入ったパビリオンの感想(カンボジア・チュニジア・リトアニア/ラトビア)
さて、トルクメニスタン館を出て、万博マスターさんと別れます。
万博マスターさんによれば、20時過ぎから予約なしの人たちを駆け込みで入れてくれるパビリオンが多いということ(今は9月末からは20時以降にパビリオンが閉まっていることが多いので、現在は無理だと思います)
万博マスターさんはスイス館にチャレンジして帰ります。
私は、やっぱりオーストラリアに……。
そして、西の方向へと向かうのです。
そんなわけで、おそらくオーストラリア方面へ歩きます。
そして、見つけました。「あ、行きたかったパビリオン?」
そう、あの行きたかったと思っていた、名前の分からない国のですね。
隣は、すぐには入れそう。
なので、隣のパビリオンから入りました。
カンボジア館でした。
小さなパビリオンで、玄関?を進むと田んぼが迎えてくれます。
レッドジャスミン米(タイ米らしい)の稲穂が通路を挟んであります。このお米は実際に触ることができて、匂いを嗅いでいる人もいました。私は……それを見ている人でした(笑;)
https://32582.mitemin.net/i1033086/
正面にはアンコールワットの階段ピラミッドが、階段の正面(稲穂を挟んで、入ってきた場所に戻る感じ)にはカンボジアの仏像のようなものが祀られていました。
https://32582.mitemin.net/i1033070/
仏像のようなもの
空いているし、そんなに、あれかなぁ……と思っていたのですが、中身は本当に充実した内容だと思いました。映像とかは全くないのですが、カンボジアが大切にしているんだろうなぁというものを肌で感じられるような、そんな展示。
私の後から行く人にももちろんお勧めしておいたくらいです。
そして、チュニジア館。たぶん、チュニジア館なのです。夜だったからなのか、他で紹介されているレストランや雑貨の売店などは見当たらず、でも、こんな感じだったような……な印象。
チュニジアの歴史に関係するものが並べてありました。
星空の回廊があって、その後、映像が流れるところがあります。
そう、一部一部は、私の記憶と重なるのに、他の方が書いてらっしゃるようなものと、まったく全然イメージと合わない場所として記憶されています。
https://32582.mitemin.net/i1033082/
女性だけが弾くことのできる一本弦の楽器
まるで私の愛知万博のよう……。
たぶん、行っているんですよね。チケットの半券があったから。お土産も高くて、結局モリゾーキッコロが入っている緑のガチャボールを購入したけれど。
万博の記憶がない!!の愛知万博。日帰りだったし、旅行のついでだったから5時間滞在したかどうかのだったからかなぁ……。就職して間なしの頃の空白の記録です。なんか「行った!」と思っているだけ(汗)
はい。
私の初万博の記憶、そんなものになっています。
だから、今回のエッセイは、忘れないための記録にもなるのです!
次に入ったのはバルト館
リトアニアとラトビアが共同で作っているパビリオン。
ここに、緑の髪の日本大好きなユーチューバーさんがいます。
彼が目印でした!
そうなのです。ここに行きたかったのです!
やっと、見つけた「そうだ、私このパビリオンに入りたかったんだ!」のパビリオン。
見つけられてよかったです。
あ、もちろん、彼が目当てというわけではないのです。
このリトアニアとラトビア館内の壁が見たくて。
一面の押し花でできた壁です。
圧巻でした。
感想は、それに尽きます。
https://32582.mitemin.net/i1033069/
本当にたくさんの押し花が見回す壁全体にあって、ほんの少し黄色を帯びた光の中で光っています。
ひとつひとつにその押し花の名前が書いてあって、知っている名前を見つけるだけで「わぁ、ラベンダー。わぁ、大麦。わぁ、ヒルベリー」えっと……なんてことのないことばかりに感動していました。
日本でも見られるものばかりですね。
だから、たくさんその国を知ろうとバルト三国を四季で説明された映像を季節ごとに見ていきます。
春と夏と冬。
冬の寒さはものすごく寒いらしく、寒いことを「バルトだ!」と言うくらいらしいことが知らされます。
だけど、そこまで見て、他のお客さんがいることに気付き、画面を一度手放します。
……秋、見られませんでした。
次の方、『冬』を選んだのですよね……。そうですよね。寒い国の冬、見てみたいですよね。私も一番に選びましたもの……。
壁沿いに進みます。
https://32582.mitemin.net/i1033083/
(緑の壁の少し手前に飾ってあった燭台。何に使うんだろう?)
緑の壁には水滴があって、まるで冬の窓ガラスのよう。そこにたくさん絵が描けますし、字も書けます。
恥ずかしくて、『あ』と書きました。
小さない子どもが、いっぱい何かを書いていて、お子様だけにと何かをもらっていました。
何をもらったのか、見えませんでした。そして、未来への願いは何かというものを書く画面があります。
ここは未来を考える場所だったみたい。
私は……未来を描けませんでした。子どもの頃、若い頃、入職直後……。
もっと……と未来に手を伸ばしていたのでしょうけど。
今は……。
どうなりたいのか、分からなかったのですよね。
だけど、綺麗な壁を見ることができてとにかく満足。
後から知ったのですが、出口当たりに自動販売機があったそう……。意外と見落とし多いんですよね、私。
皆さんの観察眼が羨ましいです。
さて、そろそろ、20時に近いのです。最終チャレンジでオーストラリアに……。
それなのに、放送がなります。
「雷警報が出ているので大屋根リング下などに避難してください……」
静けさの森も閉鎖されます。
雨も降ってきました。
そうなのです。その日は実は17:00からの雨予報。
良く持ってくれたのですが、パラパラ降ったこともあり花火も中止でした。
でも、とにかくオーストラリアには向かってみます。
とうとう、明日が閉幕ですね。それなのに、万博エッセイが終わらないという(汗)
でも、行った気になれるというお言葉もいただいているので、行ったパビリオンのエッセイはしばらく続けます。




