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異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?  作者: お子様
第3章 快適生活へ向けて頑張ろう!
62/201

062 ネズミの駆除は頼むよ

全員で焼き魚を食べた事で、魚の在庫が無くなりました。

それどころか足りなかったので、持ってた食料も出しました。

ううむ、一旦戻って調達した方が良いかもしれないなぁ。


そう考えてたら、カワウソと目が合った。

その目は「食べさせてもらいましたわ。もっと採ってくるさかい、勘弁してや」と言ってた……気がする。

何でエセ関西弁なのかは謎としておこう。


確認する間もなく、各々が自分の仕事に戻っていく。

ここに残っているのは、俺と俺の護衛クマ、そして子猫と子猫の護衛クマ。


「美味かった」

「そりゃどうも。さ、薬の時間だよ」

「う、うむ……。そうだな、しょうがない、飲むか」


飲むかと言われて気付いた事が1つ。

ラノベでは傷口に塗っても効果がある的な話があるよね。

目に直接点眼したらどうだろう?


……さすがに実験で目はマズいか。

普通の傷の時に覚えてたらやってみよう。


子猫にポーションを飲ます。

昼飯を食べたせいか、飲む量が少ない。


「顔見せてみ?」

「どうだ?」

「おおっ! 濁りが大分無くなってる! この調子なら近い内に完治するだろう」

「そうか! 助かる!」


しかし、子猫に構ってると、いつまでも森に入れないんだけどさ。


「……もうすぐ治るから、ポーション持っていくか?」

「ん? それはどういう意味だ?」

「いや、どこかに行くみたいだったじゃん? だったら大分治ってきてるから行くのかな?と思って。

 それならポーションを分けるけど?」

「ここまで世話になっておきながら、ポーションを貰ってサヨナラなんか出来る訳がないわ!」

「そうなの? じゃあどうする?」


親を探すのが一番良い方法っぽいけどな。


「……考えたのだが」

「聞こうか」

「私が育つまで養ってくれないか? その代わり、育ったらそなたに協力する。

 狩りでも荷物運びでも何でもやろうじゃないか」

「う~ん……」

「わ、私は強くなるぞ?!」

「いや、飼うのは良いんだけどさ。連れて街とか入れるのかな~と思って」

「飼うって言うな」

「誰が考えてもペット枠だから」

「ペットではない! ……同士、そう! 同士だ! もしくは仲間! 家族と言っても良いかも!」


家族って。

それってやっぱペット枠では?とは言わない方が良いんだろうな。


「判った判った。同士で仲間で家族な。了解」

「すまんが頼む」

「いいって。そうそう、今、建築中なんだ。ネズミの駆除は頼むよ」

「任せておけ…………いや、だから猫じゃないと言ってるだろ?」


子猫が仲間になった! テッテレー


ぶっちゃけ、目が治っても安心出来なかったんだよね。

こいつ、絶対にドジっ子だ。目が見えるようになってても穴に落ちるに違いない。

川に入って魚を獲ろうとして流されるに違いない。

そんな雰囲気がある。

俺が注意してれば、ある程度は防げるだろう。


「じゃあ名前つけないとな」

「虎で良いじゃないか」

「トラか。う~ん、それでも良いけど……」

「……なぁ。なんか今イントネーションが違ったような気がするんだが?」

「気の所為じゃない? ミィとかどうだ?」

「それ猫だろ! 後、育った後に恥ずかしくなるようなのは止めてくれよ?」


だって猫じゃん。

しかし育った後の事まで考える必要があるのか。

でも言われてみればそうだよな。俺がDQNネームとかつけられてたら即改名しに役所に行くわ。


特徴で考えるか?

見た目は子猫。毛は虎。色も虎。しっぽの先がライオンみたいになってる。今頃気付いたわ。

しかも、しっぽの先は赤黒って感じの色の毛。


「コネ・アカグロ・ホムラ、どれが良い?」

「……コネってなんだ?」

「子猫、コネコから取った」

「……アカグロは?」

「しっぽの先の毛が赤黒っぽい色だから」

「碌なのが無いな! ……一応聞いておこう。ホムラは?」

「しっぽの先の形が炎っぽいので。それをちょっとカッコよく言ってみた」

「ホムラで! はい、決定!」

「アカグ……」「いや、ホムラで! 俺は今日からホムラだ!」


こうして子猫の名前はホムラに決まり、俺のペット、おっと失礼、仲間となった。

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