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法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 『悪夢の研究』と『今は無き国』  作者: 橋本 直
第二十七章 時間ばかりが過ぎていく中で

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第138話 現れた人買いの姿

「出てきた!出てきやがったぜ!」 


 そんなかなめの叫びに緊張した表情を浮かべたのはカウラだった。


「お前の情報網に何が引っかかったんだ?」 


 カウラが声をかけると作業を終えたかなめは死んだような目でカウラを見上げる。


「志村の野郎が連絡してきやがった。四時間後に事務所で会いたいとよ!今回の事件、アイツも実験台の供給元として絡んでたんだ!これですべてがつながるぞ」 


 そう言ってかなめは伸びをした。きしむ椅子の音。画面には変換ミスの多い端末で打った長文が誠にも見えた。


「さすがにこれだけ話がでかくなったらなー……早く保護してやんねーとあいつ消されるぞ。厚生局には武装組織もあるんだ。厚生局のどの辺りが今回の主犯かは知らねーが、上層部に関係者が居れば一番に動くのが武装勢力だ。この画像が所轄にまで回ったとなれば、所轄に潜んでる厚生局の手の者経由で厚生局のこの実験の開発担当のところまですぐ情報が届くはずだ。そうなったら自分の尻に火が付く前に処理しようと考えるのが普通だ」 


 ランはすぐさま立ち上がった。


「拳銃くらいは持っていったほうがいいわよね」 


「拳銃で済む話で収まればいい方だ。獲物はそれぞれ自分のを用意しろ。そのまま戦闘なんてことも十分考えておけよ」 


 そんなランの緊張をあおる一言に場の空気はまるで変った。アメリアをせかすようにかなめは立ち上がった。誠はただ呆然としていた。


「頼むぜ、法術師!」 


 気を利かせたように島田が誠の頭を叩いた。誠はようやく正気を取り戻して冷蔵庫を飛び出すと更衣室の金庫に拳銃とサブマシンガンを取りに走り出した。



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