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その68、金属のムカデ


本日2回目の更新です。







「よし、角刈りさん、わたしをあいつの頭に投げて!!」


「大丈夫か!?」


「多分ね!」


「よし!!」


 角刈りは鉄塊ごとをわたしを持ち上げると、


「うおらっっ!!!」


 大ムカデの頭へと投げつけた。


 って、ムカデの顎がこっちを狙っている!? ならば――


 わたしを挟みこもうとするでかい顎に、わたしは鉄塊をぶちこむ。

 鉄塊はムカデの顎を砕き、牙をぶっ壊して、頭ごと粉砕した。


「やった……!!」


 おっこちながら、わたしはバンザイする。


 どうやら、一撃で決められたらしい。


 頭が破壊されると同時に、ムカデはバラバラになっていった。

 そして、赤いモンスターとなって右往左往していく。


 動きがまるきり壊れたオモチャみたいだった。


 どうやら、頭の部分が司令塔みたいなもんだったらしいや。


 こっちを襲ってくる様子がないので、無視してもいいか?


 わたしは着地してから、鉄塊を回収する。

 あんだけ派手に使ったのに、傷一つついてないや……。


「いやあ、いい買い物したなあ」


 わたしは鉄塊をかつぎ、ニコニコしてしまう。


「やったぞ、やったぞ!! ムカデを討伐じゃ!!」


 タベルナはピョンピョン跳ねながら、のんきに喜んでいる。

 ほとんど何もしてないけどな!


「……それにしても、こいつら一体何をしてたのかな?」


 ドラコは砕けたムカデの頭を見ながら、不思議そうな顔。


「ロボット……ゴーレムみたいなもんだったから、え、てことは?」


「作って、操っている相手がいるかもね……」


「そりゃヤバいわ……」


「何か、ヒントみたいなものでもないかな……?」


 ドラコはムカデをあちこち見ながら、何度もうなっている。


 と。


「……これ、表面がはがれそうだね?」


 傷、というか、破損した一部を指してドラコが言った。


「どれどれ……?」


 わたしも確認してみた。

 確かにその通りである。


「よいっしょっと……」


 なので、皮? を引っぺがしてみる。


「ありゃま」


「うわ……!」


 わたしも、ドラコも驚いて声を出す。


 皮の下からは、光沢のある金属で造られたものが……。

 こうなってみると、完全にロボットというか機械だ。


「やっぱり、ゴーレムだったのか……」


「しかし、生き物の気配がしたのじゃが……」


 横からタベルナが口を出す。


「ふむ……。気配は奥のほうからするようじゃのう……?」


 と、蛇妖精は金属ムカデに手を当てながらうなずいて言った。


 中に、何かあるのか……?






どうか続けるためにも、応援をばヨロシク!!


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