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徒然なる何らか  作者: 如月ふたば


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饗宴より

アリストファネスの演説っていうのがあってね

あれ、わたし大好きなんだ


むかしむかし、人は二人で1つだったの

背中でくっついてたんだって

その片割れを今は探してるんだって


別にさ、相手が人間じゃなくたって良いわけ

自分にとってかけがえのない物やコトだって

片割れなんだもん、何でも問題ないよね


もちろんどこかにいる

片割れが誰かなら出会ってみたい


まるで比翼連理みたいだから


むかし自分だった相手と

今の人生でもう一度、人生に入れてもらうの


そんなことが出来たらとてもロマンチックだなって

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