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オルトヴィーンとの話し合い(前編)

 ……うぅ、やっぱりダメでした。


 一体何のお話をするつもりなのか気になって仕方がありませんでしたし、オルトヴィーン様やヴィルフリート様と魔力回復の休憩が重ならないように二人の動きをずっと探っていたせいでしょう。とても疲れたのに、講義に集中できませんでした。


 ……わたくし、これ以上心をかき乱されたくありませんもの。今回のお話し合いでドレヴァンヒェルとは決着をつけるのです!


 以前オルトヴィーン様から想いを伝えられた時、わたくしは「お父様の決めた婚約者候補がいます」とお断りしたつもりでした。けれど、嫁盗りディッターに参加するとおっしゃるのです。おそらく女神の降臨によって、ドレヴァンヒェルにおけるわたくしの価値が上がったのでしょう。


 ……ドレヴァンヒェルが策を弄してきたところで、わたくしだって負けるつもりはありません。


 魔力回復の休憩をしている間にコルドゥラへ「講義の後にオルトヴィーン様とお話をすることになりました。ダンケルフェルガーのお茶会室を準備してください」とオルドナンツで知らせることができたのです。コルドゥラのことですから、ケントリプスやラザンタルクにも知らせてくれるでしょう。一人でオルトヴィーン様と対峙したり、不利な状況に持ち込まれたりする事態は回避できます。


 ……上手くとはいかないものの、及第点ではないでしょうか。


 自分の対応にひとまず満足していると、オルトヴィーン様が近付いてきました。ここでお話を始められると困ります。わたくしは自分の荷物を手にして教室の出入り口へ歩き出しました。


「ハンネローレ様、私もここで話をするつもりはありません。ドレヴァンヒェルのお茶会室を準備させています。参りましょう」


 わたくしは手を差し伸べるオルトヴィーン様の顔を見つめて首を横に振ると、一人で教室から出ました。そして、迎えに来てくれているラザンタルクの手を取ります。


「いいえ。わたくし、オルトヴィーン様のお話はダンケルフェルガーのお茶会室で伺います。嫁盗りディッターに参加申し込みをした領地のお茶会室へ一人で行くつもりはありません」

「……彼を同席させるということですか?」


 オルトヴィーン様はラザンタルクを見て、少し考えるように眉を寄せました。


「お話を伺うとは申し上げましたが、わたくし一人で、とお約束した覚えはございません。わたくしの婚約者候補がいる前でお話しできないことであれば、お断りさせていただきます」


 嫁盗りディッターは文字通り嫁を奪いたいと考える者達が起こすディッターです。何が起こっても不思議ではありません。本来の嫁盗りディッターについて調べているはずのドレヴァンヒェルにはどれだけ警戒しても警戒しすぎることはないでしょう。


「……なるほど。アウブ・ダンケルフェルガーが忠告するわけですね」

「お父様が何か?」

「お話はお茶会室で。……随分と注目を集めているようですから移動しましょう」


 オルトヴィーン様の言葉に頷き、わたくしはラザンタルクにエスコートされて足を踏み出しました。ダンケルフェルガーのお茶会室に案内する形になるので、わたくし達が先を歩き、後ろにオルトヴィーン様とその側近達が続きます。


 わたくしの半歩前を歩いていたコルドゥラがチラリと後ろを振り返りました。


「ハンネローレ姫様、どうして突然オルトヴィーン様とお話をすることになったのですか? 一旦お断りして日を変えるなど、少し時間を取ってもよかったと思いますよ。あまりにも突然だったせいで、ケントリプスが奔走する羽目になったではありませんか」


 わたくしがオルドナンツを送った後、ケントリプスは情報戦でドレヴァンヒェルを迎え撃つための準備で非常に忙しくなって迎えに来られず、お茶会室で落ち合う予定になっているそうです。


