表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月光の姫と信望者たち  作者: 山之上 舞花
第1章 セリアテスと記憶喪失と王宮の人々
69/444

7 ご飯(食事)がおいしいとやる気がでます

目覚めたとき、知らない天井で一瞬パニックになりそうになりました。

そういえば、家に帰ってきたのだったわね。


身体を起こして時計を探しました。

サイドテーブルに小さめの時計が置いてあったわ。

6時前ね。

昨日は移動と新しい場所ということで、興奮して疲れたから、早く寝てしまったのよね。


さて、どうしましょうとおもったけど、どうしようもないじゃん。

自分一人で動くのはかなり不安があるし、うーん、どうしよう。

そういえば、この世界に時計があるなんて。

食事の感じから中世ヨーロッパと思っていたけど、もっと文明が進んでいるのかしら。


食事・・・。

昨日は美味しかったけど、もし、王宮で食べたコースみたいなのが出て来たら・・・。

いやー。

やめよう。これは考えるのはやめよう。


そんなことを考えていたら、サラエさんが入ってきました。


「おはようございます、セリアテス様」

「おはようございます」

「お支度の手伝いをさせていただきます」

「はい。よろしくお願いします」


あら、また、目をまん丸にして驚いています。

そんなに変な事を言ったかな。


着替えがすむとお父様が迎えに来てくれました。

また抱き上げて食堂まで連れて行ってくれました。

食事は・・・感動です。

すごくおいしかったです。

パンとスープに蒸し鶏のサラダ。ちゃんとドレッシング?が、かけてありました。

あと、ハムにチーズです。

お茶も今までの物と違っておいしいです。

あ、いえ、王宮のお茶がまずいわけではなくて・・・嗜好の問題です。

王宮で出たお茶はうーん、ウーロン茶?みたいなかんじで・・・ちょっと違いますね。

出がらしの番茶とウーロン茶と紅茶がミックスされたような微妙な味だったんですよ。

これがこの世界のお茶だと思って何も言いませんでしたが、今飲んでるお茶がいいです。

ちゃんとした紅茶です。


このお茶のことを聞いたら、うちの領の特産品で、とっても高い品だそうです。

なんか製法が難しいとかで、あまり作れないらしいです。

だから、王宮で出たものは微妙だったのね。


これはぜひ領に見に行かねば。

紅茶が好きだった彼女は作り方を調べて現地に行ったのよね。

そして、会社に掛け合って紅茶の輸入を担当していたの。

うん。腐女子のところがなければ、尊敬できる女性だったのに。


とと、話しがそれたわ。

そう、彼女の知識は私の中にあるんだから、しっかり活用して生活を向上させないとね。


食事が終わるとお父様が1階の居間に連れて行ってくれました。

そして、名残惜しそうに仕事にいかれました。


・・・うれしいことなのですが、目の前で抱擁のキスって・・・。

お父様、お母様、今まで見てないのですが・・・。

あ、もしかして王宮だからそういうことはしていなかったとか・・・。

お二人の雰囲気が違うようにおもったのも、自宅と王宮の違いですね。

そっか~、実はラブラブ夫婦だったのね。


お母様とお兄様とソファーに座ってのんびりします。

あれ、お母様付きの秘書の方が紙の束を持ってきました。


「セリア、これからどう過ごしていくか決めましょうか」


渡された紙に書かれていたものに、目が点になりそうになりました。

ちょっと待ってください。

これってもしかしなくても私が勉強したことですか。

読み書き、計算、歴史、魔法学、乗馬に刺繍。薬学、マナー、宝石について。貴族鑑ってなんですか?

あと、買い物体験ってなに。

なんで、勉強の中にそんなものがあるの?

他にもツッコミどころがいっぱいのものが、あるんですけど。

なんか、いろいろおかしいよ。

自分で着替えできないのに掃除って、服を畳むって。


なんか、この世界の常識は知りたくなくなってきたんだけど~。


「どう、セリア。覚えていることはあるかしら」


あれ、思ったのと違うのかしら。

お母様は私が覚えてるかどうかを知りたくていろいろなことをリストアップしたのかしら。

ちょっと深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。


もう一度リストを見て気が付きました。

私、読めてます。

この文字わかります。


「お母様、読み書きの読むは大丈夫かもしれません。このリストを読むことができますもの」

「そう」


お母様はニッコリ微笑まれました。

なんか、今日は笑顔がまぶしいです。


「他は実際に試してみないとわからないとおもいます」

「それは、そうね。では、まず、歩くことから初めて、少しずついろいろ試しましょうね」


そうして今日は館の長い廊下を午前と午後に一往復づつしました。

それ以外は暇だったので、刺繍をしました。

ふむ。ちゃんとできますね。


と、いうことは、ふふふ、服を改造することもできるかしら。

なんか、希望がでてきたわ。

めざせ、自分でお着替え!


ん、なにかが違う気も?



68話です。


今日は平和な一日です。

ポジティブなセリアちゃんです。


明日はねー、明日になるとねー・・・。

大変なんだよー。

だから、今日はゆっくりしてね。


補足・・・ではないですね。

作中に出てきていたお茶のこと。

実は私は大の紅茶好きでして、もちろん、コーヒーも緑茶ものみます。

が、紅茶はこだわりがあって、ミルクティーにはこれ、アイスにはこれ、フレーバーティーも大好きよ!

と、家族にも呆れられています。


で、前に、中国茶もいくつか飲んで・・・。

友人と試飲会をしたんだけど。

うん。違いはわかるけど、烏龍茶で、一括りにしちゃだめっておもったのよね。

で、この時に、私が見てない所で、遊ばれました。

緑茶と、烏龍茶(本当は鉄観音茶)、紅茶ダージリンを混ぜられたのを飲んだのよ。

匂いもそうだけど、何だこりゃになったのよ。

友人曰く、匂いが強いからばれないかと。

と、新フレーバーティーとか、ぬかしたんで、〆ました。


で、この世界の飲み物をどうしようかとおもっていた時に、思い出したので使ってみました。

試したい人は試してもいいけど、責任は持ちませんので。

あと、紅茶は無糖でね。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

では、次話で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