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法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 『悪夢の研究』と『今は無き国』  作者: 橋本 直
第四十章 秘密浸透作戦

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第183話 突入開始の時間

「うぉー!」 


 合図とともに島田が飛び出した、目の前にいた干渉空間を介して現れた茜に目をやっていた三人の厚生局の武装局員が突然背後から現れた島田に驚いて目を向けるが、島田の散弾の乱射で手前の兵士がボディーアーマーに直撃を食らって吹き飛ばされた。上へと続く階段に立っていた兵士の後ろには転移した茜が立ち、素早くその肩に峰打ちでの一撃を与えた。


「島田さん!ポイントマンは私ですのよ!勝手に出られては困ります!まあ、結果的にはその方が良かったかもしれませんけど……」


 騎士としての見せ場を奪われた悔しさからか、茜は島田に向けて厭味ったらしくそう言った。


「いやあ、慣れないもので。茜お嬢さんすいませんね。俺だけ活躍しちゃって」


 島田は照れているのか威張っているのか良く分からない感じで茜に向けてそう言った。


「とりあえず結果オーライだ。そんなことより、ここにも兵隊を置いてやがった。連中は本気でアタシ等と戦争する気だぞ。そんなことして勝てるつもりでいるのか?連中は」


 ランの言葉で厚生局がプラントとその開発設備を死守する覚悟を決めていることを知って一同の表情が引き締まった。


「ラーナ!サラ!こちらから先にも兵隊が居る可能性が高いからな!緊張感を持って動けよ!」 


 残りの兵士の腹部に二発ずつ愛用のFN-P90の小口径弾を撃ち込んで止めを刺したランが開いた扉の中にいる二人に進撃のハンドサインを出した。


「こちら地下突入隊!侵入に成功!これから探索に移るっす!」 


 ラーナは走りながら腕にくくりつけられている通信機でカウラに向けて叫んだ。サラもそれに続いて暗闇が続く通路を先へと急いだ。


「こりゃあ久しぶりにアタシの本領を発揮する時が来たみてーだな。愛用の『方天画戟』を持ってくるべきだったか……まあ、あれは手加減が出来ねーからプラントごと吹き飛ばしちまうことになるかも知れねーが……そっちの方が世のため人の為か?」


 戦闘になれているランは余裕の軽口を叩きながら、ポイントマンとして地下通路を早足で進んでいく茜の後ろを笑みを浮かべながら進んでいた。



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