その24、飛行生物に乗って帰ろう!
無事に討伐終了。
「しかし、これどうすっかなあ……」
死体となってドラゴンを見て、わたしはため息。
改めて見ると、すごいでかい。
10数メートルはかるいぞ……。
よくこんなのを大人数とはいえ、素手でやっつけたもんだ。
「みんなありがとう……」
ただただ、礼を言うしかない。
「何のなんの」
1号をはじめ、戦士たちはみんな笑顔。
裸の男ばかりで、暑苦しいけどホッとする光景にも思える……。
わたしもかなり毒されたなあ。
まあ、いい。
「どうやって運ぼうか、これ」
しとめたドラゴンはあまりにもでかい。
「いつもの魔法空間でOKですねえ」
「このサイズでも?」
「もちよ」
「ああ、じゃあお願い」
そういうわけで。
ドラゴンは魔法空間にまるごとスポッと入っていったのだった。
「さてと……じゃあ」
「帰りますか!」
「そうだね」
言ったそばから、わたしは疲労感でしゃがんでしまう。
何だか力が入らなかった。
「おぶってきましょうか?」
「うーん」
1号に言われたけど、どうもなあ?
「それなら、空を飛んで帰っては」
角刈りさんがそう提案してきた。
「どうやって……?」
「空を飛ぶ召喚獣を呼び出せばいい」
「ええ?」
もっこりパンツ以外にも呼べるかよ!?
「じゃ、じゃあ!」
空飛びヤツ、出てこい。
そう念じながら召喚してみる。
と。
出てきた。
一つ目のコウモリみたいなでっかいヤツ。
といっても、身長はせいぜい2メートルほどだ。
「一応革鎧とか、メイスとかあるんだけど。運べるかな???」
「何なら荷物も魔法空間にいれておけば?」
「あ、そうか」
角刈りに言われて、気づく。
こんな便利なものがあるんだから、わざわざ持ち運びすることなかったのか。
けど、まあそれは今後でいいや。
わたしは荷物を1号に預け、おそるおそるコウモリに乗った。
「そういや、これなんて生き物だろ」
「ポポバワです――」
と、1号は言った。呼びにくい名前だ……。
10日まで3連続更新の予定。
まずは序盤の終了?
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