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086

 翌朝、コメット達はちゃんと朝食を取り入念な準備をして出発した。


 多分、今日も5時間マラソンになるだろう。



 2時間ほど走ると、魔物の群れに襲われている何かが居る。


 人ではない。よく見ると学者帽を被った猫が走って逃げているようだ。


「助けてニャーー!!」


 こっちに向かって叫んでいるようだ。


 仕方がない、助けてあげるとするか。


「こっちにこーい!」


 謎の猫はこっちに走ってくる。


 猫の後ろを追いかけている魔物は帝国が使役していた複数のデーモン達のようだ。


「アンナ、マルク君、ルネ、こらしめてやりなさい」


「え?は、はい!」


 突然の指名に戸惑いながらも、魔物退治に向かう3人。


 何の抵抗も出来ずにデーモン達は蹴散らされた。


 学者帽の猫は息を切らせながらお礼を言う。


「ハァ、ハァ、助かりましたニャ」


「俺はコメット、右からアンナ、ルネ、マルク君だ」


「私はナビと申しますニャ」


「ナビさんは猫獣人なんですか?」


「いえ、ただの猫ですニャ」


 ただの猫が学者帽被ったり喋ったりするのか……?


「そ、そうですか。どうしてこんなところで魔物に襲われていたんですか?」


「私は案内人をしているのニャ。地図を作り続けて20年。案内出来ない場所などないと自負しているのニャ」


「それは凄いですね」


「帝国から頼まれてここまで案内したのに、用済みだと言われて襲われたのニャ」


「なるほど、それで逃げていたわけですね」


「そういうことニャ」


「無事で良かったですね。じゃ、俺たちはこれで……」


「待つニャ!まだお礼をしていないニャ!(こんなところに置いてかれたらマズイニャ)」


「いえ、お礼は結構です」


「そんなこと言わずにお礼の内容だけでも聞くニャ!」


「うーん、面倒な予感しかしないけど、どんなお礼なんです?」


「好きな場所に案内してあげるニャ!」


「やっぱりそうなりますよね。特に今のところは困ってないのですが……」


 魔法大学への道は知ってるからどうしようかな?


「コメットさん、帝国から来たというなら帝国を案内してもらったらどうですか?」


「それはいいかもしれないね。アンナ、良い案です」


「帝国でもどこでも案内するニャ!」


「じゃあ、お願いします。魔法大学まで急ぐからハティに乗ってください」


「ギニャアアアアア!天敵の犬!!ウッ……」


 勝手に騒いで勝手に気絶したナビをハティに乗せて、ルネに任せる。


 今の出来事で時間を取られた。魔法大学に急ぐことにする。

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― 新着の感想 ―
[一言] 毎日の更新ありがとうございます。コメット君の突き抜けた都市建設、いや国造りの様子をワクワクニヤニヤしながら見守らせて頂いてます。 これからはナビ君もレギュラー仲間入りでしょうか。 来年も更新…
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