登場人物紹介(三章時点)
【 人物紹介(3章時点) 】
< 士一族 >
・士燮 (シショウ)
交州を治める「士氏政権」の当主。交趾郡の太守。
妖怪の異名を持つ、謀略に秀でた悪徳爺。精力旺盛。
外交では「士一族が自治する交州」の保持の為に尽力する。
・士壱 (シイツ)
士燮の弟、士匡の父。合浦郡にて、南海貿易を取り仕切る。
士燮の突飛な行動や、空回りの後始末を行う苦労人。
元中央官僚のエリートであるため、知識人や朝廷とのコミュニティを持つ。
・士キン (シキン)
士燮の長男。周囲とのバランスを保つ、治世の才能に秀でる。
年上の熟女好き。士壱と共に、父の行動の補佐に苦労している。
現在は人質として孫権に仕え、武昌郡太守に任じられている。
・士祇 (シシ)
士燮の次男。兄の士キンを慕う。
商売の才能に秀でており、交州での奴隷商売を牛耳る。
現在は南海郡の太守として、交州の政治を取り仕切る。
・士徽 (シキ)
主人公。士燮の三男。交趾郡にて士燮の補佐を行う。
兵法とビジネスを掛け合わせた考え方を持ち、外交の方面で縦横家の様に活躍。
主に政治家、外交官としての才能に秀でている。
・士幹 (シカン)
士燮の四男。天武の才能を持つ。
とても純粋な気質を持ち、感情豊か。悪く言えば馬鹿。直情的な脳筋野郎。
現在は人質として曹操に仕え、現在は曹丕の武術師範に。
・士匡 (シキョウ)
士壱の息子。コミュ力つよつよの遊び人。平和主義者。
裏表のないお調子者で、天下に広く顔が利く。イケメン。
現在は人質として曹操に仕える。
< 交州陣営 >
・魯陰 (ろいん)
士氏政権に仕える胡人の女性。諜報部隊を束ねる。
密かに士徽に思いを寄せるも、それを伝える気はない。
・雷華 (らいか)
士徽の幼馴染。大商人「雷家」の娘。
密かに士徽に思いを寄せる。
実は公孫瓚の従弟、公孫越の娘という血筋を持つ。
・蝉 (ぜん)
蓮の部族の若武者。士徽の舎弟。
密林のゲリラ戦の指揮に優れ、個人の武勇も秀でる。
・呉巨 (ごきょ)
元劉表配下、現在は士家に仕える武将。
劉備とは友人で、小狡い性格をしている。
交州第一の将として南海貿易の警備を担当。
・頼恭 (らいきょう)
元劉表配下、現在は士家に仕える文官。
史実では蜀の高官を歴任する程の能吏であり、清廉で堅物な性格。
士祇の補佐として交州の政治を担当。
・陳時 (ちんじ)
古くから士燮に仕え、交趾郡の政務や軍事を担当。
口数が少なく、岩の様な見た目をしている。
・康 (こう)
士徽の建てた高級料亭の従業員。
漁師の旦那が居る。料理が上手い。
・丁 (てい)
士徽の建てた高級料亭の従業員。
天下を旅した占い師。当たるかどうかは別。
・蓮 (れん)
士徽の建てた高級料亭の店主。
山越の少数部族の女頭領。めっちゃつよい。
< 孫権陣営 >
・陸績 (りくせき)
名門「陸」家。本当は当主の立場だが、若すぎるために陸遜に立場を譲っている。
諫言をよく行う為に孫権から疎まれ、交州の鬱林郡太守として左遷される。
極めて学識が高く、士徽の友人。一人の娘がいる。足が不自由。
・歩隲 (ほしつ)
孫権に忠義を尽くす、異民族対策のプロである軍人。
交州の士氏政権への抑えとして交州刺史、蒼梧郡太守として赴任。
軍規に厳しい性格。
< その他 >
・雍闓 (ようがい)
南蛮地方最大の勢力を持つ豪族。
士燮とは友人の関係で、協力体制にある。
人徳者である軍人。異民族を良く治める手腕を持つ。
・袁煕 (えんき)
名門「袁」家の血筋。袁紹の次男(庶子)。
曹操に破れて河北の奥地、遼東に逃れ、公孫氏に担がれる。
交州とは密かに協力関係にある。自分の妻が曹丕に奪われている。
(*´ω`)<孫権陣営、曹操陣営、劉備陣営はだいたい史実どおりなので、その他は検索してくだちゃい。
(*´ω`)<この人は入れた方が良いんじゃない? って場合はコメントでおせーて。




