26 七つの子
♪かーらーす なぜなくのー からすはやーまーにー
♪かーわいーい なーなーつーのこがあるかーらーよー
♪かーわいーいかーわいーいと かーらーすーはなくよー
♪かーわいーいかーわいーいとなくんだよー
♪やーまーのふーるすへー いってみてごーらんー
♪まーるいめをーした いーいこだよー
「七つの子」
・作詞 野口雨情 1945年ご逝去 著作権保護期間満了済
・作曲 本居長世
私も参加した個人企画でこの歌を取り上げた方がいらしたので、念のため著作権の有無を調べてみたところ、大丈夫でした。
この歌、まずは「七つの子」の意味がよく問いただされます。
つまり、「カラスの子が七歳である」か「カラスの子が七羽いる」のどちらなのだ? という問いかけです。
山下和美氏の名作「天才柳沢教授の生活」でも審議(?)されましたが、結論は出ていません。
いずれにしても自然界では考えられないことです。カラスの七歳は子供じゃないですし、さすがに一つの巣に七羽はいない。
野口雨情氏の孫娘さんによると、これは当時雨情氏の息子さんが七歳だったのでカラスに仮託したのではとのことですが、なにぶんご本人様が亡くなられているので真相は分かりません。
そして、この歌を語るのに欠かせないのは志村けんのあのギャグ。
「カラスの勝手でしょ」
これは志村けんが作ったものではなく自然発生的要素が大きかったようです。(笑福亭鶴光氏のオールナイトニッポンが発祥との説もあります)。
しかし、大ヒット。当の志村けんが飽きてやめたら逆に「何故やらない」と抗議が来たとかw




