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異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?  作者: お子様
第2章 チートになれたので自重しません
47/201

047 スミマセンの世界です

名前に間違いがあり、修正しました。

その日は好意に甘えて、敷地内でキャンプをさせてもらった。

夜には本当に囲いをして、警備員が徘徊してた。

ご苦労さまですと声をかけて、この店で買ったスープを差し入れしておいた。

俺の事も守ってくださいね。



翌日。


結局襲撃とかは無かったようだ。

ボガスさんに誘われ、朝食を共にする。

敷地内にテーブルと椅子を用意し、そこで食べるという豪快っぷり。

さすが冒険者なだけはある。

あれっ? 逆に考えると、俺を家に入れたく無かっただけ?


「いやぁ、お招きしても良かったのですけど、自分には息子と娘が居まして」

「悪影響になるからダメと」

「逆ですよ! 興味津々になって、キョウヤさんの邪魔になると思いコチラに来ました」


本当かなぁ。

上手くかわされたような気がする。


そんな話をしつつ、用意された結構豪華な食事をしてると、何やら騒がしくなった。

襲撃かと思ったが違うらしい。


「ああ。すみません。やはり抑えられなかったようです。息子と娘が来てしまいました」


あっ、本当だったのね。

スミマセンの世界です。


「おはよーございます! うわ~、本当に全身隠してるー!」

「おはよーごじゃいます。ねぇねぇ、暑くないの?」

「こらっ! お前達! 失礼だろ!」

「いえいえ。気にしませんよ」


ちゃんと挨拶する子は好きだ。

って別に子供は嫌いじゃない。

親のしつけが出来てない子供が嫌いなだけだ。

子供に罪は無い。クソでダメな親が悪いのだ。ま、そういう親の子は、大概可愛くない顔だが(偏見)。


子供の後を追って、女性もこちらに来た。

多分母親かな? ボガスさんの奥さん。

美人ですな。ちょっとだけムカついた。ちょっとだよ、ちょっと。


「お名前はなんて言うのかな?」

「僕はね、ラウス!」

「わたちは、シルヴィ!」


ラウス君とシルヴィちゃんね。

どちらも利発そうだ。後、楽しそう。

何にでも興味のある年頃なんだろう。

俺みたいな怪しい格好の者にも躊躇無く近寄ってくる。

自分で怪しいって言っちゃったよ。


「俺に興味があるのかな?」

「「うんっ!」」

「そうか~。じゃあ面白い事を2・3個やってあげよう」

「ほんとに!」

「やった!」

「す、すみません……」

「ああ奥さん、気にしないで。……奥さんですよね?」

「はい。ステラと申します」


ステラさんね。気品あふれる感じです。

ははは、ボガスさん、ちょっとつねって良いですか?


「なにやるの~?」

「ねぇねぇ! なに~?」


おっと、嫉妬してる場合じゃなかった。


「そうだねぇ。まずは君達を描いてあげようか」

「絵を描くの?」

「そうだけど……あれ? イヤ?」

「だって~~、じっとしてなきゃダメなんだもん……」


あ~、宮廷画家みたいな感じか~。

そりゃ子供には苦痛だわ。


「大丈夫。パパパッて描いてあげるから。って漆喰板が無いんだった。

 ボガスさん、紙売ってます? 買いたいんですけど」

「いえいえ! 描いていただけるのであれば、提供致します!」


そう言うと、近くに居た執事のような人に紙を持って来るように命じた。


すぐに準備されたので、椅子に座ってもらう。

紙はテーブルに置いて、見えるようにしてあげた。

描いてる所が見えた方が楽しいでしょ。


「じゃあ描くよ~。ほら、笑って~、にこ~」

「にこ~」

「にこ~」


ラウス君を先に描くつもりで座ってもらったんだけど、シルヴィちゃんも横に座ってる。で、一緒に笑ってる。かわいい。


俺はササッと輪郭から髪型を描いていく。


「うわ~、はや~い!」

「しゅご~い!」


わはは! もっと褒めてくれても良いのだよ?


結局、1人5分くらいで描いてあげた。


「お父さん! 似てる?」

「ああ、ソックリだぞ」

「おかあしゃん、わたしは?」

「ソックリよ」


家族団らんですね。くそぅ。


「ありがとうございます。額に入れて飾らせてもらいますよ」

「いえいえ。これくらいなら何時でも描きますよ」


何か久々に本職をやった気がする。稼いでないけどね。

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