その47、新たな戦士は肥満体
新戦士登場。
デブ専には嬉しいキャラ。
さて、召喚戦士の特色と言えば……。
カンフー風のスタイルが得意なスピード型の1号。
探索・潜入に秀でた忍者。
パワー型の角刈り。
そして、水中戦のロン毛であるが……。
忍者に周辺を探らせながら進むとか、どうだろう。
いや、どっから来るかわからんしなあ。
「魔法か……」
わたしはつぶやいた後、何度も頭の中で繰り返す。
(魔法……。魔法……。特殊能力…………)
それから、一人を召喚した。
すると、
「ぷしゅーー……」
「え」
出てきたのは、相撲取りみたいなイガグリ頭のデブだった。
それはもう、見事なまでの脂肪たっぷり。
お肉がパンパンにつまったおデブちゃんだった。
しかも、けっこうでかい。
背丈もあるので、肉の圧力と言うのか迫力がすっごいのである。
「ごっちゃんデス」
デブは、相撲取りみたいな言葉で頭を下げた。
基本もっこりパンツは痩せ型もあれど筋肉質なのだけど……。
こいつはパンツよりもふんどしが似合いそうだ。
「召喚されてきましたデス」
「あ、はい……」
ともかく、うなずくしかない。
「あんた……何か特技ある?」
「超能力が使えるデス」
「ちょ、超能力???」
「ぷしゅー」
「いや、ぷしゅーじゃなくって……」
「じゃ、ちょっと殴ってほしいデス」
「え」
いきなりなんちゅうお願いだ。マゾ趣味があるのか、こいつ……。
「お願いしまっす」
「わ、わかったよ……」
しょうがないので、軽く殴る。
と。
バチン、と何か分厚いゴムみたいな感触。ちょっとグニャグニャ?
そこには、半透明の緑をした壁があった。
いや、デブをドーム状に覆っている。
「特殊バリヤー、デス」
「ほおん……!?」
わたしは手を引っ込めながら、うなった。
「これ、ずっと出してられるの?」
「長い時間は無理デス」
「無理なんかい……」
素直な返事に、ずっこけそうになるわたし。
「他にも、相手の攻撃を跳ね返したり、探知したりできるデス」
「うーむ……。例えば、毒とか喰らったら?」
「毒を無効化できるデス!」
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