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冬木の葉

2018/01/21

挫折の向こうに見える景色

光り輝く 壮大な世界

それの前に聳える壁は

希望の手前に見える 絶望


叶うかどうかも定かではない

夢を見るのは 恐ろしく

油断をすれば風化しそうな

心は 潰せるほどに儚い


一度 失くしてしまうとなれば

別れたモノは 戻ると限らず

新たに 胸に抱くとしても

複合物かたまりは 留まる事を知らない


胸を裂けば 華が咲く

真紅に染まる 白薔薇が

万人に 尊敬の念を懐き

美しき物を 求め続ける


眩しき光を夢に見て

闇に怯えて 生きる日々

踏み外そうなら 谷へと落ちる

身を留めようと 何かに縋る


光と闇の狭間にて

揺れる木の葉は 枯れ時を

感じてもなお 縋り付く

人は 一片 冬木の葉

常に危うい人生はまるで、枝先で揺れる冬木の葉のよう。

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