「お断りできればよかったのですけれど、断り切れず講義中の魔力の回復時間中に盗聴防止の魔術具を使って話を進められるのが一番困りますもの。わたくしが一人でお話を聞くことになるよりは、講義の後にダンケルフェルガーのお茶会室でケントリプスやラザンタルクに同席してもらって聞く方が良いと思ったのです。これでも色々と考えた結果なのですよ」


 嫁盗りディッターを控えた今の状況でオルトヴィーン様と一対一で話をするのは非常に危険です。推測できる話題を考えても盗聴防止の魔術具を使用することになるでしょう。他者に話の内容がわからないということは、後から「このような話をした」と大袈裟にされたり嘘を吐かれたりしても真実を証明できません。


「わたくし、不用意に隙を作るべきではないでしょう?」

「確かに講義中を狙われるくらいならばお茶会室の準備をする方が良いですね」


 納得したようにコルドゥラは頷きましたが、ラザンタルクは片手でマントをつかんだり離したりしています。何か言いたいことがある時の癖を見つけて、わたくしはラザンタルクを見上げました。


「何か言いたいことがあるのでしょう?」

「あ……」


 ラザンタルクは決まり悪そうな顔でマントから手を離し、しばらく躊躇ってからこちらの反応を注意深く窺うような栗色の目でわたくしを見ました。


「……ハンネローレ様は本当にドレヴァンヒェルへ行きたいと考えてはいないのですか?」


 言い難そうにボソリと問われた言葉に、わたくしはケントリプスからも「本気でダンケルフェルガーを出たいならば、オルトヴィーン様の求婚を受けることも考慮されてはいかがですか?」と問われたことを思い出しました。わたくしは婚約者候補達をずいぶんと不安にさせているようです。


「もし考えていたらドレヴァンヒェルのお茶会室へ赴いたでしょうし、誰にも邪魔されないように領主候補生コースの講義中に話を進めますよ。わたくし、他領へ行きたいとは考えていません。それは信じてください」


 ラザンタルクがホッと安堵の息を吐いた頃にはダンケルフェルガーのお茶会室に到着しました。




「おかえりなさいませ、ハンネローレ様。ようこそいらっしゃいました、オルトヴィーン様」


 わたくしの側仕え見習い達に出迎えられ、円いテーブルに案内されます。わたくしの正面にオルトヴィーン様、右にラザンタルク、左にケントリプスのようです。一つだけ空いている席を見ていると、ケントリプスが寮からお茶会室に入ってきました。


「ハンネローレ様のお迎えに間に合わず申し訳ございません」

「それは構いませんけれど、フォルスエルンテのご機嫌はいかがでしたか?」

「素晴らしい笑顔でした」


 どうやら情報収集に奔走した甲斐はあって何やら収穫があったようですが、その割にはケントリプスの表情が優れません。笑顔は笑顔なのですけれど、何となく力がない感じです。


「姫様、本日のお茶はベッターリッツを準備いたしましたよ」


 ケントリプスではなくお客様を気遣いなさいというコルドゥラの注意に違いありません。わたくしはオルトヴィーン様に向き合いました。

 ベッターリッツはオルトヴィーン様が好まれているお茶だと聞いています。スッキリとした味わいで、研究に煮詰まった文官達に人気があります。少しだけ花蜜を垂らして飲むことが好まれています。


「オルトヴィーン様、レヴァとクルーヴの蜜ならばどちらがお好みでしょう?」

「ベッターリッツならばレヴァでしょうか」


 オルトヴィーン様の答えに、コルドゥラがわたくしのカップにレヴァの蜜を入れてくれました。

 わたくしが毒見としてお茶を一口飲み、お菓子を勧め、一通りのやり取りを終えると、オルトヴィーン様が口を開きました。


「あまり時間がないので、性急ですが本題に入らせてください。今回の嫁盗りディッターをハンネローレ様がどのように受け止めているのか、アウブからどのようなお話を聞いているのか、教えていただきたいと思っています」


