登場人物&メカニック&魔獣紹介
本日より更新再開します。
今話は前章の各種紹介です。本編は本日22時更新です。
【登場人物】
カイゼル・イシカワ:
近接戦闘だけでアサルトセル世界ランキング最高八十二位にまで昇り詰めた男。その実力は異世界に転移した後も健在で、アーマーダイバー乗りとしてもルッタやリリに匹敵する実力を持つ。
ただし経験量の低さから(ルッタ目線では)粗さがあり、現段階において竜雲海上で戦えば十中八九ルッタは自分が勝利すると考えている。しかし機体の性能差がより大きく出る闘技場戦ではイシカワが有利だろうとも。
カザミー:
風見一樹のハンドルネーム。名字から適当に付けた。
マガリ:
ヴァークレイ天領出身の風の機師団の元メンバー。タイフーン号にいた時は整備士だったが、現在はアーマーダイバー乗り兼整備士となってヴァークレイ天領民を救うために尽力している。
ザイゼン・カズオ:
十年前に甲子園で優勝してドラフト指名された後に行方不明になった元高校生の異世界転移者。なんでも卒なくこなし、どの分野でも上位に立てるタイプで異世界でも上手くやっていたが、五年前にアルティメット研究会に身重の妻と一緒に攫われ、当人は逃げ出すことはできたが妻と子供は救えなかった。
現在の彼はハンターギルドの調査員であり、単独活動可能な高出力型アーマーダイバー『ニンジャ』に乗ってひとり各地を飛び回り、アルティメット研究会を調査していた。
頭部には拐われた際に虫に食われかけた時の傷跡が生々しく残っている。
アーマーダイバー乗りとしての実力は低くはないが、ランクC程度で優等生の域を出ない。
セレナ・ザイゼン:
ザイゼンの妻。子供は出産できたようだが詳細は不明。ヒムラが口にしたロシエルが子供の名前と思われるが、本当に生まれているのかも含めて現時点で確証はない。
ライン・ドライデン:
領主一族に次ぐ上級貴族の出で、A級クラン『黄金の夜明け』を率いている。オリジンダイバーを操縦できるほどの魔力量と魔力制御力を持ち、ある種の異能に近いレベルの観察眼も保有している。
自身の天領を興すことを目標に活動しており、その実力は正しくランクA相応のもの。
アベル・アルトマン:
ラインの側近で、カイン・アルトマンの兄。
元々は治癒魔術の素養があったカインがラインの側近として選ばれ、兄のアベルはオマケであったが、努力の末に高い操縦技術を得るに至り、実力でラインの片腕に登り詰めた。作中での苦戦は相手が悪かったとしか言いようがない。
カイン・アルトマン:
ラインの側近で、アベル・アルトマンの弟。
治癒魔術の使い手。兄ほどではないが、カインの操縦技術も高いレベルにある。
努力家の兄を尊敬しているが、下のランクのハンターを軽んじる傾向がある。
ツァイス・カール:
ランクBクラン『スカルクラッシャーズ』のクランリーダー。
見た目怖いおっさんで、空賊狩りを行う実際怖いおっさん。人間を相手にしているために恨まれることも多いが、そういう縁も空賊狩りの情報源として利用している。
ノイマン・リヒター:
『スカルクラッシャーズ』のエース。
アーマーダイバー乗りとしては高いレベルにあり、ルッタの操縦技術を取り込もうとし、実際に短期間で効果を出し始めている。
ザクロ・ベイカー:
ランクBクラン『永久戦士団』のクランリーダーだが、生涯現役を掲げているアーマーダイバー乗りのエースでもある。実力はランクBの上澄みで、堅実な戦いを行う。
ルーナ・シャルダン:
女だけのランクBクラン『ナッツバスター』のクランリーダー。筋肉マッチョ系で性欲が強い。
潜雲病に侵されており、現在はアーマーダイバー乗りを引退している。
ナッツバスターは元ヴァーミア天領を根城にしていたクランで、ルッタやテオとも知己であった。
チルチル・リンラン:
ナッツバスターの副長で黒兎人のエース。機体は狙撃系統でシーリスと肩を並べて戦える腕を持つ。
ネズ・ネズミー:
