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異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?  作者: お子様
第3章 快適生活へ向けて頑張ろう!
63/201

063 簡単なお仕事ですよ

仲間になったので、お互いのステータスを確認しあう事に。

と言っても、俺のを聞いたところで何も思わないそうで。

なのでホムラのを聞くだけとなった。


ホムラにステータスを表示させ、それを俺が聞いて書き取る。



----------------------------------------------------------------


名前:ホムラ


年齢:0歳3ヶ月


職種:ペット


種族:炎虎えんこ


レベル:2


体力:G


魔力:G


耐性:G


運:H


能力:ヒモ


----------------------------------------------------------------



ふむふむ……えっ?!

運がH?! Hってあったっけ?!

最低ってGだと思ったんだけど。ほら、他の所はGだし。

……そりゃあ穴にも落ちるよな。納得だわ。


「ところで、種族だけど」

「何だ? 珍しいとか言うつもりか?」

「いや、ウソ言ってないか?と思ってな」

「ウソなんか言うか!」

「だって猫じゃん」

「猫ではない! 炎虎だ! 今知ったけど、炎虎だ!!」


ステータスの出し方も知らなかったくらいだ。種族名も知らないんだろう。

しかし俺には種族ってのは出てなかった。何が違うのだろう?


「私からも言いたい事がある」

「何だ?」

「職種がペットになってるが?」

「そうらしいね」

「おかしいだろう! 仲間だろ?! 家族だろ?!」

「そういう文句はステータスを管理している神様にでも言って下さい。俺のせいじゃありません」

「……お前がペットとか考えてるからじゃないのか?」

「ところで、生まれたばかりなのに運がHっておかしくない?」

「誤魔化したな? いや、エッチとかジーとか言われても分からないんだが」

「え?! 分からないの?!」

「何故か読む事は出来るのだが、意味はわからん」


へ~。読む事は出来るのか。

そう言えば、識字率が低い異世界でもステータスは読めたりしてるな。

どういう仕組みなんだろうね。読んでるのではなく、脳が理解する感じか?

じゃあ目の前に出てるように見えるモノは、実は脳が作り出した幻覚?


「後、能力にヒモとあるが、これはどういう意味だ?」

「あ~それね。『体力の上昇率が低下する』っていう、良くないヤツだよ」

「なんと! 何故このようなものが付いているのだろう?」


多分ペットだからだよ。

自活してるペットはペットじゃないだろ。

飼い主に頼ってるからペット。見ようによっては確かにヒモだわ。


「多分だけど、大人になって自分で狩りをしてお金を稼げるようになれば無くなるよ」

「それまでに外しておいた方が良いんじゃないか?」


確かに。

成長と共にステータスは上昇するだろう。

なのに最初からデバフ状態では損だ。


「う~ん。ま、おいおい考えるよ」

「頼む。で、全部の意味を教えてくれ」


読めても意味が分からないのか。

まぁ俺もラノベの挿絵をしてなきゃ、こんなのが見えても意味分からなかったわ。


という事で、全部を最初から教えていく。

あっ、落ち込んだ。


「……なんと。私はそんなにも弱かったのか…………」

「生まれたばかりじゃしょうがないよ。強くなれば良いのさ」

「どうやったら強くなるのだ?」

「ふふん! 任せとけ!」


止めを刺すだけの簡単なお仕事ですよ。

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