 オルトヴィーン様から予想外の言葉が出てきて、わたくしは目を瞬かせました。予想と全く違う話題です。


「あら……? ヴィルフリート様がオルトヴィーン様に全面的に協力すると宣言したことについてのお話ではないのでしょうか?」


 自分が予想していた話題を口にすると、今度はオルトヴィーン様が思ってもみなかったことを言われたような顔になりました。


「それはヴィルフリート個人の意見で、エーレンフェストとしての意見ではない。紛らわしい言葉だったのかハンネローレ様に誤解されたと本日の午前中に本人から説明と謝罪がありました。エーレンフェストからダンケルフェルガーへ謝罪が済んだことだとも聞いています。私からハンネローレ様に言うことは何もありません」


 そうおっしゃられても何の裏もなくヴィルフリート様が「全面的に協力する」とわたくしにわざわざ告げるとは思えません。


「ドレヴァンヒェルがエーレンフェストと組むつもりはなかったということでしょうか? ならば、ヴィルフリート様はどのような意図で……」

「それは彼にしかわかりませんよ。私が望んだことでも、エーレンフェストとドレヴァンヒェルが話し合ったことでもないのですから。それより、今回の嫁盗りディッターについてハンネローレ様はどのようにお考えでしょう?」


 わたくしはディッターにおける不安要素としてヴィルフリート様とオルトヴィーン様の協力関係について詳しく知りたかったのですけれど、オルトヴィーン様はさっさと話題を変えてしまいました。

 けれど、嫁盗りディッターをどう考えているかと問われても困ります。女性にとっても親族にとっても望まない婚姻を求められたから起こるディッターです。わたくしがどのように考えるかなど、わざわざ問わなくてもわかるでしょう。


「神々のお招きから戻ったら収拾のつかない事態になっていて驚きましたし、迷惑だとしか思えませんけれど……」

「そうではなく、アウブ・ダンケルフェルガーからドレヴァンヒェルについて何の説明もなかったのでしょうか?」


 ……特になかったと思いますけれど……。


 わたくしが目覚めてから片付けた文書の内容を思い返していると、ラザンタルクが横から少し身を乗り出しました。


「ハンネローレ様の意識がない間もその後も、アウブからディッターの準備や求婚してくる他領への対応に関しては指示がございましたが、ドレヴァンヒェルについて特筆された内容はありませんでした」


 ラザンタルクの明確な答えにオルトヴィーン様が難しい顔で考え込んでしまわれました。


「わたくしからもお伺いしたいことがあります。わたくしはオルトヴィーン様からお気持ちを伝えられた時にお父様の決めた婚約者候補がいるとお断りしたつもりでした」


 オルトヴィーン様だけではなく、ラザンタルクとケントリプスもわたくしに注目します。


「第二の女神の化身に魅力があることはわかりますが、ローゼマイン様と違ってその立場に相応しい能力などわたくしにはございません。ダンケルフェルガーと敵対してまで嫁盗りディッターに挑む価値などないのです。それでも、ドレヴァンヒェルは嫁盗りディッターに挑むのですか?」


 できれば早々に諦めてほしいのです。第二の女神の化身と持ち上げられ、ローゼマイン様と同じことを望まれてもわたくしにはできませんから。


「ハンネローレ様ご自身に魅力があるとは考えないのですか?」


 第一位になったダンケルフェルガーの領主候補生、第二の女神の化身などの立場を取り払ったわたくしに何が残るというのでしょうか。何に関しても間が悪くて、決断が遅いと叱られがちですし、独りよがりで側近との間に溝を作ってしまったり、周囲の者達の気持ちに鈍かったりした自分しか思い出せません。


 ……他領の方に求められる要素があるとすれば……。


「あの、もしかしてドレヴァンヒェルでは魔力量が求められているのでしょうか?」


 大領地の領主候補生に相応しい魔力量ならばあります。わたくしが答えを見つけて顔を上げると、オルトヴィーン様は不愉快そうにケントリプスとラザンタルクを見やりました。


「ハンネローレ様には控えめに周囲の様子を窺う慎重さもあれば、自分を貫く強さもあるではございませんか。エーレンフェストとのディッターの結果、四年生の貴族院で周囲と上手くいっていない時も顔を上げていた貴女の強さを、私は好ましく思っています」


 完全な不意打ちです。全く予想もしなかった褒め言葉に動揺して、わたくしはピクリとも動けなくなりました。頭が真っ白になってしまい、どう反応して何と返せば良いのかわかりません。


「姫様、顔に出すぎです」


 ……無理です!


