機体解説「試作機ルスティカ」
こちらは機体解説となっています。詳しく知りたい方はぜひどうぞ。
王国製・ライデンシャフト・XLO-03(3号試作機)”ルスティカ”
”ルスティカ”は王国軍初の第3世代型主力ライデンシャフト(開発コード名”デスピア”)の実用化に向けて造られた試作機のうちの1機体であった。
その機体の開発には”王国軍ルーベン魔導機兵開発工廠”があたった。
このルーベン魔導機兵開発工廠は、第2次聖神機大戦時、高い完成度を誇ったライデンシャフト・メトシェラシリーズの製作工廠として名をはせた。
王国軍・第3世代型主力ライデンシャフト開発計画では、魔導機兵開発工廠として新興の”ステア開発工廠”と採用を競った。
(ステア魔導機兵開発工廠が製作したライデンシャフトがブルージュシリーズである。)
ルスティカはあらゆる性能面において、ブルージュの試作機を上回る性能を示した。しかし、機体の制御が極めて難しく、一般のパイロットには扱いこなせない代物だった。エース級パイロットでさえ扱えるものは一部だった。
その課題を克服すべく試作機は幾つか造られたが、その課題を克服できなかった。
さらに整備面、生産性にも非常に多くの課題があり、採用は見送られることとなった。
その後、ルーベン開発工廠閉鎖により、デスピアシリーズの開発は中止が決定される。
”ルスティカ”は王国軍の倉庫でひっそりと眠ることになった。
機体データ
フィレリア王国軍
試作型ライデンシャフト
全長16、9m
総重量、19,2t
総出力13700mj(メテオジュール)
制御システム
魔導演算機統制機構(ウィザードシステム)
装甲材質
ピュア・シルフィ二ウム
フレーム機構
モータルフレーム
主兵装
試作機用魔導砲
近接戦闘兵器
ハイヒート・シュヴァリエ
主防護兵器
試作機用シールド




