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その27、湖の近くで厄介なダンジョン


新たなクエストの依頼編






「……それにしても、ドラゴンを退治したって」


「しかも、レッサーじゃなくって、グランド!?」


「まあ。そうね」


 巫女姉妹は改めてドラゴン退治について聞いてくる。


「それにしても、一人でちょっと無茶しすぎ……!!」


 ウィンは呆れたように、わたしを見て、ため息。


「ははは。すみませんな」


「別に謝らなくってもいいけど……」


「これなら、私たちはもういらない、かな?」


 姉の横で妹はそんなことを言った。


「いや、いらないって」


「だって、ソロでそんだけできれば……」


「んー、まあ、そうはそうなんだけど。けど、まだ基礎に自信ないっていうか」


「それは言えてるかも」


 ウィンはわたしを見て、首をひねる。


「力とタフネスはあるけど、何か力任せっぽいね。重戦士ヘビーアーマーみたい」


「ああ、そういえば、また筋肉ついた?」


「う……」


 姉妹の指摘に、わたしはギクッとなる。


 そうなのだ。


 体重は増えていた。

 だが、脂肪じゃない。筋肉である。


 気づけばさらにムキムキになっていたのだ。

 レベルアップのためなのだろう。


 しかし、このまま上がっていくとどうなるのか。

 MPは上がらず、腕力ばかり強くなる。


 召喚戦士に頼らない場合、主にわたしが先頭になるようになった。

 そのほうが、効率的だからだ。


「あー、背もちょっと伸びた?」


「え?」


 チェスタの意見に、わたしはあわてることなる。

 筋肉ばかりではない。


 まさに、背丈も高くなり出していたのだ。

 おかげで、鎧なんかを少し改良せねばならなかった。


 メイスも、以前より大きく重いものに変更。

 それでも問題なく振り回せたが。


 わたしゃ、一体どうなるのだろう……。


 かといって、低レベルのままというのもなんだ。

 お金を貯めるにも討伐やらクエストは必要だし。


 そんなことを思っている矢先――


「ダンジョン・サーチャー? なんですか、それ」


「つまりダンジョンを発見して、どんなレベルか探る人ですね」


 と、ギルドの受付は言った。


「ほう……。で、その人が何か」


「ええ、定期的に来ていただいてるんですが、どうやら、かなり厄介なダンジョンができたとということで、つまり発生したわけです」


 まるで、台風である。


「このあいだみたいな、グランド・ドラゴンの出るものは稀ですけど、どこでも発生するものですからねえ。場所は、西のほうにあるバロ湖のそばです。けっこうな過疎地で、人が少ない分、ダンジョンのせいでモンスターが増加もしてて……」


 ふーむ。地図を見ると、けっこう遠いな……。空を飛べば別だが。

 







時折定時更新に送れることもありますが、連投続けます。


応援のほうも何とぞよろしく。

ポイントが増えるごとに色々捗ってまいります!




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