イシカワの所属するニードルラッツの団長。
ニードルラッツはイシカワ以外は鼠人族の女性のみで構成されたクラン。彼女らは十歳前後にしか見えないが、全員が成人女性である。鼠人族はその種族的な脆弱さから強い雄を囲う習性があり、魔力量の多い異世界転移者を狙ってアキハバラオー最強レアロボ武器商店に協力している。
イシカワが外見年齢を許容できていれば合法ロリハーレムになるはずだったが、イシカワはノータッチな方のロリコンだった。結果としてイシカワの童貞は奪われたが、童貞心の消失は免れた。
団長のネズはまだ乙女で、イシカワに受け入れられた形で愛を育みたいと考えているが、部下の子供は増え続けている。
【メカニック】
ヘッジホッグ:
イロンデルタイプベースの高出力型でカイゼル・イシカワの愛機。
両腕にパイルバンカーを持ち、両足それぞれにもパイルバンカーが仕込まれているパイルバンカー四丁持ち。
バックパックウェポンにクアッドブースター、左右の腿部にもそれぞれ外付けブースターを装備しており、ゲッ◼︎ー機動で戦場を駆け巡る。
さらに今回で左右に肩部アーマーから可変する盾も装着して防御面での隙も無くなった。
シトロニエ:
ライン・ドライデンが乗るオリジンダイバー。
騎乗槍と魔導銃を一体化した武器バレットランスと円形盾を持つ、金の装飾がついた黒い機体。
ブーステッドで機体性能を強化することで全身を金色に輝かせる。
専用兵装はフレーヌのルミナスフェザーを上回る出力のセラフィムフェザー。乗り手の意思に応じて自在に変じる攻防一体の武装だが、射程距離と持続力に難があり、ラインもまだ使いこなせてはいない。
カストル:
ヴァナーフ竜天領の量産機カゾアールタイプをベースにした高出力型で、赤いラインの入った銀色の機体。
アベル・アルトマンの愛機。
魔導銃二式と魔導光槍、中型の方形盾、またバックパックウェポンに誘導魔導砲を装備している。
ポルックス:
ヴァナーフ竜天領の量産機カゾアールタイプをベースにした高出力型で、緑のラインの入った銀色の機体。カイン・アルトマンの愛機。
カストルと同様に魔導銃二式と魔導光槍、中型の方形盾、バックパックウェポンに誘導魔導砲を装備している。
ニンジャ:
モワノータイプベースの高出力型アーマーダイバーで、バックパックウェポンにフライヤーという小型雲海船を装備し、移動時には雲海船モードにチェンジできる可変機体。メイン兵装は高出力型である特性を生かした魔導銃二式の二丁持ち。
アーマーダイバーの機導核と雲海船の船導核は同じ機体内では同時発動できないため、起動はスイッチ式。フライヤーはアーマーダイバー形態では機導核出力によるブースターとして使用される。またアーマーダイバーの巨体をも覆い隠す機能『ステルスフィールド』も有している。
フライヤー:
ニンジャのバックパックウェポンとして装備されている小型雲海船。アーマーダイバー捕縛用の特殊ワイヤーを射出するギミックを有しており、機体を覆い隠すステルスフィールドもフライヤー側に搭載された機能である。
デュアルセイヴァー:
機導核を二基搭載している全長6メートルのアルティメット研究会の機体。
なおデュアルセイヴァーは機体名ではなく、アーマーダイバーやオリジンダイバーと同じく機種名に当たる。デュアルは機導核二基搭載を意味しているが、セイヴァーは新人類を自称する彼らの救世主という意味合いで名付けられた。
ヒムラは実証試験と身の安全のためにこの機体を預けられていただけで、まだ機体名は付けられていなかった。
機導核二基を同時起動可能で、理論上は平均的なオリジンダイバーと同等の出力となっているが、相互干渉による機能不全が起こる問題をどうやって解決しているのかは現時点では不明である。
パイルバンカー:
説明不要の浪漫武器。
魔弾散弾銃:
アーマーダイバーの魔導散弾銃を人間用にダウンサイジングしたもの。
非殺傷のガンソードとは違い、こちらは人間をミンチにできる。
