほんの数十秒、静寂の時間が流れた。
すると、
「「「「「「「「「うま!!!!」」」」」」」」
「ハンバーグ?お肉が柔らかいし肉汁がすごい!」
「カツ?サクサクだぞ!なんだこのサクサクのやつ」
「うまい!やばい!なに?これ!!」
会場が騒がしくなり、
奥様方が「作り方を!」と詰め寄ってきた。
食べ物チートはほどほどにしないとな。
▽ ▽ ▽
俺は奥様方から解放され、疾風の斧のもとに行った。
「どうです?ご飯は」
「最高だよ。うますぎる!本当お前は神童だよ」
「なりたくないので、これからもよろしくおねがいしますよ。明日なんですが、森に行こうと思います。
僕と疾風の斧の1人とニーナとカシムで行きます。大丈夫そうですか?」
「わかった。森には俺が行く」
「わかりました。準備だけよろしくお願いします」
「了解」
そして俺は本日の主役達のもとへ
「ニーナ、カシム。おめでとう!」
「ありがとうライルくん」
「ありがとう師匠」
「2人にプレゼントを渡したくてね。はい、これ」
バッグからプレゼントを取り出した。
「ニーナはこれ。ケルピー革のローブだよ。防御力と水属性の魔力操作が上がるみたいだから、カラッカの街行く時はつけてね!サイズも調整されるらしいから」
「わ!嬉しい!ほんとにありがとう。大事にするね」
「カシムには、革の鎧と賭博師の弓。革の鎧は普通のだよ。弓は3分の1の確率で矢を放つとランダムで効果が付与されるみたいだから、エクストラスキルと相性良さそうだよ」
「師匠!!ありがとう。新しい弓だー!」
「とりあえず明日はいつもの時間に学び舎集合。今日あげた装備もつけてきて、森に行ってモンスター倒すよ。明日は疲れちゃうかもしれないから、今日のうちに街に行く準備を済ましておくように」
「「はい!」」
2人の元を離れ、席に戻る。
席から2人を見ると、すでに装備をつけてるのを見て笑ってしまった。