 背後にいるコルドゥラから注意されましたが、恥ずかしすぎて死にそうなのです。余裕のある態度で対応などできるわけがないでしょう。


 ……冷静に指摘するより助けてくださいませ!


 助けを求めるわたくしの心の悲鳴はコルドゥラではなく、何故かラザンタルクに届いたようです。ラザンタルクが少し険しい顔で「オルトヴィーン様」と声をかけ、立ち上がりました。


「ハンネローレ様の強さはそのような精神的なものだけではありません! オルトヴィーン様はハンネローレ様のことを何もご存じではないでしょう。本当に強いのです。騎士を率いて本物のディッターに参加し、ローゼマイン様やフェルディナンド様からお褒めの言葉をいただくほど」


 何故かラザンタルクが張り合ってわたくしの戦闘能力的な強さを褒め始め、オルトヴィーン様が呆気に取られた顔になりました。


「ハンネローレ様は突出して得意な武器がないとおっしゃいますが、どんな武器でもそれなりに戦えるということです。敵を見据える横顔、槍を突き出す鋭さ、どれだけ敵が強くても盾を握って退かない胆力……。その美しさを見たことなどないでしょう?」

「それでは戦闘時の美しさしか知らないような言い分ではありませんか。婚約者候補だというのに他の褒め言葉を知らないのですか? ハンネローレ様の可愛らしさは……」


 とても表情を取り繕うなどできません。わたくしは恥ずかしさで熱くなっている頬を袖で隠しつつ、この場を何とかできそうな者がいないか見回しました。一人だけ涼しい顔をしている同席者がいます。


「ケントリプス、黙って見ていないで……」

「私もハンネローレ様を褒めた方が良いですか?」

「違います! 二人を止めてくださいませ」


 もう感情が昂ぶりすぎて涙が零れそうです。わたくしが涙目になっていることに気付くと、ケントリプスは軽く息を呑んで少しだけ手を動かしました。それが何らかの合図だったようです。その直後、「姫様」とコルドゥラに呼びかけられ、振り返ったところで素早くわたくしの目元が拭われました。ラザンタルクとオルトヴィーン様が全くこちらの動きに気付かない間の早業です。


 驚いたことで恥ずかしさが引き、少しだけわたくしの感情が落ち着きました。それを確認してからケントリプスが二人に声をかけます。


「ラザンタルク、オルトヴィーン様。ずいぶんと熱が入っていますが、それ以上話すのであれば別に席を準備させましょうか?」


 もう出て行けと言われたオルトヴィーン様が咳払いをして居住まいを正しました。


「失礼いたしました。……とはいえ、私はアウブ・ダンケルフェルガーよりハンネローレ様を口説く権利を得ています」

「……え? そのようなこと、わたくしは聞いていません。嫁盗りディッターを前にして、父親が娘を口説く権利など与えるはずがありませんもの」


 わたくしが首を横に振ると、オルトヴィーン様は「やはり知らなかったのですね」と困ったように微笑みました。


「今回の嫁盗りディッターでは、ハンネローレ様の意志でドレヴァンヒェルへ向かうならばダンケルフェルガーはそれを見逃す。故に嫁盗りではなく嫁取りにできるように尽力せよ、とお言葉をいただいています」


