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異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?  作者: お子様
第3章 快適生活へ向けて頑張ろう!
80/201

080 ケツ痛そうじゃん?

「……判りました。それで良いです」

「セレフィ!!」

「クルナ! 落ち着いて! ギルドの決定に反論出来る程の証拠があるの?!」

「そ、それは……でも!」

「判ってる! 判ってるけど、しょうがないじゃない!」

「ここは一時撤退。冒険でもそう。不利な時は撤退も視野に入れる。いつもの事」


クルナを女達が宥めている。

それを見てると、俺が悪役に見えてくるから不思議だ。

鬱陶しいので、帰りましょう。


「じゃあ帰ります。ベルドさんはどうしますか?」

「俺も帰る」

「彼らと一緒じゃなくて良いんですか?」

「アレを回収するから時間がかかるだろ。俺は帰って報告書を書かなきゃならん」

「じゃあ一緒に帰りますか」

「待て! どうやって帰る気だ?!」

「……乗って?」


ベルドさんが青ざめる。

あぁ、また咥えられると思っているのだろう。


「大丈夫ですよ。ベルドさんにも乗ってもらいますから」

「の、乗る?」


そう、ベルドさんにはサイに乗ってもらう。


「ゆっくり移動してくれよ? ……ところでお前は何をやってるんだ?」


俺はサイに乗ったゴリラに抱きかかえてもらっている。

何でこうするかって?

多分揺れるじゃん? 絶対防御あるけど、ケツ痛そうじゃん?

後、ちゃんと乗っていられるか分からないじゃん?

ゴリラならサイに乗り慣れてるはず。ゲームでも乗ってたし。


「気にしないで。はい、出発!」

「うおおおおぉぉぉぉぉ!!」


ベルドさんの叫び声と共に、俺達は帝都に戻った。




動物達には帝都に入る前に自宅に向かってもらった。

俺はベルドさんと一緒に帝都に入り、冒険者ギルドに向かう。


そこで、入手した物を全て売り払う。

代金は口座に入金してもらう事にして、家に帰る。


家の前で、宰相さんが待っていた。




「伯爵の件ですが、収束しました」

「早いですね!」

「渡されたノートを精査した所、色々な事が判明したのですぐに処罰出来ましたよ」

「皇帝の手の者とか言ってませんでしたか? なのにすぐ処罰出来たんです?」

「ええ。ノートには皇帝との企みまで書いてありましたからね。

 それを耳打ちした所、すぐに許可が出ましたよ」


あ~、自分の悪事までバレそうになったから、トカゲの尻尾切りをしたのか。

そこまで読んで行動する宰相さん、マジ有能。


「それから、奥さんや子供は何も知らなかったようですので、実家の方に引き取らせました。

 実家には事情を話してあるので、逆恨みするような事は無いでしょう」

「あっ、それは良かったです」


そういう子供が逆恨みするって話はよくあるからね。


「働いていた従業員の中で関わっていた者は全員投獄しました」

「ん? その言い方だと、従業員全員が関わってた訳では無いんですね?」

「そうです。メイド等は何も知りませんでしたね」


あ~、突然仕事が無くなった感じですね。

会社がいきなり倒産したようなもんだ。

俺も経験あるわ。仕事受けて納品した後、倒産されて1円も入金が無かった。あれは辛い。


「あっ、そうだ。じゃあ俺がその人達を雇いますよ」

「……えっ?!」

「だって見て下さいよ、この家。家のつもりだったのに屋敷になってるでしょ?

 元々人を雇うつもりでしたから、丁度良いかなって」

「それは構いませんが……中には恨んでいる者も居るかもしれませんよ?」

「そこは面接するので大丈夫です」

「こちらで調べる事も出来ますけど?」

「なんとかしますって。安心してください」

「キョウヤさんの『安心してください』は安心出来ませんけど……」

「じゃあ、1人だけ、信用出来る人を回して下さい。その人と一緒に面接します」

「判りました。いつ始めます?」

「明日からでも」

「あ、明日?! 明後日ではダメですか?」

「では明後日で」


やったぜ、従業員ゲットだぜ!

丸い赤白ボールが必要かな? なんてね。

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