14.家族会議
今日の夕飯もとってもおいしかった。
説明し疲れたせいなのか、泣き疲れたせいなのか。
「ライル、今後についての話し合いをしよう」
お父さんは真剣な表情で言った。
家族会議が始まった。
「まずは、ライルに絶対に守ってほしいことだ」
・二人に黙って危険なところに行かない。
(どんだけ魔法が強くて、自分は危険じゃないと思っても、二人が危険と感じるかどうかをまずは考えて行動をすること)
・魔法を村の中で使わない。
(身の危険があるような緊急事態はよく考えてから使うこと)
「この2つだ、守れるか?」
「はい!守ります!」
「メインの『秘密基地』についてだが、その前に一つ聞きたいことがある」
お父さんは真剣な目で俺を見つめる。
「ライルはこの力とこのスキルで何をしたい?」
何がしたいか・・・
これしかないよね。
「僕は、お父さんとお母さんの生活を楽にしたいです。そのために、この村を豊かにしたいです」
二人は驚いていた。
「そうか、そんなことを考えてくれているんだな。ありがとう。でも息子におんぶに抱っこではいられない。それにこの村の発展を願ってるのは俺も同じだ!だから、俺はライルを全面的にバックアップしてやる!」
「お母さんもライルを全面的にバックアップするわ!」
ほんとにいい両親だ、この二人のために俺は全力でやるしかないな。
「二人ともありがとう!」
「よし、じゃあ具体的に話し始めよか」
「その前にお父さんに聞きたいことがあるんだけど、僕の魔法適性を検査しに行くのっていつ頃になりそう?」
「あー忘れてた、教会がある街にいくのは、馬車で丸2日はかかるからいろいろ準備をして、20〜25日後くらいになるだろう」
「わかりました。色々やれることを考えてみたいので、一旦今日は『秘密基地』でやることを話しましょう」
家族会議で土地の使い方が色々と決まった。
廃未厩畑畑 D
畑畑未未未 C
畑畑未未未 B
家畑未未廃 A
12345
まず『秘密基地』で分けられているエリアを家族で共通認識できるようにした。
1BCと2ABCに元々あった畑を『秘密基地』の畑に変更して、今まで通り両親二人に手入れをしてもらうことに。
4Dにあった厩舎を3Dにあった廃墟を更地にして移動。
4Dを畑にして、4Dと5Dの畑は俺が管理することになった。
そして全ての土地の外側に柵を作成することになった。
「こんなものかな?ライルは植物の種とか持ってるのか?」
「ジャガイモとニンジンの種なら持ってるよ」
「そうしたら、明日はその2つの植え方と育て方を教えてやろう」
「ありがとうお父さん」
「よし、とりあえず今日はここまでだ。もう遅いからライルは寝なさい」
家族会議も終わり、俺は自分の部屋に向かった。