全自動魔導散弾銃:
フルオート式の魔導散弾銃。計二十発装填されているドラムマガジンを装備している。
百爆箱弾頭:
ランクCクランの雲海船の一隻が保有していたランクA遺跡兵器。コンテナ弾頭を放ち、敵陣の中心で百発の誘導ミサイルをばら撒き、殲滅する。素材がまともに残らないので、狩りで使用するよりも緊急回避用に使用することが多いのだとか。
収束ドラグーン砲:
ランクAクラン『黄金の夜明け』の切り札。タイフーン号の拡散ドラグーン砲とは逆に一点にエネルギーを収束して撃つ兵器。基本大物狙いのバカ火力だが、発射中に薙いだりすることで雑魚散らしも可能。
【魔獣】
アクセルビートル:
ランクDの甲殻型飛獣。見た目通りの硬さのため、貫通能力のない武装ではランク以上の脅威となる。
キリングビー:
群れで活動するランクD飛獣。単体であってもその尾より出ているヴェノムニードルの一撃は脅威であり、アーマーダイバーの装甲をも貫き、内部に注入された毒はパーツを腐食させ、気化した毒霧が乗り手に接触しようものなら死に至る可能性もある。
コマンドビー:
キリングビーよりも若干サイズの大きいランクC飛獣。
単純にキリングビーを若干強化したような性能だが、この飛獣の真価はキリングビーを指揮して戦うことにある。
コマンドビーに率られただけでキリングビーの群れの戦闘評価はランクC相当に引き上がるため、攻略の際はコマンドビーを狙うのがセオリーとなる。
フォートレスビー:
全長20メートルを超える巨体を持つランクC飛獣。キャリアアブドーメンというキリングビー二十体を収納できる腹部を有している。
戦闘能力が低いために評価はランクCとなるが、その巨体だけでも厄介な上に甲殻は硬く、接近されてからの二十体のキリングビーの襲撃は雲海船にとっては大きな脅威となる。
ポーンビー:
アルティメット研究会によって品種改良された、人の形をした蜂系統の飛獣。暫定評価ではランクC相当で量産型アーマーダイバーの標準的な戦闘評価に等しい。
全長5メートルほどでアーマーダイバーと同サイズだが、アーマーダイバーであれば足首から生えているはずのフライフェザーがなく、代わりに背中から四枚の蟲の翅を生やしている。
また全身には黒と黄色の甲殻を鎧のように纏わせており、腹部が変形したニードルガンを股間部より正面に伸ばして射出する。
ラインはアーマービーと呼称したが、ヒムラの言葉でポーンビーという名称であることが後に判明している。
チンチンロボやマランビーは採用されなかった。雌だし。
ナイトビー:
暫定評価ではランクB相当で高出力型アーマーダイバーに近い性能を有している。
その実態は五体の飛獣の共生体であり、ブースターとしての機能を持つ腹部が付いた人型個体と射撃武装に品種改良された四体で構成されている。
スーサイドビー:
キリングビーを丸く、赤くしたような外見の飛獣。他の多くが雌蜂なのに対して、こちらは雄蜂である。
生殖器を爆発させて自爆攻撃を行う。
近距離で爆発されればアーマーダイバーも大破する威力を持っている。
フレイムナイトビー:
クィーンビーに召喚された仮想飛獣。
基本的にはナイトビーに準じた性能をしているが、両腕の武装は剣のような針の近接武器に変わっている。
魔力で構成された仮想体のため、強引に出力がオリジンダイバークラスにまでアップされており、さらに全身が燃えていて、接近するだけでダメージを受けてしまうほどの高熱を発している。
また魔力が供給され続ける限り再生し続けることも可能で、ランクAクランとて一体を相手にするだけでも容易ではない。
クィーンビー:
20メートル近くある赤い甲殻のランクA飛獣。
名の通りの女王蜂であり、今回ルッタたちが対峙した蜂系統飛獣はすべて彼女が生み出している。
なおルッタたちが遭遇したのはランクSに近い個体で、その身体性能や能力は恐るべきものであったが、純粋な戦闘型のランクS飛獣に及ぶものではない。