 オルトヴィーン様は当然のこととしておっしゃいますが、とても信じられません。


「それほど大事なことであれば、お父様はわたくしや婚約者候補達に必ず伝えるはずです。ケントリプスやラザンタルクも知りませんよね?」


 わたくしが二人の顔を見ると、二人は「ハンネローレ様の意識がない時にアウブから聞いています」と言って、少し気まずそうに目を逸らしました。


「どうして教えてくれなかったのですか?」

「ハンネローレ様がドレヴァンヒェルへ行きたいと考えていないならば、わざわざ教えることではないと判断したからです。むしろ、お心を惑わせないようにオルトヴィーン様を近付けないようにする方が肝要だと……」


 ケントリプスは「私は一応ドレヴァンヒェルへ行く気があるかどうか尋ねましたよ」と言って肩を竦めます。ラザンタルクもそれに同調するように頷きました。


 ……確かにドレヴァンヒェルへ行く気があるかどうか確認されましたけれど……。


「口説かれたかったですか? それならば、私が……」

「ラザンタルク、この場でそれ以上は止めてください。わたくしは知らされなかったことが不満なだけです」


 口説かれたいとは思っていません。あまりにも心臓に悪いのですもの。もう十分です。

 わたくしがラザンタルクを止めていると、オルトヴィーン様が真剣な顔になってわたくしと婚約者候補達、それから側近達を見回しました。


「ハンネローレ様のご様子ではダンケルフェルガーとドレヴァンヒェルの密約もご存じではないようですね。そちらも婚約者候補達のところで止まっているのでしょうか?」


 ラザンタルクが「密約? 何の話だ?」と訝しそうな顔になったのに比べて、ケントリプスは心当たりがあるような顔で少し眉を寄せました。


「……ケントリプス、知っているのですか?」

「それに関してはアウブの書簡で私も先程知りました。ドレヴァンヒェルとの話し合いがあると私が伝えたことでアウブが知らせてくださったのです。ツェントからのお話でどの程度の辞退者が出るか確認が取れた後で、私達に伝えるつもりだったようです」


 どうやらケントリプスが今回の話し合いのために入手したのが、密約に関する情報だったようです。


「だが、辞退者は領地対抗戦でアウブとお話するとツェントがおっしゃったはずでは? その後で共闘に関して教えられるのでは遅すぎないか?」

「緊急連絡用の魔術具で辞退と謝罪と情報を伝える領地がいくつもあったそうだ」


 領地対抗戦でアウブと直接話をするようにとツェントが決めたのは、貴族院の学生達を領地のオルドナンツにしないためです。けれど、謝罪は早い方が良いとされています。そのため、嫁盗りディッターの申し込みがダンケルフェルガーを怒らせる行為だったと知って、危機感を募らせた領地はアウブしか使えない緊急連絡用の魔術具を使ってお父様に直接お詫びをしているそうです。


「辞退を申し出た領地に関してドレヴァンヒェルと情報共有をしておけと言われています」

「……では、アウブ同士の密約が本当にあるのですね」


 わたくしの確認にオルトヴィーン様は「はい」と頷きました。



アウブから許可を得て口説きかかるオルトヴィーン。

口説き文句がダンケルフェルガーのラザンタルク。

照れて頭が真っ白のハンネローレ。

三人の様子を眺めているケントリプス。


次は、後編です。

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ケントリプス、、涙目のハンネ様にハッとしてるし、口説かれたいですか?って少し揶揄ってる感じが、良き。初恋も泣き虫ハンネ様だしね、涙目が好きなんだね。 まじめで主想いで優秀で素敵だけどSな趣味がチラ見え…
おや?オルトヴィーンは、ヴィルフリートが彼を慕うほどには、ヴィルフリートのこと気にしてなかったかな。ドライに切り捨てたね。まあ、無理もないか。
ヴィルフリート…もう5年生なのに1年生の時のロゼマみたいな失言やらかしてて、ここまでバカに書かれてしまってるの悲しくなる。 オルトヴィーンからもバッサリ切り捨てられてるやん。「こっちは真剣勝負に挑んで…
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