その35、毛むくじゃら怪物・ペルーダ
今回登場のモンスターのですが、パスハと合わせて所見は水木しげる大先生の御本でした。
怪物はエロ行為をしてるけど、そのまま噛み殺す気はなさそうで。
じゃあ、なんで舌でなめてるのかはわからんけど。
あんなのがまさか、人間に欲情してんのか?
それこそ、エロアニメじゃあるまいし……。
「えーと、お願い……」
まあ、とにかくほっとくわけにはいかんので、わたしは1号に命じた。
「ほう、はあああ……!!」
1号は両手を突き出して構えると、それを腰に辺りに持っていき……。
「ふんっは!!」
突き出した両手から、ビームみたいなものが飛び出していく。
ああー、なんか漫画とかアニメでよく見るなあ、これ。
「ぎゃわあああああああ!!!」
ビームを喰らった怪物は、姉妹やタフトを放り出して逃げ出した。
「っと……!」
わたしは急いで姉妹のもとへ。
「いったい!!」
チェスタはお尻を打ったが、姉のほうは受け身を取る。
偶然なのか、わたしの手元へ半裸のタフトが落ちてきた。
「よいせっと……!」
うまい具合にタフトをキャッチするわたし。
「ありがとうございます」
粘液まみれの美女を救い出すとは、まさにアドベンチャー。
濡れ濡れの肌が実にエロい。
まったく最低だな、最高って意味で。
わたしでもこれだから、男だったらずっと夜のオカ……まあ、いいや。
さてと……。
どうやら、怪物は湖に逃げていったようだ。
「ありゃなんだったのかいな……」
わたしは湖を見ながら、首をかしげる。
「毛むくじゃらだ……」
ウィンが言った。
「え?」
「死んだおばあちゃんから聞いたことがある。若い女の子が好きなモンスターで、時々襲ってきては女の子をさらっていくって……」
とんだエロモンスターである。
「あんま聞いたことないなあ」
ギルド所蔵の本にも載っていなかったような?
でも……。
「ペルーダ、ですね」
不意に、タフトが言う。
「え?」
「水陸両生のモンスターです。強く生命力を持ち、若い乙女や子供を好むという……」
「ふーん……」
「実際に見るのは初めてですけど……ああいうのとは」
そういうタフトの顔はちょっと赤い。
「逃げちゃったけど、追って討伐しないとまずいかな。まずいよね……」
「あんなのがいたんじゃ、村はたまんないよ! くそ、油断してなけりゃ……!」
ウィンは弓を手に、悔しそう。
「けど、すぐ逃げちゃったからなあ。ああいうタイプは面倒くさそう」
「ううーん。防御高そうなんで大技使ったのがまずかったですねえ」
1号も残念そうだった。
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