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Geister Kontinent   精霊大陸での日常  作者: うぃんてる
第一部 賢者の学院編
18/234

登場人物紹介 その4 ※ネタバレ注意

最終改稿日2015/04/11

 クァウオの花編


☆印は登場人物紹介初登場です。



***


「うるせぇ、公爵家の俺が決めたんだよ。侯爵家ごときの女が逆らうっていうのかよ?…………お仕置きが必要だなぁ?」

「やめろっっよせっっっ!ぎゃぁぁぁっっっっ!!」


☆ドルカイル・シルフィニアス


 18歳、賢者の学院魔法使い科精霊語魔術師コースの男子生徒。身長180cmの金髪碧眼ですらりとしたイケメン美男子であるが内面は狡猾で残忍な性格の我が儘な坊ちゃん。

 古王国ウィシュメリアのシルフィニアス公爵家四男。両親は既に家督を長男に譲り渡し引退している。

 ドルカイルは幼い頃は病気がちだった為か母親に過剰な溺愛を受け育ったがために非常に我が儘な性格になってしまった。そこそこよりは良い炎の精霊使いとしての才能と女の子受けする容姿を持ち、過剰な自意識とプライド、そして強欲さを身につけてしまったドルカイルは長男から三男までがまともで手間も掛からずに育ったため、母親がドルカイルを甘やかしすぎてしまい、結果として性格が歪みきった男になってしまった。どんなに悪いことをしても母親が庇い、権勢と財力で揉み消してしまうからである。

 賢者の学院に入学する頃には表裏の顔を使い分ける暴君となってしまい、平民階級の女性を中心にそれなりの被害者をだしている。

 流石に今回はウィンテルの潜在能力を見極めきれなかったこととミランダというウィザードと相性のいいフェンリル神の神官がウィンテルに味方したことにより無様な敗北を喫することになった。



「それでも、わたくしには喩えこの身に降りかかろうとも果たさねばならぬ責任を持っていますから」

「だ、ダメですウィンテル様!殺したらエレン様方がお悲しみになられますっ!」


☆ミランダ・イーサニア


 16歳、賢者の学院カミュイ校の才媛。魔法使い科精霊神官コース所属。身長155cmのアッシュブロンドの腰まで伸ばした髪を大きめのリボンで纏めた可愛らしい子。

 精霊王国コッタンの宰相を務めるイーサニア侯爵家の令嬢で、ウィンテルに恥を掻かされ力量の差を思い知らされるまでは権力を笠に振る舞う典型的な貴族のお嬢様だった。元々本来の性格はそこまで酷いものではなく、身内に対しては気を遣い面倒見の良い性格で人一倍の責任感を持っていた。

 王太子妃候補に選ばれてからは厳しい教育により本来の性格が押さえつけられ精神的に追いつめられる事が多くなりそれが階級的な発散へと繋がったある意味可哀想な子。

 200年ぶりのウィザードに強く憧れウィンテルに恋していたのだけれども自分の実力的に諦めたという隠していた経緯があり、それでエレンにしようとしたら側には既にリリーが居た。エレンの側にいれればウィンテルの側にいれると思ったのにという考えでついつい強制的に排除してしまおうとして結局失敗したどころかドルカイルに弱みを握られる形になって人の道に外れることはダメだと深く反省してウィンテルに導かれるままに道を戻した。

 ひぃさまとお付きの令嬢達に呼ばれているが姫様というには畏れ多いので少し崩して呼ぶようにと願った結果である。



「ひぃさま。やはりわたくしたちは公爵家の者と思しき者達に監視されているようですね…………」

「アリア?!そんなっっいやぁぁぁっっっ?!」


☆セレス・イーサリアル


 16歳、精霊王国コッタン賢者の学院カミュイ校魔法使い科魔法語魔術コース所属の女子生徒。

 身長153cmの黒髪が背中まで垂らされた黒瞳の美しい女の子。イーサリアル伯爵家の一人娘で、ミランダに仕える令嬢達の取り纏め役でもある。

ミランダとセレス、そして侍女のアリアは実は幼なじみで身分違いとは分かっていながらもセレスとアリアは恋仲になってしまった。セレスがミランダに付き従ってウィシュメリアに留学する際、長期間離ればなれになることを哀れんでミランダがセレスの両親にアリアを侍女として雇うよう強く要望し聞き入れられたという経緯からセレスとアリアはミランダへの忠誠心がかなり高い。



「ひぃさま、なりません。あのような者に与すればとんでもない事になりますよ?」

「…………どうか、ひぃさまをよろしくお願い致します」


☆マリス・トリスタン


 ミランダ付きの侍女。18歳。賢者の学院を卒業後にミランダの護衛兼侍女として抜擢された才媛。トリスタン男爵家の三女でイーサニア侯爵家には礼儀作法等の勉強のために仕え始めていたのだが、ミランダに気に入られてミランダ付きの侍女になった。

 学院では投擲戦闘術など特殊技術をマスターしておりイレギュラーな状態であっても冷静に対処できる。

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