機体解説「ブルージュ・EINS」
こちらは機体解説となっています。詳しく知りたい方はぜひどうぞ。
こちらではブルージュ・「EINS」の解説になっていますが本編では演習仕様としてでています。基本性能は同じです。
装備が演習用装備となっている点が異なっています。
王国製・量産型ライデンシャフト・MLV-201・ブルージュ・EINS”
第2次聖神機大戦・停戦後、王国軍は先の大戦・開戦時における
(───帝国軍が初めて実戦投入した量産型ライデンシャフトによる序盤戦の攻勢───)
反省から、軍の威信をかけて第2世代ライデンシャフトの開発計画を推し進めた。
新型開発計画は遅滞なく進行し、試作型ブルージュ(開発コード・ファルコ)の開発に成功する。
しかし、新規開発したブルージュの量産化が本格稼働する前に、第3次聖神機大戦が勃発する。
この時すでに、帝国軍は第2世代ライデンシャフト”ガタカⅠ”の量産化に成功、前線への配備が進められていた。
第3次聖神機大戦の火ぶたが切られると、この帝国製新型ライデンシャフト|《ガタカⅠ》を相手に、王国軍旧型ライデンシャフト部隊はなす術なく退けられた。
帝国は大戦序盤の主導権を握った。
王国軍は、度重なる帝国との機体開発競争の遅れに対し、自国の開発計画の方針を変更、最優先に上がったのが、帝国軍ライデンシャフト≪ガタカⅠ≫の鹵獲計画だった。
ブルージュの量産化計画は一時凍結され、前線は旧型による防衛を強いられた。
(この間、王国国土防衛戦は王国軍に多大な犠牲を出した。)
王国の運命を左右するこの鹵獲計画は、数々のエースパイロットの犠牲と引き換えにからくも成功する。
こうして奪取された帝国製ライデンシャフト”ガタカⅠ”を、王国軍ライデンシャフト開発チームが総力をあげて研究、解析をおこなった。
ここで得られた《ガタカⅠ》の機体情報を、すでに完成していたブルージュに反映させることで、王国軍は《ガタカⅠ》を上回る機体の開発に成功する。
その機体が、王国軍第2世代ライデンシャフト・MLV-201・ブルージュ・EINSである。
ブルージュ・EINSの配備当初、パイロット達は機体性能を十分に発揮できなかった。
それは、この機体から新しく採用されたウィザードシステムに対応する、新コックピット機構の操作性が主な原因だった。
慣れないコックピットに、パイロット達は苦しめられた。
しかし、この問題もパイロット達の不断の努力により解決されてゆく。
そして、新コクピットに順応したパイロットの育成が進むと、機体性能でガタカⅠを上回るブルージュ・EINSによって、
王国軍は徐々に戦線は押し戻していった。
ブルージュ・EINS先行型は頻繁に機体トラブルをおこしたが、《アインス》後期量産型は、細かな改良が加えられ、非常に安定した運用を可能とした。
こうしてブルージュ・EINSは第三次聖神機戦争初期の王国軍主力兵器となった。
機体データ
フィレリア王国軍
旧主力ライデンシャフト
全長 16、8m
総重量 19、7t
総出力 11200mj(メテオジュール)
制御システム
魔導演算機統制機構(ウィザードシステム)
装甲材質
シルフィ二ウム
フレーム機構
モータルフレーム
基本標準兵装(任務、パイロットによって装備の変更あり)
主兵装
MRK-14・魔導砲
近接戦闘兵器
ハイヒート・グラディウスVer・2
主防護兵器
ブルージュ・EINS用大型シールド




