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異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?  作者: お子様
第2章 チートになれたので自重しません
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049 やだな~、怖いな~

本日2話目投稿です。

遊び疲れたのか、3時くらいには子供達が寝てしまった。

丁度良いので、それを機会にクマとインコを連れて商会に行く。


そこには既に檻が持ち込まれていて、作成したと思われる職人さんがボガスさんと共に居た。

俺が指定した位置に穴を開けて部品を取り付けてくれた。クマにビビりながら。


完成した檻をクマに左右に開かせてみる。

簡単に開いて通れるようになるなら、使用する場所とか考えなきゃいけないからね。


だが、クマの力ではびくともしなかった。

デフォルメのクマだから力が弱いかもしれないけど。


アイテムボックス風の袋に入るか心配だったけど、スルッと入った。

内部がどうなってるか気にはなる。

自動的に整理されているのか、それとも容量計算なのか。


「これからどうなさるおつもりですか?」

「街中で食事はします。寝るのは街の外かな?

 とりあえずは狩りや採取をしてお金を稼ぐつもりです」

「なるほどなるほど。では当商会もキャラバンを出しましょうか」

「はい?」

「貴方が狩りや採取に行く日は夕方にキャラバンを出します。そこに持ち込んでください。

 キャラバンと言っても、空荷の馬車と目利きの者と護衛の者が居るだけですけど。

 勿論強制ではありませんので、他の商会や冒険者ギルドに売られるのも自由です」


つまり出張買い取り所が来るって事か。

それは便利だ。街中に具現化した動物を連れて入るなと言われたし。

ってか、今まで無かったのが不思議なくらいだね。

冒険者とかが狩った物とか街中に持ち込んでたのだろうか?


「そこまでしてもらえるなら、売らせてもらいますよ。

 なんなら、リクエストも受け付けますよ?」

「それは助かります。考えておきますね」

「じゃあ狩りに行く日は、朝、ここに来ますよ。って朝だとまだ営業時間外か……」

「それなら入り口の所に旗立を用意します。

 行かれる場合は、それに横に置いてある旗を差してもらえれば」


なるほど。

汲み取りの仕組みと一緒か。

って、今の若い人は知らないだろうな。

汲み取り便所って満タンになってきたと思ったら、家の前に旗を出すんだよ。

そうすると汲み取り屋がバキュームカーで来る仕組みになってた。

何故俺が知ってるかって? 実家が下水も来てない程の田舎だったからだよ。


こうしてボガスさんとの話し合いも終わり、俺は街の外に移動した。



その日からの俺のルーティーンはこれ。


★狩りに行く日

朝、街に入り朝飯。ボガス商会に行き、旗を立てる。

外に出てサルを具現化。狩り開始。

サルが倒してもレベルが上がらない事実が判明した。

俺のレベル上げも兼ねて、夕方までは止め刺しに専念。

夕方、ボガス商会のキャラバンにその日の成果を渡す。

その時に前回の代金を受取る。


★狩りをしない日

1.街の散策。食べ歩き。

2.ボガスさんの家に招待されて子供と遊ぶ。

3.ギルドに行って、丁度良い依頼が無いか聞く。

4.帝都の周囲をピクニック。

これらのどれかをやってる。


そしてギルドとの約束の15日が過ぎた。

ここまで襲撃等は無かったんだけど、とうとうやってきた。国が。


「お前がキョウヤだな。皇帝陛下がお呼びだ。ついて来い」


武装した兵士50人くらいを引き連れて、強そうな貴族風の人が巻物を読み上げてる。

ボガスさんの言ってた事が現実になったじゃん。やだな~、怖いな~。


断りたいのだが、面倒な事になるのは判ってる。

それにトップと話せるのは悪い事じゃない。上手く交渉すれば良い結果になるだろう。

って事で、ついて行く事にした。


行く際に手錠をかけようとしたので、断固拒否。

「抵抗するか!」と騒いでたけど、無視して城に向かって歩く。

城はちょっとした山の上にあるので、すぐに判るのだ。アレに行けば良いんでしょ?

なんか殴られてるような気もするが、痛くも痒くもないので無視して進む。


「……行く先を邪魔されたら進めませんけど?」


とうとう兵士が俺を取り囲みやがった。


「貴様が抵抗するからだ」

「抵抗してないでしょ。誰が見ても無抵抗ですよ」

「調子に乗るなよ? 庶民風情が」

「その言葉、まるっとお返ししますよ。調子に乗るなよ、貴族風情が」


貴族かどうかは知らんけどね。


俺はしゃがみこんで、合羽の中でリアルクマを具現化する。3体ほど。

注釈には「俺の行く手を遮るモノは排除せよ。殺さないようにね」と書く。


即座に兵士とクマとのバトルが始まった。

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