その17、罠にはまってしまった! ピンチが危ない!
悪党の罠が……!? さて、どうなる主人公パーティー。
「誰だ!」
ウィンが突然怒鳴り、顔をしかめながら弓を構える。
矢をつがえて、いつでも射れる体勢だ。
と、何かが飛んできて、ウィンの腕にからみついた!
蛇……!?
いや、どうもロープらしい。
腕の自由を奪われ、ウィンがつんのめって倒れた。
「へへへへ……」
「どうしたんだい、お嬢さんたち?」
粘液質な声が響いて、草むらから誰かが出てきた。
こいつらは……!
あの、酒場でエロ行為をしていたオッサンどもではないか!?
「お前ら……!」
「ん~? どうしたんだい? 怖い顔をして……」
勝気な態度で睨むウィンを、オッサンどもはニヤニヤ笑う。
「何だか具合悪そうだねえ? オジサンが見てあげよう」
「大丈夫、うまいから平気だよ?」
言いながら、オッサンたちは巫女姉妹に近づいていく。
あ、これ……罠か……!
魔法か薬かしらんけど、体の自由が利かなく細工だ……。
いつの間にか仕掛けられていたのか……。うかつ!
「おっと、お前もな」
あわてるわたしの前に、オッサンが変な杖を突き出してくる。
途端に、何か嫌な圧迫感に全身を包まれた。
巫女姉妹にも同じように杖を向けていく。
「……魔力が!」
チェスタが悲痛な声をあげた。
そうか、魔法力を封じるアイテムか……!?
これじゃ、召喚ができない!?
くそ、召喚戦士も呼び出していない状態で……!
いや……そこを狙われたのかも。
「頼りきるのは後々よくないよ」
ウィンがそう言ったので、装備を整えた後は召喚を控えていた……。
まあ、どいつもこいつももっこりパンツ一丁ってのもあるけど。
やべえ。
このままじゃ……エロひどいことになる。
エロ同人みたいに!!
わたしはゾッとしたが、ロープで縛られた後は放置された。
体はどんどん自由が利かなくなってくる……。
「どうしたのかあ? これは触診しないと」
「オジサンたちに任せておきなさい、テクはすごいんだから」
勝手なことをほざきながら、オッサンたちは巫女姉妹にからんでいく。
ベタベタと胸や太ももを触り、
「うーん。直接触らないとわからないなあ?」
とか、言いながら、服を脱がしにかかっていた。
……やばい。
完全に18禁になるよ、これ。
無視されている自分を安心すべきか、しないべきか……!?
いや、そんな場合じゃない。
けど、魔力が……魔力? そういや、自分はMPは最初ゼロだったような。
だけれど、召喚はできたよな? っていうか、自動的に……。
次回どうなるか!?
気になった方も、どうでもよいかたも――
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